しろ。のブログ一覧

カババに掲載していたロードスターの買い手が決まり、引き渡しが完了しました。

今回は、どのような流れで買い取っていただいたかを共有するためのブログを書いてみようと思います。



まず、今回買い取っていただくにあたり重視した点として

「取り付けたパーツの価値を評価していただけること」

がありました。



というのも、基本的に買取価格の査定において社外パーツは評価対象外、むしろマイナスになる要素さえ含んでいます。

しかし、今回ロードスターに取り付けたパーツは長く所有するつもりだったこともあり、自分なりに「純正と言われても遜色ないクオリティに感じられるパーツ」、SACLAMサイレンサーやBARUTAカーボンパネルのようなコスパより高品質を重視したパーツを選定しており、多くの方に「このパーツなら付いているのがありがたい」と評価していただけるものが多いはず！と考えました。



そこで、掲載していただける車両情報が豊富、かつ「200万円以上は一律10万円」と手数料の安いカババに掲載していただくところからスタートしました。

カババの査定を受ける際に「一社のみ買取店の査定を仲介してもよろしいでしょうか？」という話があり、自分としても一般的な買取価格も知りたかったため査定を依頼したところ、ネクステージが来訪して金額を提示。

さらに、ネクステージの提示価格が妥当なのかを知りたい思いから、社外パーツを評価してくれそうな印象のあったGT-NETにこちらから連絡。査定に来ていただき、ネクステージより高い価格をご提示いただきました。

それでもカババよりは低い価格だったため、2社の査定結果は保留としたまま掲載を続けて購入検討者を待ちました。



アクセス数といいね！はカババに掲載されているNDロードスターの中でもかなりの評価をいただいたと思っていますが、問い合わせは1件のみでした。

そんな状態で掲載から2週間程度過ぎた頃、カババから「入札を実施してみてはいかがでしょうか？」と提案がありました。

「入札」とは、カババに掲載された車両を複数社の買取店査定にかけ、販売者は最高値を提示した会社とのみやり取りするという仕組みです。

今回、この入札によってGT-NETさんより高値の金額をご提示いただいた業者さんに販売することになりました。なお、この入札で最も低かった金額は最高値の40万円安でした。適当に売らなくてよかった…。



では、なぜ最高値を出せたのか？
それは「1週間以内に引き取らせていただけるなら」という条件があったからでした。
売る側としては、すぐに引き取れるなら価格の変動を気にせず買い取れることで、予測に限りなく近い価格で売れるのだろう、と勝手に推測しています。



まだMSpRロードスターの生産開始や納期確定の案内はありません。
それならそこまで急ぐ必要はないのでは？と思われるかもしれません。

しかし、査定に来られた業者さんが仰っていた

「買取時期が1月になると年式が1年落ち、それにより一律で価格が下がる」

という話が引っかかっていました。

一方で、別の業者さんは

「車が一番高く売れるのは1月〜3月」

という話をされており、一体どちらが本当の話？いや、どちらの値が大きくなるのだろうか？気になってきました。



そこで、この2つを天秤にかけるためにChatGPTに尋ねてみたところ

「年式が1年落ちることによる減額分の方が、1月〜3月まで待って売る際の増額分よりも大きい」

とアドバイスがありました。



カババ提示額を買取で超えることは難しく、灯火類フルLED化や新型マツコネといった後付けが難しい装備を搭載しているND2が存在する以上、うちのNDの評価がこれ以上上がることも考えにくい。

それなら、ほぼカババ売却時と変わらない価格まで引き上げていただいた買取価格で売るのがベターだろう、と売却を決断しました。



実際に自身で対応したのはカババ、ネクステージ、GT-NETの3社ですが、3社に加えてカババを見た一般の方の検討に加えて、カババからの入札依頼で複数の買取店の検討も行われ、その結果、ほぼ自身の希望額で売却することができました。



今回の売却の流れでカババがどのように収益を上げているのかも知る機会となりました。個人売買の双方からの手数料のみならず、買取店への仲介により手数料をいただくことで成り立っているのでしょうね。

利用者としてはより高く売れることが重要で、この観点から「まずカババに査定を依頼し、そこから幅を広げる」という販売方法、個人的にアリだと思います。
今後また売却の機会があったらそうするつもりです。



売却の経緯は以上です。
このブログが皆さんの参考になりましたら幸いです。