
火曜日の夜はいつもの洗車



夕方に書いたけれど、S2000の生産が中止されるという発表がショックで
いつものようにウキウキモードの洗車ではなかった(。>_<。)
でも、いつも以上に丁寧に磨いたよ

ボディを指でなぞってみる。
シャープなラインだけど、女性的なフォルム
余計なもの、無駄なものを一切排除した内装
ただそこにあるのは、純粋に走りを愉しむという技術者たちの熱い思い。
未だかつてこんな車が国産にあっただろうか?
採算性など一切考えていないのかと思わせるほどの造り。
全神経をエンジンや性能に集中させて創られた車
敢えてMTの設定のみとし、グレードも2タイプしか創らない
それが故に、マニアックすぎて一般市場にあまり出回らなかった。
売れないことはわかっていただろう。
採算が合わないこともわかっていただろう。
でも、ホンダは10年という月日をかけて作り続けてきた。
お嬢はその思いにも惚れたのかもしれない。
メーカーがこぞって売れる車ばかり作り続ける中、S2000は違った。
乗れば乗るほどに味わい深く、奥が深い。
渋滞してようが、前に広がる海を眺めながら停まっていようが、運転席に座っているだけで幸福を感じられる。
そんな車がもうすぐ生産終了する。
もう新しく産声をあげることもなく、ただ、これからは1台…また1台…と消えてゆく。
何でお嬢はS2000との衝撃的な出来事はいつも月末や27日に重なるのだろう(。>_<。)
そう思いながら洗車していたら、もうこんな時間
赤S君はこの発表をどう見ているのだろう。
お嬢はこれからも色々な所へ走り続けていいのかな…
ソアラは母と私で14年乗った。
ワンチは13年、20万キロでもまだ元気だ。
そう思えば、まだまだ走っても問題はない。
生産終了した車はまだまだ世の中に山ほど走っている。
赤S君は大丈夫だよね?
そう問い掛けながら洗車していたら涙が溢れてきた。

Posted at 2009/01/27 21:46:20 | |
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