好評のハイブリッド車、トヨタ・プリウス。
すでに30系の旧型プリウスに隠しコマンドがあることは知られていますが、
新型プリウスである50系にも隠しコマンドがありました。
エンジン始動前に隠しコマンドを入力すると、
2種類のメカニック用の特殊な裏メニューを表示するのです。
隠しコマンドでメンテナンスモード
プリウスは、停車時にはエンジンは停止状態。それが、隠しコマンドで突入するメンテナンスモードでは強制的にエンジン駆動となり、エンジン調整・排ガス測定・スピードメーターテストなどが行えるのです。
具体的には、停車時でもエンジン駆動になり、補助バッテリーへ強制充電できます。OBDⅡ+アプリで測ると、アイドリング→アクセルベタ踏みで、約1,000→約2,500回転でした。
また、隠しコマンドで表示されるサーティフィケーションモードでは、エンジン駆動は無しのままスピードメーターやダイナモメーターのテストが可能です。なお、両モードともタイヤの空転を抑えるTRC装置が自動でオフになります。
隠しコマンドでペダルを踏む回数
新型プリウスの隠しコマンドは、次の操作を60秒位内に行います。まず「A/C OFF」の状態でPOWERボタンを2回押し、「!」マークがオレンジ色に点灯するのを確認してください。
左足でブレーキを踏み、Pモードでアクセルペダルを2回踏み込みます。次に、Nモードにしてアクセルペダルを2回踏み込むのです。さらにPモードにし、アクセルペダルを2回踏み込みます。
インジケーターランプがオレンジ色に点滅したら、ブレーキを踏んだ状態でPOWERボタンを押すのです。
なお、ペダルを踏む回数が各2回でメンテナンスモード、3回でサーティフィケーションモードとなります。
Posted at 2017/09/06 18:10:17 | |
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