WRC第11戦ラリー・エスパーニャではミークが復活

ラリー・エスパーニャは、1日目はグラベル、2日目以降はターマックとなる混成コースとなり、切り替えをはさんで順位がどう変動するのか、かなり注目となる大会となっています。

1日目のグラベルにおいては、さっそくトラブルとなっているのがトヨタのヤリマティ・ラトバラ。
困ったことにエンジントラブルでリタイアとなってしまっています。
どうもこの数戦はラトバラにトラブル続きですよね。
トヨタとしては、ハンニネンとラッピに頑張れと。
1日目のトップはヒュンダイのミケルセンとなっており、続いてM-SPORTのオジェが続いています。

2日目ですが、この日からターマックで、たった75分でメンテナンスによる切り替え作業。
そして、2日目は雨となったそうです。
ここしばらく調子が悪かったシトロエンのミークが首位に踊り出る結果となっています。
ミークは今年5回もリタイヤしてますからねぇ。
そして、M-SPORTのオジェが順調に続いている結果です。
さて、オジェを追いかけていた、ヒュンダイのヌービルですが、追いついていて0.9秒差まで迫ったにもかかわらず、油圧系トラブルに見合ってダウンしてます。
そしてトヨタ勢ですが、ハンニネンが大健闘しており、2日目が終わり、7位から4位に順位を上げています。


さて、最終結果がどうなったかですが、先ほど最終パワーステージが終了しました。
結果はこの通り。

1位 ヒュンダイ ソルド
2位 シトロエン ミーク
3位 M-SPORT オジェ

そして、ラリー・エスパーニャの総合順位はこのようになります。

1位 シトロエン ミーク
2位 M-SPORT オジェ
3位 M-SPORT タナック

ミーク復活です。
ミークは今年、とにかくリタイヤが続いちゃっていたのですが、今回は結構安定した走行で、飛ばし過ぎっという感じはなくなってます。
ガシガシ飛ばすのも見応えがあるのですけどね。

トヨタは、ラッピがリタイヤしちゃって、残ったのはハンニネンのみ。
健闘して総合4位でゴールしています。
ハンニネンは、ここ最近頑張っていますよね。
来年どうなるかいろいろと噂が出ていますが、トヨタに残って欲しいです。

そして、トップを追いかけていたヌービルですが、リタイヤとなってしまいました。
これで年間チャンピオンは、ほぼオジェで決まりとなりそうです。

次回、ラリー・グレートブリテンは10/26～10/29となります。

ではでは～。