足元送風部の手直し

最近暑いですね。

そんな中、我がジムニーが足元の送風口から常時温風が出続ける熱中症誘発車両になってしまったのでちょっと直しました。

原因は足元送風のONOFFを切り替えるパタパタ動くフタ的な鉄板がちゃんと閉まりきらず隙間が空いてしまっている為、その隙間から風がダダ漏れになっているようです。
夏は別に暑いだけですが冬になると窓への送風量が弱くなってしまうので北海道民の私にとっては死活問題です。

画像は足元送風を閉じた状態です。
見にくいですが全体的に10mm程隙間があり送風が垂れ流しになっているのを確認しました。

確認方法としては、目視でもわかりますが、足元の送風が閉じる状態で送風口から指を突っ込んでフタが上に密着せずパカパカしていれば間違いなく漏れています。

問題のフタのフチに純正でスポンジテープが貼ってありますが、それが朽ち果てて粉々&ペシャンコです。
まあ二十数年間温風にさらされ続ければ無理も無いかと思います。

調べたところ、フタ自体を動かすロッドの寸法的にそもそもがガバガバらしく、ロッドの社外対策品があるみたいですが、面倒くさいのでこの粉々スポンジテープら辺で誤魔化すことにします。

とりあえず粉々スポンジテープを剥がします。
指で擦ればスポンジ部分が粉々になった後、テープの部分も呆気なく剥がれました。
ちなみに剥がしたスポンジテープの厚みは3mmくらいでした。
潰れたのか元々そんなもんなのかは永遠の謎です。

一応4辺全てにスポンジテープが付いているようですが、手前と左右は何とか手が入りますが奥の辺は手が入りません。
でも奥は肘側でそもそもあまり隙間が開かないのでスルーします。

清掃して新しく隙間テープを貼ります。
手前の辺を少し弾力のあるタイプのスポンジテープ、左右をフワフワな柔らかいタイプの隙間テープを貼りました。
厚みは共に10mmくらいです。

最初に全面に弾力のあるタイプのを貼ってみたら逆にスポンジテープが挟まって手前に隙間が空いてしまったので、左右はフワフワな隙間テープにすることで面にフィットしました。

送風してみると、ほぼ足元からの漏れは無くなりました。
幼稚園児レベルの工作でしたが極めて快適に乗れるようになったのでもう新車と呼んでも語弊は無いかと思います。

旧ジムニーはヒーターやファン関係の暖まらないor風が弱い系のトラブルが地味に多いので、暖かい今のうちに確認しておいた方が良いかもしれませんね。