
今日はメンズデーで映画が1,000円だったので
Zガンダムの第3部を鑑賞してきました。
相変わらず旧作カットと新作カットのクオリティの違いは目に付きましたが…、そんな事はいろんな所で議論されてるでしょう。
まぁ、本音のトコせっかくだから全編新作で行って欲しかったですね。
私は富野監督の関わっていないスピンオフのガンダム物は別物として楽しむスタンスですので、このシリーズは久々の「ガンダム」って感じでした。
感想としては…
全シリーズを通して言えますが、ストーリーに直接関わらない人間描写の新作カットが非常に多かったのが興味深いですね。
特に仕草で人間関係の濃淡を表わしている描写が多く、なんか「オトナ」な感じが漂ってました。
やっぱり現役で見てた世代は既に三十代以上がほとんど。男女の心の機微もある程度は理解してるお年頃ですから、直接的でない表現の方が効果的なんでしょうかね。
この辺がどこかしらお子様向けなOVA等今時のガンダムとは違うところでしょう。
全体的にTV版ほど登場人物が鬱屈していなく、温和な感じに変わってるのは監督の富野さんの心情的な変化もあるんでしょうね。
あとハマーン様ですね。私はTVシリーズでは、この高慢チキな女の人がどうも好きにはなれなかったんですが、今回コレを見てイメージが変わりました。
この人はシャアにものすごい好意を持ってたんですねぇ。
ホント、台詞回しや仕草の一つ一つに、素直に表現できないシャアへの恋心(?)がビシビシと表れてる様に感じました。言葉の辛辣さの裏に滲み出てくる感情には微笑ましいものがあったような気がします。
…まぁ、結局はみんな散々な運命なんですが(涙)
話題の結末は「ふ~ん」って感じですけど。
後の作品との整合性は別にして、個人的には「こんなのもアリかな」と思いました。
まぁ好きな方はぜひ劇場の大画面で見て下さい。
つらつらと散文を書きなぐってしまいましたが
私もカウンセラーの端くれとして、いつかは尊敬する精神科医の樺沢紫苑先生の「スターウォーズ心理学」みたいな「ガンダム心理学」が書けるようになりたいですねぇ。
Posted at 2006/03/18 00:06:35 | |
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