以下、エビスサーキット・東北サファリパーク支配人 熊久保さんのブログより。
17日のブログ
「風評」 「救援物資」 「届いた!」
18日のブログ
「貴重な」
19日のブログ
「警鐘」
以下、全文です。
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警鐘
まだまだ余震が続き、本当に嫌になります。
震災から1週間がたち、皆さんの温かいご支援のおかげで、かなりの物資が被災者に届いていると思います。
30km圏内にも物資が届き始めたり、行政として集団避難を行い始めています。
しかしまだまだ30km圏内には物資が届かず苦しい思いをしている方々もします。
早急に物資を届けてあげたいです。
さてこの震災で起きた残念な犯罪の事です。
あまり報道ではこの犯罪のことはあまり報道をされません。
しかし、本当に許せない犯罪が横行しているようです。
実は今日、自分は居なかったのですが、井草のいるK-STYLEに・・・・
白昼堂々と・・・・倉庫に忍び込み、何かを盗ろうとしている人物が居たみたいです。
たぶんガソリンかもしくはガソリン用の携行缶を盗ろうとしていたのでしょう。
昨日くらいから二本松でもガソリン泥棒が多くなってきているということで、注意を促していたので、発見ができたのでしょう。
※残念ながら取り逃がしたらしく、110番して警察を呼んでも見つからなかったみたいです。
またほかの地域では、駐車中の車を壊してまでガソリンを盗むという悪質な犯罪まで。。
もちろんここでは書けないくらい、許せない犯罪も横行しています。
これはガソリンの不足、原発の風評と、いろいろな理由が重なったため起きた犯罪です。
是非このような犯罪が無くなるよう、報道やパトロールを強化してほしいです。
今直面している事、自分たちが被災者を受け入れながら、どうしていいかわからない事があります。
それは、誰が?どこまでの人が?被災者なのか、分からなくなってきています。
なぜなら、原発の風評により福島県民全部が自宅を離れると、避難者になってしまうのです。
もし二本松から放射能が怖いからと、自分たちが他の県に避難したら、
それはれっきとした”避難民”になってしまうのです。
実際は30km圏内で起きた問題のような、深刻な方々の避難は理解ができますが、それ以外となると・・・疑問が・・・・
またその避難者(30km圏外)が、避難者として救援を受ける。
各地域の自治体が受け入れをする。
しかしこれも、風評被害の一つなのなのかもしれません
ここへ来て今日、牛乳やほうれん草にに放射能が付着というニュースが流れ、最後には1年摂取し続けても問題ありません・・・等と・・・
もう!いい加減にしろ!
安全なら、発表するな!
原発のことは、どんな理由なのか、本当のことを発表しないで隠すくせに!
ちょっと放射能が、検出されたからと言って、ここぞとばかり、包み隠さず発表します!
みたいな、調子のいいことばかり!
この発表でどれだけの農家が、目の前が真っ暗になったことか?
この先路頭に迷うことか?
自分たちのプライドのために、
政府は、完全に福島県を見放したとしか思えません!
現場では必死に福島県を守ろうと、命がけで作業をしてくれている方々がいるのに・・・・
元はといえば、最初から隠さず、原発を再利用しようとも思わず、対策をしてくれていれば・・
本当に嫌になってきました。
震災後の犯罪も、原発被害も、何か人災としか思えなくなってきました。
すみません。
疲れからか、少々度が過ぎた発言になってしまったかもしれません。
しかし、本当に先が見えません。
沢山の被災者が、ありがたい沢山の支援者のおかげで、立ち直ろうとしています。
しかし、福島県民は地獄に落とされようとしています。。。
今日は本当にすみません。愚痴をお許しください。
でも負けない!!!!!!
”がんばっぺない東北!”
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今、「福島は原発で危ない近づくな!」って言うけども
実際は、全くと言っていいほど危険ではない。
そりゃ、原発の事故現場はある程度の強い値だが
政府が言ってる基準値は、凄く厳しい基準であり
例え基準値を超えたとしてもほとんど問題ないレベル。
「とにかく西へ逃げろ」などと言う考えは、おかしな考えで
ちゃんと原発を理解し回りの風評に流されず行動して欲しい。
私は、風評に流されず今後も福島に行ったり福島産の物を食べようと思う。
だって、CTスキャンやレントゲンを一回したよりも放射線浴びないんだし。
Posted at 2011/03/20 01:32:34 | |
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