Z4にコーティングを施してからちょうど一年が経ち、メンテナンスの時期になりました。
沖縄では超有名なコーティング専門店、朝に車を預けて夕方取る手配でした。
その間代車の軽自動車を借りて帰宅。
夕方予定通りに終わったとの連絡が入り、高速に乗ってお店に向かいました。
西原インターを降りるとちょうど夕刻のラッシュアワーの時間帯に重なり大渋滞。
ゲートをくぐった時点からすでに長蛇の列。のろのろと進み、バイパスを南に向かってしばらくすると緩やかな高架橋があります。
そこで悲劇は起こりました。
渋滞の中、登り坂を前車に合わせて低速走行している時に
ストン。
ん??
エンジン止まった!?
急いでイグニションキーを戻してひねってもクシュクシュクシュ・・・・・
と苦しそうな声を出すだけでエンジンはかかってくれません。
マジ!?
ほんとに!?( ̄0 ̄;)
こんな大渋滞の中で!?( ̄ロ ̄lll)
急いでハザードランプを付けて後続車に異常が生じて立ち往生していることを知らせ、自分はすぐさまお店に電話しました。
車内に緊急時のマニュアルも無かったし、お店はここから5分とかからない場所にあります。
すぐ向かいますとの返事をもらい待つことにしました。
実際上下線の渋滞を考慮しても15分以内には着くはずです。
まさか自分が大渋滞中の国道のど真ん中で立ち往生して、さらに渋滞を引き起こす原因になるとは・・・。
その間脇を通り過ぎていくドライバーの冷たい視線、怒りに満ちた視線を感じます。
自分も逆の立場なら当然同じ気持ちになるので、その人たちの気持ちが痛い程分かります。
他車に申し訳ない気持ちと焦りによる冷や汗、クーラーが切れたことによる暑さの汗、まさに2重の汗をこれでもかと掻きました。
汗焦汗焦汗焦汗焦・・・・・・
遅い遅い遅い・・・・・・
待っている間何回もチャレンジするもエンジンピクリともせず。
三角ポールなんて当然無く、反射板も見当たらない。
そんなテンパリ気味の状態で待っていると、やっとお店の人が来ました。
「どうしたの?バッテリー?とりあえず自分が押すから側に寄せようか」
どうしたのじゃねーし!!
おたくの代車でこんな羽目になっているのになんか態度がでかいな(怒)
とりあえずその人に押してもらい、車道左側ぎりぎりまで動かして停めました。
「警察とかレッカーとか呼んだ?」
「いやいや、○○の代車だから直接電話したんですよ。○○の人じゃないんですか??」
「あー代車なの。自分は後ろ通ってただけだよ」
へい!?(゜o゜)
なんと渋滞に巻き込まれていたドライバーさんが車から降りて応援に来てくれたのでした!
( ̄∇ ̄*)
なんていい人!! (ノω・、) ウゥ・・・
知らなったとはいえスタッフと間違えた自分を恥じました。
勘違いしたことを謝り、感謝の気持ちを伝えてその人は去って行きました。
元々片側2車線の左側車線で停まっていたのですが、さらに脇に寄せてもらったことで車の流れも少しスムーズになりました。
「世の中にはこんないい人がいるんだなぁ」
人の温かみを感じ、少し感慨にふけっていると、しばらくして本当のスタッフが現れました。
結局電話してから40分(!!)も経っていました。
平謝りされたあと一通り状況を説明しましたが、バッテリーでは無いとのこと。
とりあえず乗ってきた車に案内されてお店に向かいました。
店に着いてピカピカになった愛車と対面するも、すっかり暗くなってて光沢の程もよくわかりません。テンションも大幅ダウンで説明も耳に入りません。
当然写真なんて写す気にもなりません。
しかも対応した女性スタッフは「すいませんねー大変でしたねー」とまるで他人事。
車検も最近通したばかりの車だったとか、これまでいきなりエンジンが止まることはなかったとか、なんか言い訳に聞こえることばかりを口にして怒りを通り越して呆れてしまいました。
こちらの運転の仕方が悪かったのかなと思わせるような言い方にも受け取れました。
ちなみにガソリン満タン返しなので極力クーラーも使わずにアクセル操作も緩やかに、エコ運転を心がけて走ったんですけどね(-_-;)
ここまで精神的苦痛を味わい時間をも無駄にし、他のドライバーへも迷惑をかけたのに、きちんとした謝罪も無く、作業内容の説明を事務的に進めるだけでした。何かサービスがあるだろうと思っていましたがそれも無かったです。
技術があっても有名であっても、予期せぬトラブルが起きた時にきちんと対応するのが本当のプロであり一流企業ではないでしょうか。
かく言う自分の職場もそうです。投書箱(ジャスコとかにあるような)を設置し、批判や不満の意見が出ればそれに対して接遇の改善をしていっています。
今回は車はピカピカになっても心はどんよりのままでした。
しかも一緒に頼んだホイールコーティングのメンテに関しても、初回施行時にホイールの被膜は早く落ちると言われたから今回も頼んだのに、ボディーの作業途中に電話がかかってきて、「ホイールはまだ綺麗だしコーティングは3~4年は持つからしなくていいと思います」だって。
どっちやねん!
ちなみにその後何が原因だったのかの説明や謝罪の電話は今現在ありません。
自分としてもどうしてそうなったのかきちんと知りたいんですけどね。
それにしても画像見て分かるように、あと20mも行けば下り坂でした。そこまで走って止まってくれれば下りの惰性で脇道に入り、後続車にも迷惑をかけずに済んだでしょう。応援を待つ自分の気持ちも全然楽だったと思います。
まさに色んな意味で
不運。
そして後日お礼を言うべく、車を押してくれたおじさんの連絡先を聞かなかったのがまた心残りでした。
この場を借りて、
ありがとうございましたm(_ _)m
前回ブログのスピード違反で捕まったのは6日木曜日、今回のエンジンストールは14日の木曜日。自分にとってはまさに悪魔の木曜日でした(>_<)
まさか20日木曜日にも何か・・・(怖)