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2020年03月08日

CR22S パワーアップ計画⑥ ヘッドOH編 パーツ洗浄

CR22S パワーアップ計画⑥ ヘッドOH編 パーツ洗浄 訂正
前回ヘッドボルトを外すのは内側から対角線にと書きましたが、外側からの間違いです。
<(_ _)>




池田でございます。洗浄編やっていきます。



とりあえず外したヘッドとヘッドガスケット、ブロックを観察。


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ヘッドガスケットが抜けた跡はないように思われる。また、燃焼室にはもっとゴリゴリにカーボンがついていると思っていたが、思ったほどついていなかった。シリンダー壁にはクロスハッチがしっかり残っていた。


ヘッドをばらしていく。まず乗っかっているだけのロッカーアームを取り、ラッシュアジャスターを引き抜く。


次はバルブスプリングコンプレッサーを用い、コッターピン、リテーナー、スプリング、バルブを外す。


その後バルブステムシールを引き抜き、バルブスプリングシートを取る。


整備書ではこの後新品に交換するためにバルブガイドを打ち抜くとあるが、打ち込む際ヘッドを80℃~100℃に熱する必要があるようで、打ち抜いたが最後、自分では打ち込めないと判断し交換は諦めた。



カムもカムカバーから外す。Ex側はミッション側にあるカバーを取れば、In側はデスビを取れば引き抜ける。



いよいよジャブジャブ洗っていく。機械の金属部品を洗うのは灯油がセオリーと聞くが、今回は水(お湯)に溶かして使う粉末の洗剤であるサンエスKとメタルクリーンαを使用した。



ヘッド、バルブ、カムカバー等々自分の気が済むまでガシガシ洗う。


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個人的にはサンエスKよりメタルクリーンαの方が汚れが落ちやすいように思える。ただし値段は少し高い。
 


バルブに焼き付いているカーボンは漬け置きしてもあまり取れなかったため、ボール盤にバルブをセットして回し、オイルを塗った耐水ペーパーでカーボンを削り落とした後ピカールで仕上げた。バルブとヘッドの当たり面(バルブフェイス)に致命的な傷をつけないように細心の注意を払う。


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ここでやらかしその①が起きた。ヘッドをサンエスKで洗った後放置していたらバルブガイドが錆びてしまった。ヘッド自体はアルミだが、バルブガイドが錆びる材質だとは思わなかった。また、てっきり防錆剤が含まれていると思っていたが、よく読んでみるとそんなことはどこにも書いていない…(メタルクリーンαには含まれている)
素直に灯油で洗えばいいものを…



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写真ではバルブステムシールとスプリングシートがついているが、錆びてしまった後に、取れるものだということを知った。


幸い指でこすれば落ちるような薄い錆びだったのでウエスやらブラシやらで頑張ったが全ては落としきれなかった。内側の錆はすり合わせの際バルブと触れて落ちそうだ。


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カムはもし万が一錆びたらヤなため、新しいオイルを塗って新聞紙に巻いて保管、バルブスプリング、コッター等細々した物は特にカーボンが付着していなかったためオイル漬けで保管した。


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コッターやリテーナーなどは「当たりがついている」らしいので他の場所の部品と入れ替えるのは良くないようだ。元あった場所に元あった部品を戻せるように、細かく仕切られたケースを用意してエンジンオイルを入れ、ヘッドから外すと同時にケースに入れていった。
 

とまあなんとか洗浄終わり。



次はガスケットがつく面の面研磨をしていく。


インマニ、エキマニがつく面は古いガスケットを落とした時点でしっかり面が出ていたので細目のオイルストーンで軽くこするだけにした。


続いてシリンダーブロックとつく面である。この面の面研を適当にしてしまうとヘッドガスケット抜けになり、とびっきりの最強エンジンはたちまち白煙モクモク、オイルとクーラントがブレンドしたコーヒー牛乳製造機になってしまう。


本来加工屋に依頼するような作業だが、お金も時間もないので自家面研する。


今回フォレストエンジニアリング製のメタルヘッドガスケットを使用する。説明書によるとヘッドのゆがみ限度は0.02mmとのこと(純正ガスケットは0.05mm)。すっごいシビアである。ふと買ってきたシックネスゲージを見ると最小が0.05mm。






。。。








やってやろうじゃねえかこの野郎!









