バイクのカスタムと言えば、まず、最初に思いつくのはサイレンサーではないでしょうか?
今回買ったMotoGuzzi 1200SPORTですが、ショップから教えて貰えていなかった瑕疵がありました。
それは、左側への立ちごけで付いたと思われるシリンダーヘッドとサイレンサーの傷です。
サイレンサーの傷はよく見たら分かる程度ではありますが、やっぱり気になるものは気になります。
これは先方もきちんと伝えていなかったことを認め、その責として合意した値引をしてくれましたので、瑕疵の件そのものは解決済みなのですが、その傷をどうするかは別の話と言うことで・・・
サイレンサーをリプレイスする良い口実が出来ました。
とは言え、MotoGuzziは歴史は古いもののマイナーなのは否めず、国内ブランドは言うまでもなく全滅です。
では、海外製となると、
・AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)
スロベニアの今やナンバーワンメーカーですね。
実は、まだまだ知名度が低かった2000年に、当時乗っていた隼のマフラーとしてフルエキを買いました。
本当は、ヨシムラが欲しかったのですが高くて手が出せず、当時、お世話になっていたツーリング商会の出倉社長に勧められたアクラポビッチにしたのですが大正解でした。
実は、今回のMotoGuzziにもアクラポビッチを付けたかったのですが、残念ながら1200SPORTはラインアップにありませんでした。残念・・・
・TERMIGNONI(テルミニョーニ)
イタリアのメーカーで、ここも有名ですね。
ドゥカティオーナーが装着するケースが多いように思います。
ちなみに、妻のモンスターは、初代も二代目もサイレンサーはテルミです。
で、MotoGuzziはと言うと、メーカーそのものが非対応でした。泣・・・
そんなこんなで、一番の本命は、ワンオフでの制作でした。
候補に挙がったのは、
ジンワークスさん(http://zinworks.heavy.jp/)
概算で15万円ほど(税別)とのこと。
スリップオンのサイレンサーと思うと、少々お高くはありますが、ワンオフとして考えると妥当かなと思います。
HPを見て貰うと分かりますが、デザインも素晴らしいし、ここにオーダーしようと決めていたのですが、実は年末から今年にかけて、想像もしなかったことが我が家に起こり、とても15万円をサイレンサーに使う状況では無くなってしまいました。
サイレンサーの傷は目立たないしということで、半分以上諦めていたところ、ヤフオクでズバリの出品がありました。
G・P・Rというイタリアメーカーのサイレンサーです。
正直、聞いたことがあるくらいのメーカーですが、性能にこだわっている訳でもなく、デザインが気に入ったのでポチりました。
競ってしまったので思ったよりは高くなりましたが、新品を国内で買うと7万円、ユーロネットダイレクトでは5.3万円に送料などが加わります。
落札価格は送料入れて、27,400円でしたので、3年使用の程度良しなら妥当なところかと。
開梱してみると、予想通り程度良しですね。
これにワコーズ信者の私は、サイレンサーにも使える高耐熱性のワコーズスーパーハードをコーティング。
正直、実物を見れば何となく分かるけど、画像じゃ判らないですね。
それだけ程度が良かったということで。
なお、このサイレンサーは、EU公道使用許可(恐らくはバッフル付けた状態で)なので、音量もそれほど大きくは無いのかなと思います。
さらに、今回、どうしても落札したかった理由がもう一つありました。
それはおみやげです。
所謂、落札してくれたら、これを無料で付けますというやつですね。
今回はこれでした。
フロントのフェアリングです。
何故、これだったのかは分かりませんが、私の持つコルサカラーのものです。
当然、私のバイクにも付いていますが、それがこれです。
間違い探しみたいですが、気付いたでしょうか?
バイクについているほうは右の羽が折れてるんです。
実用上は意味のないものではありますが、やっぱりね・・・
このデカールのみを取り寄せることも出来ます。
Stein Dinseというドイツのショップで23,04€でした。
なお、このフェアリング。同じお店で395,30€もします。
さらに、サイドのシールも別売で、1本22,57€です。
合計で384.42€。日本円で48,000円(1€=\125換算)
そう考えると、今回の落札は私にとってはチョーお得でしたね。
ちなみに、この「届いた」シリーズは、あと最低2回は予定しています。
妻からは怒られ覚悟ですね。(´;ω;`)
春が更に待ち遠しくなりました。