久々の日記です。
レースがやりたくて、一昨年からレーシングスーツを購入したり、グローブやシューズも耐火性のあるFIA公認のものにチェンジしてきました。
でも、ヘルメットだけは6年前に初めてジムカの練習に行くために、ドンキで買ったバイクヘルのままでした。
昨年のS耐での事故をまのあたりにしてから、HANSの導入を真面目に考えるようになりました。
遊びにそこまでは必要ないという考えもあると思うんですが、逆に考えれば遊びの草レースだからこそ何が起こるかわからないし、安全第一を考慮するべきだと思うんですよね。
とはいっても、それなりの投資は必要なわけで、なかなかいっぺんに揃えるのは厳しい状況です w
今年からアイドラーズでバイク用ヘルメットが使用不可となったこともあって、かなり迷いましたが、思い切って四輪レース用のヘルメットを購入してしみました。
アライのGP-6Sです。
在庫がないと納期に2ヶ月くらいかかるらしいので、在庫のありで出来るだけ安いところ探して買いました w
数千円安いGP-5Wとちょっと迷いましたが、最新のSNELL 2010規格でHANSのアンカーをインストールするのが簡単だったし、デザインもちょっと6Sの方が好みで、開口部が狭いので某バラクラ女優さんみたいに、フェイスマスクがズレてくることも無さそうだったので www
ついでにHANSもと行きたいところですが、無い袖はふれないので
でも今、正直すごく迷ってます。
この先為替がどうなるか不透明で価格も上がる可能性もあるし、どうせなら来月末のアイドラーズで使いたいし……
以下はHANS導入に向けての覚え書きです。
導入をお考えの方は参考にしてください。
まずはHANSの有効性。
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上がHANS無しで下がありです。
前方からクラッシュした場合、頭は想像以上に前方へ投げ出されます。
ウソだと思うかもしれませんが、ステアリングに顔面がぶつかることもあります。
そして頭部や首へのダメージが重大な結果を引き起こすことも。
HANSはヘルメットをテザー(紐)で固定することによって、クラッシュ時に頭部と首を保護します。
HANSを使用するにはヘルメットに専用のアンカーを取付けなければなりません。
現在国内で通常入手出来る物は二種類あります。
上がFIA 8858-2002規格で、下が8858-2010規格のものです。
どちらも互換性があるので、どちらのアンカーも使用できます。
では、何が違うのかというと2002規格には薄型のフランジナットが付属していて、これを帽体の中に入れてアンカーを固定するようになってます。
GP-5等の取付け穴が開いているSNELL SA規格や自分で穴を開けて取付ける場合はこちらを使用します。
取り付けは、こんな感じでけっこう大変みたいです。
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ちなみに穴を自分で開ける場合です。
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GP-6等のSNELL SAH2010規格は、あらかじめアンカーを取付けるための6mmターミナルが装備されてるので、アンカーは8858-2010規格のものを使用します。
どちらも各メーカーの物が大体8500~9000円くらいで販売されてるようです。
それと国内では一般的ではないようですが、アメリカではクイックリックアンカーというストラップを引くことでテザーの脱着が簡単に行える物もあるますが、こちらはFIAの公認ではありません。
FIA公認についてですが、SA規格に2002規格のアンカーを取付けた場合、メーカー等しかるべきところに依頼した場合は公認で、アンカー、FIA公認ステッカー込みで21000円が相場みたいです。
また、SAH規格に2010規格のアンカーは自分で取付けても公認となります。
もっとも草レースで使用する場合はFIA公認は必要ないけど w
HANSについての規定が書かれてるJAF の国内車両規則の第4編 付則を見ると
10.頭部および頸部の保護装置(FHRシステム)
3)
(3)テザー取り付け点がヘルメット製造業者により当初から装着ているヘルメットの使用が推奨される。また、公認されたテザーの使用が推奨される。
http://www.jaf.or.jp/msports/rules/image/2013regulation_fusoku.pdf
と、あるのでFIA公認でなくても国内の公式戦では使用出来そうな感じ。
さて、どうしたものかな?
Posted at 2013/06/17 01:20:31 | |
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