
幼少のころからクルマに興味をもっていた。よくミニカーやミニ四駆で兄弟と一緒に遊んだのは鮮明に覚えてる。
本当に興味をもったのは、親が何気なく借りてきた峠を走るクルマのPSゲーム「option」が全ての始まりだったのかも。
車名はおろか、自動車メーカーさえも知らない中で、クルマを速く走らせるゲームに夢中になってた。もちろんグランツーリスモシリーズもやった。
中学生のころだろうか、兄弟同士で「おれはこのクルマが好き!」と言い始めたのは。
弟2人は、トヨタ 80スープラ、日産GT-R。
それでおれは、MAZDA RX-7
唯一無二のロータリーエンジンという心臓と、綺麗ボディライン。特徴的なテールランプ。
大人になったら買おうと意気込んだ矢先、変わりゆく環境に適応できず生産終了のニュース。学生で買うこともできないのに中古車雑誌を眺めていたことも。
高専時代のある日、TV見ていてあのCMに釘付けになった。
田舎道を颯爽と走る赤いクルマ。フリースタイルドアという新しい4ドア。そしてあのロータリーエンジン。
MAZDA RX-8
これだ!と心を震わせた。
就職で愛知に住んで、ある旅行の帰路に大きな中古車ショップに立ち寄った。ちょうどRX-8を探して気に入った8があった。
失敗ないようにとじっくり見ていると、店員が「この車両、いまちょうど契約中なんです」と。
買おうかというところまで気持ちを上がってたのもありショックは大きかった。
それから数日後の日曜日の夜。
そのころお世話になっていたマツダのディーラーから電話。
「いいRX-8きましたよ!見てください!」
以前からRX-8を探してると話はしていた。電話をしながら、掲載されてるHPを見た。
フルノーマル出会ったが、走行距離、色、年式、グレード、価格。全て申し分ないくらいストライクだった。
中古車はタイミング。前回の失敗もある。来週に残ってる保証はない。ただ現物は見ておきたい。
「明日見に行きます!」
と電話を切り、そのまま会社に有休取得の連絡をして、翌日印鑑をもって朝からディーラーに急いだ。
そこにあったのは真紅のRX-8だった。
見る前からすでに自分の心は決まっていた。
おそらく冷静を装いながら目をキラキラさせてクルマを見ていたと思う。
迷いなく、嫁に「買うわ」の一報。
ディーラーオプションもいくつかつけてもらい、店長のご好意もあって20万ほどお得に買えた気がする。
初のロータリーエンジン。
大切に乗ってあげようと、ステアリングを握った。
洗車、DIY、長距離ドライブ、サーキット、ドリフト、トラブル
たくさん経験させてもらった!!
RX-8は、老若男女、家族みんなに好まれる存在だった。
このクルマを通じてつながったこーいちくんをはじめ、多くに大切な人たちに会えた。
それがなによりも8からのプレゼントだったかな。
8とは手放すことになったけど、大切な人たちとの繋がりは絶えさないように。
いままでとてもたのしかった★
これからも元気にどこかで走り続けてほしいものです。
弟のR32と鴻ノ舞でコラボができなかったのが心残りw
ロータリー魂は不滅です
Posted at 2016/01/08 00:37:57 | |
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