プリ50　サスペンション回りの補修塗装

今回タイヤ交換の際にサスペンションアーム類の清掃と補修塗装を行いました。
アーム類を清掃して艶消しクリアの防錆ワックス系の保護剤を塗布すると結構、見え映えがよくなりました。

■使用した塗料
写真左：サスペンションアーム類の防錆剤（クリア色）にスリーボンドのスリーラスター6154Cを用いました。
ワックス系の塩害対策用の下回り防錆剤です。国産各メーカーの純正補修商品になっています。

写真右：アンダーコート塗料にはTeroson(テロソン)　SB3120を用いました。艶消し黒色です。
ゴム＋樹脂ベースの柔軟性のある皮膜で耐摩耗性・飛石保護性・防錆性・消音性に優れている、欧州自動車メーカーの純正補修商品とのこと。

防錆剤スリーラスター6154Cを塗布した状態です（写真上）。しばらくすると弾力性のある艶消しクリア層になります（写真下）。さらっとした仕上がりで、あまりべとつきません。この上から別の塗装は出来ません。シンナーなど溶剤でふき取り除去できます。

左リアサスペンションアーム回りに錆が発生していましたので塗装しました。
手順は①錆を耐水ペーパー120番で除去、②該当部分をプラサフで防錆、③シャシーブラック塗装です。

同アームの側面からのショットです。後日、補修部分にもスリーラスター防錆剤を塗布する予定です。

■追記　一週間後に補修箇所を中心にスリーラスター防錆剤を塗布しました。
写真上：スリーラスター塗装直後
写真下：乾燥後、艶消しクリアで表面もべたつきません。良い仕上がりです。

プリウス50系の濃厚色（ブラック、ガンメタ、ダークブルーなど）ではホイールハウス内がブラックに塗装されていません。見映えがもう一歩です（写真はフロント右側）。

ここには見映え、防音性を高める意味でボディーアンダーコートTeroson(テロソン)SB3120を塗布しました。

■所感
サスペンション回りはあまり見えない部位ですが清掃、メンテするとクルマ全体がしっかりした感じになりますので、時々下回りをのぞいています。