エアコンフィルター交換

母上よりエアコンが臭えとのクレームが入ったのでエアコンフィルターを交換しました。
エアコンフィルターは大概助手席のグローブボックス付近にあります。
K12型マーチも例外無くそうなので、とりあえずグローブボックス内の物を出してバラします。
グローブボックス内の右側に怪しげなカバーがあるのでそれを外します。

怪しいカバーを外すとグローブボックスの蓋がゆっくり開くようにしているダンパーとワイヤーがあるので、グローブボックスのツメに引っ掛かってるワイヤーを外します。

グローブボックスの蓋を一旦閉めて、グローブボックス下に蓋のヒジを固定している樹脂製のシャフトが左右にあるので、それを外します。
真っ直ぐ煽らないと折れます。

樹脂製のシャフトを外すと蓋が取れます。
グローブボックス上4本と下3本の計7本のビスを外すとグローブボックス本体が外れます。

グローブボックス本体を外す時は、グローブボックス右側を弾力を利用してやや強引に引っ張り出して回すようにすると外れます。

グローブボックスが外れたら、助手席足元の右下の奥の方にエアコンフィルターがあるので引っ張り出します。
画像は見やすいように少し引っ張り出した状態です。本来は奥に隠れています。
フィルターとその蓋は一体型なので蓋ごと引っ張り出して交換します。

摘出。
新品との比較。
引くレベルで汚いです。
摘出したフィルターはおそらく活性炭入りのフィルターなので元々少し黒っぽい色なんだとは思いますが、それにしても汚いです。
グローブボックスの蓋に貼ってあった交換歴のシールによると平成19年に5万km手前で交換しているようなので、それ以降交換してなかったとすると約9年間15万km以上交換していない事になります。
まあ汚れ具合からして妥当かもしれません。
ちなみに、自分は容赦無く無視しますがメーカー推奨のエアコンフィルター交換頻度は1年又は12000km毎らしいです。

後は新しいフィルターをブチ込んでグローブボックスを元に戻すだけです。
フィルターには上下があり、親切に蓋の部分に書いてあります。
フィルターを入れたらグローブボックスを組む前に送風して異音等無く正常に送風されているか確認しておいた方が良いです。
確認したらグローブボックスを外した逆の手順で元に戻すだけです。
別に無くても困りませんが蓋のダンパーのワイヤーも忘れずに。

フィルターを交換して、臭いも無くなり送風も少し抵抗が無くなったような気がします。
ちなみにエアコンフィルターはエアコンだけじゃなくてヒーター使用時にも使われるので、クーラーを使わなくても汚れます。
送風が弱い場合や臭いが気になる場合は送風口に変な匂いのする消臭剤を付ける前にエアコンフィルターを確認した方が良いかと思います。