個人情報保護に努めなければらないのは、企業も学校法人も同じこと。でも、これはいささか拡大解釈し過ぎではないだろうか?
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撮影ご遠慮ください、保護者から不満も 田辺中学卒業式(和歌山)
3月に初めての卒業式を迎える田辺市学園の県立田辺中学校(浜野公二校長)は、個人情報保護法などを理由に、会場での保護者らによるカメラやビデオ撮影を事実上禁止する方針を立てている。すでに入学式でも実施しているが、保護者から「子どもの成長を記録に残したい。撮影をさせてほしい」などの声が上がっている。県教委は「学校が決めた事柄で、県教委が良い悪いは言えない。良識の範囲内の撮影なら法律には抵触しないだろう」と話している。(一部省略)
これに対し、浜野校長は「保護者としての気持ちはよく分かるが、写るのが自分の子どもだけではない場合、個人情報保護法で規制される。撮影されるのを嫌がる生徒や保護者がいるかもしれないし、ほかに流用される可能性もある。その場合は学校として責任が持てない」と説明。(以下省略)
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確かに他に流用される可能性はゼロでは無いと思います。心無い人が訳の分からない撮影を行って転売することもあり得るかもしれません。
でも、だからと言って「禁止」するほど神経を尖らせる必要があるのかなと思います。ビデオ撮影は「個人として子供の成長記録を残しておく」ことに限定した目的とし、それ以外の使用については何ら責任を負わない、と明示しておけば十分なのではないかと。まさか、これも
学級委員長の件と同様、人権団体が背後から圧力をかけているのでしょうかね。
ところで、
この学校のホームページには多数の生徒の写真が写っていますが、それこそ全員の許可を一人ずつ得ているのでしょうか?個人では無く、学校法人として撮影した写真・ビデオだから関係無い、という論理???
Posted at 2009/02/16 23:29:07 | |
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