お嬢が尊敬している人がまた天国に行ってしまった。
今朝の
ニュースに衝撃を受けた。
彼女は17歳という若さでこの世を去った。
「アシュリーちゃん」の愛称で知られるカナダの女性。
人の何倍もの早さで歳を取る難病「プロジェリア」を患っていた彼女は
様々な
メディアに取り上げられて彼女の存在と共に、病気の存在を広く知られるようになった。
私も彼女の番組を見るまで病気の存在も知らなかった。
平均寿命が13歳と言われている中、
彼女は常に強く、明るく、真っ直ぐに17年と言う人生を生きた。
世界に30人ほどしかいないこの難病にかかった彼女は、
その運命を決して悲観的に取らず、自分に与えられた使命だと考えていった。
その運命はとても過酷なものだと言うことを彼女は十二分に理解していたはずなのに、
いつも前向きで、明るく、どんなことにも挑戦しようとするパワーみなぎる日々をおくっている姿に、私は心を打たれた。
どうやったらあんなに強く真っ直ぐにいられるのだろう?
何が彼女をそうさせるのだろう?
運命は変えられない。
だからこそ、それを受け止めて「今を生きる」しかないのかもしれない。
恋をして、アルバイトもして・・・
普通の子と何ら変わらぬ日々をおくっていた彼女。
17年という彼女の人生は、他の誰よりも濃いものだったと思う。
それに比べてお嬢はどうだろう・・・
自分に甘えて、やるべき事も後回しにしたり、
「まっ、いっか・・・」と適当に流したりすることが良くある。
『今しなくても、明日もあるから・・・』
そんな思いでどれ程の時間をムダにしてきただろうか。
「1日24時間じゃ足りない!」
もし、30時間あったとしても同じことを言っているだろうね。
「1日30時間じゃ足りない」と。
1日24時間。
それは万人に平等に与えられたもの。
その時間をどれだけ大切にするか。
タダ単に、その時間を過ごすのではなく、その時間を生きる。
アシュリーちゃんが番組で言っていた言葉がとても心に残っている。
「人生は長さじゃない。どう生きるかなんだ」と語る彼女はとても眩しく見えた。
10代の少女が語るにはとても重く、強い言葉。
私が10代の頃、何をしていただろう?
それを思いだすことも出来ないほど、ノホホンと過ごしてきた。
これからは、「今日」という日をしっかり生きて行こうと思います。
そして、この瞬間を愉しんで行けたらいいな。
アシュリー・ヘギちゃんのご冥福をお祈りすると共に、
彼女が教えてくれた「生きる」と言うことをしていこうと思います。
ドキュメンタリー番組で
「サイエンスミステリー」でアシュリーちゃんの特集が来週の日曜日に放映されるそうです。
2009年5月2日(日)21時から
第一回 短い命を刻む少女…その命から見えてくること
第二回 短い命を刻む少女 アシュリー
第三回 短い命を刻む少女アシュリー
第四回 短い命を刻む少女・アシュリー
第五回 短い命を刻む少女・アシュリー
第六回 短い命を刻むアシュリー/続編
Posted at 2009/04/23 18:13:39 | |
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