
いまや超希少車となってしまったC4セダクション。
悲しいくらいにパワーありません。
カタログ上の数値120psをどう捉えるかはさておき、
信号ダッシュで商用ワゴンに置いていかれることも
しばしば。
どこぞのモータージャーナリストも新車インプレで「
上り坂でアクセルを踏み込んでみても、スカスカで一向にエンジン回転が盛り上がらない。僕なら迷わずエクスクルーシブを選ぶ」とかなんとかのたまってました。実際、私もこれまで、べた踏みしても一向に頑張ろうとしないエンジンに正直あきらめ加減でした。
ところが最近それが誤りだったことに気付いたんです!
C4(セダクション)のアクセル、特に硬くもなく普通の力で踏み込めます。
で、普通にずい~と踏み込んでいくと、ある地点で「明らかな底付き感」があります。
この時点で一応ATのキックダウンは行われまずが(2速まで)、かといって急激に
エンジン回転が上がるわけでもなく期待した加速も得られません。
で、そのまま踏んでいると徐々に回転上がってきて超時間差で加速を始めます。
くだんのジャーナリストもこれを以ってダメ出しをしていたものと思われます。
ところが実は「その先」があることに最近ようやく気付いたんです。
「明らかな底付き感」の地点から更に力を込めて床のようになったアクセルを踏み込むと、そこには真のフルスロットル領域が待っていました。
ギアはすぐに一速まで落ち、エンジンは咆哮を放って猛然と加速を始めます。
アクセル開度に合わせてリニアに回転のあがるエンジン、力強い加速感!
おおっ、これが真の実力だったのか!完全に目からウロコ状態です。
もちろんハイパワーのスポーツ車とは比べるべくもありませんが、
今まで持っていたマイペースなセダクションのイメージからはかけ離れた
雄々しいフレンチ・ハッチの姿がそこにはありました!
これはもうすぐにでも箱根に向かうしかないな(笑)
ということで、またちょっと惚れ直しました、My C4♪
1年以上経ってもまだまだ発見多いです。
※画像はイメージで、もちろん借り物です。自分じゃ撮れないですしね (^^;
Posted at 2013/08/25 21:52:57 | |
トラックバック(0) |
小ネタ | クルマ