というわけで新たに買ってくるのが面倒だったのでこれでやっていく。だが不思議とうまくいく感じがあった。義務教育時代工作大好きBOYだった意地?自信?がある。
車部員池田、面研マシンなどに負けはせん。



先輩にガラス板の上に研磨剤を撒いてガシガシする方法を教わったが、もっと古典的な方法、感覚&耐水ペーパーでやっていく。ストレートエッジはちゃんとしたものを使うことができたので、こまめに歪みを測り、盛り上がっているところをペーパーで削っていけばそのうち平らになるはずだ。



最初に歪みを測ったときは0.1mmのゲージがスカスカ通るようなゆがみにゆがんだヘッドだったが、しばらくやっていくと0.05mmのゲージが通らなくなった。それ以降はストレートエッジとヘッドの間からの光の漏れ具合を見て、光が漏れてこない→ストレートエッジとヘッドが接している→ヘッドが盛り上がっている という理屈で削っていった。完全に光の漏れが無いようには出来なかったが、ある程度のところでもう十分だと判断し、細目のオイルストーンで仕上げて終わった。


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写真ではノックピンが付いたままだが、後にノックピンが外れることを知り、外して面研した。このヘッドは2,3番シリンダー間が最もくぼんでいた。


当然シリンダーブロック側も面を出す必要がある。古いガスケットを剥がして測っても歪みは確認できなかったので軽くオイルストーンでこするだけにした。


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エンジンコンディショナーをシリンダーの中に溜め、ふやけたカーボンを歯ブラシで落とした。掃除しているとウォータージャケット内にガスケットのカスや錆が落ちてしまったがしょうがない…しょうがなくない?


ヘッドにバルブを組む前に有名なバルブのすり合わせをしてみる。やり方はググれば無数の記事が出てくるので省略する。カンカンスリスリしていくとピカールで磨いてピカピカだったバルブフェイスが光沢を失って当たりがでてくる。


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上が吸気側、下が排気側である。吸気側はきれいなバルブフェイスだが、排気側はいくらすりあわせてもへこみ(黒い点)が消えなかった。カーボンが噛みこんだ跡だろうか。新品バルブに交換したいがそんなお金がないのである。
 

当たりの確認に光明丹を使ったが、どのくらいの量をオイルに溶いたらいいのか、どのくらいの量をバルブに塗ればいいのかが調べてもさっぱりわからず、ちゃんとした当たりの確認はできなかった。ただ、灯油で溶くとシャバシャバになり、エンジンオイルで溶くとトロトロになるということだけがわかった。なかなか経験のいる作業だと思った。



当たりの確認方法はもう一つある。ヘッドにバルブとプラグをセットし、燃焼室に灯油を溜めて漏れるかどうかをチェックするのである。


だがみるみるうちにポートがビシャビシャに濡れる。排気側も吸気側もである。漏れまくりである。結構な時間すり合わせをしたはずだが漏れるとなると、かくなる上は新品バルブに交換、もしくはバルブシートカットだが、もうそんな予算は残されていない。


カーボンの嚙み込みは無くなったはずなのでOH前よりは良くなっていると自分に言い聞かせてすり合わせは終了。



ものはついでということでポート研磨もしてみた。が、充電式のホビー用リューターを用意したのだが、これがいけなかった。小さくて扱いやすくはあるのだが、パワーが足りず、尚且つ短いせいで奥の方が研磨できないのである。
 

そのため、届く範囲のバリ取りで終わった。ポートを鏡面に仕上げてしまう人もいるようだが、本当にすごい根気の持ち主なのだろう。自分にはとても真似できない。



次回は組み立て、完成編だ。

池田
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2020/03/08 15:47:26

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