クラッチ交換

クラッチ切れ不良が発生して、分解なしのトラブルシュートではクラッチ板が怪しいとなりました。
年の瀬も迫ってきているタイミングですがクラッチ交換を決行！

場所は天気の心配があったので、NAO's Projectさんの秘密基地を使わせてもらいました。あとは助っ人にもぐさん、IIcx君も参戦。
オレ、何もしなくても...、と思っていたのですが。もぐサンはなんと遅刻...

寒いのもありますが、かなりゆっくり作業で昼前には折り返し位まで来ました。

そして下したクラッチ版ですが...
摩材(フェーシング)がリベットより外周ゴッソリと無くなってます。
そりゃ調子悪くなるわけだ！

ブローしたクラッチ板は、KITサービスのカーボンクラッチ。
当時は評判が良かったようですが、現行のVABとかにも使えるサイズなのに現在は販売をやめていました。

フライホイールを外してみると、吹き飛ばされた摩材が毛のようについてました。(汗)

クランクオイルシールから若干のオイル漏れ有り。部品手配しておけばよかった...

そして後日、ブローしたクラッチをチェックしてみると、何かおかしい！

何とベースプレートの鉄板が赤線のように曲がっていて、緑線の摩材面(緑線)との間に隙間が！！！

そりゃ調子が悪くなるわけです。
ベースプレートの曲りがスプリングの役目をして、無駄に半クラ状態にしてくれていたと推測できます。

今回はSTIのExedy製、オーガニッククラッチにしてみました。
比べるとベースプレートの構造が全然違い、厚みもあるので安心です。

これで当分クラッチの心配はないはず！