紳士の嗜み(笑.
卓越化への欲望の対象物.
まあ分かりやすく言えば,
男の物欲の対象になりがちな三種の神器について考えてみます.
古典的には,クルマ,時計,靴.
今回はこの中で,時計に注目してみます.
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先日,友人の結婚式に出席したところ,
同席した元職場の同期が,
ジャガー・ルクルトのマスターコントロールをはめていました.
うーん,よいチョイスです.
確かに,30そこらの若造がする時計としては,
ちょっと不相応という意見もあるかもしれません.
ただ,かれは結納返しにそれをもらったというのです.
そういうエピソードがあれば,大いにアリだと思います.
むしろステキです.
それに機械式時計は,毎年ちゃんとメンテナンスに出せば
50年は使えるので,
分不相応など,じきに解消されます(持ち主が歳をとるので).
もちろんルクルトですから,値段は結構高いのですが,ノーブルでミニマルな装飾が
あまりそれを感じさせません.
どこでもはめていけるよい時計です.
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いいなー,自分もそろそろなんかまともな時計をひとつは買わないと・・・
と考えるところなのですが,選択が難しいです.
古いアンティークが一応一本あるのですが,防水性などから普段使いには無理がある.
そこで,
条件は
・普段使いできるもの
・定番は避けたい
・防水はほしい
・機械式
・装飾性は低め
本来であれば,最初の一本はロレックスやオメガの定番が
つぶしが効いていいと思うのですが,
そういったを後回しにしがちな性格が災いし,
時計選びは難航しています.
ていうか冗談抜きで10年以上停滞しています.
とりあえず無くてもなんとも困らないので,
気に入ったのがあれば買おう,と思って10年.
三十路も過ぎたし,子供もいるし,
そろそろホントまともなの買わないと….
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クルマで言えば,オープンカー+ワゴンは自分の中での理想形のひとつなのですが,
どうにも一台しか持てない自分は,その二択から前者を選びました.
(ちなみにワゴンで候補に上げたのは,アルファ159スポーツワゴン,SAAB9-3エステート,Audi Allroad quattroなどでした)
たとえばクルマで言えばメルセデスのC.
あるいは今勢いのあるボルボの60.
そういった間違いないチョイスの時計を,
気負わずさらっと買えるのが大人なんだろうなー,
とは思いながら,それができずに逡巡している自分.
やはり青二才なんだなと思う今日この頃です.
ちなみにマスターコントロールの彼は
型落ち丸目のCクラスの6気筒セダンをヤナセ認定で買っています.
彼は弱冠30歳にして,賞賛に値するコンサバ能力です笑
それにしてもこうして書いてみると
なんだか時計もくるまみたいなことになりそうな気がしてならないです笑
Posted at 2012/12/13 18:35:37 | |
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