グリップヒーター不良の件とHELLAソケット取付場所の件で、パーツの取付依頼をしているショップに行ってきました。

赤丸ついているところが外れていた箇所。
今回は中華製ではなく、汎用品としては一番高いクラスのものを買っただけに、こういう初期不良は本当に残念です。
お店のほうもここに行き着くまでに、相当の時間が掛かったみたいなので、当然その分の工賃も多少なりとも払わなければならないですが、持ち込みでお願いしているので仕方ないですね。
HELLAのソケットについては、色々と相談した結果、何とかステーを自作して頂く方向で検討をお願いしました。
それと、購入したのは一応デイトナ製なのですが、外付けには何となく脆そうということだったので、ケーブルが付いて防水もしてありそうなキジマ製を購入して新たに持ち込むことにしました。
グリップヒーターとHELLAソケットについてはこんなところですが、今日は追加で先日買ったパニアケースの後日談です。
購入した1200SPORTには、トップケースが付いていました。
そのケースの鍵はこんな形状でした。

いわゆる、鍵の溝が外側にある一般的な鍵ですね。
ところが、ヤフオクで落札したパニアケースの鍵は、これとは全くことなり、バイク本体のイモビ付きキーと同じ形状でした。

同じ形状と言うより、イモビキーそのものですね。
恐らくですが、このパニアケースはオプションで販売されたものではなく、パニアケースが標準搭載されたNorgeの純正品だったのではないかと思われます。
鍵が1本しか付いてこなかった理由は、バイク本体用にも1本必要だったからかと。
鍵が1本だった理由はこれで分かったのですが、とは言え1本しか鍵がないのは、無くしたり折れたりしたら終わりですので、スペアは作っておきたいところ。
先日、近所で一番大きいホームセンターに行く機会があったので、複製を依頼したところ、「これはうちでは作れません」とあっさり断られました。
次にネットで調べてみたところ、九州でグリーソの合鍵を作っているショップがあったので値段を調べてみたら1万円オーバー。
往復の送料等も掛かるとなると、他の選択肢を探したくなる金額ですね。
ではと、「札幌 合鍵」でググったら一番最初に出てくる専門店のチェーン店で、一番近いところに電話してみると、車種を言っただけで「無理ですね」。
まぁ、チェーン店なんてそんなものです。
で更に調べてみると、ちょっと遠いのですが、「見せてもらえますか?」というお店がありました。
そのお店の名前は、「キーレスキュー イマナリ」
行ってみると、何だか怪しい否、プロフェッショナル感が漂う雰囲気の店構え。
お店の奥は、壁一面がスペアキーの何段も重なっている動く棚になっていて、一体、ここには何本あるのかね?という多さ。
これだけ鍵あると、流石に大丈夫だろうと鍵をお渡ししたのですが、全ての棚を確認した結果、「ぴったり合うのは無いですね・・・」
「え・・・」
店主曰く、「うちは鍵屋の鍵屋みたいなところもあって、25年やってるけど、この鍵は初めてだね。」
「アプリリアとかも一緒と聞いているけど」と言うと、「アプリリアとは違うね」と即答でした。
帰ってきて調べてみると、ネットで出てくる合鍵はK237と呼ばれるタイプらしく、これはトップケースに使われているものと同じ形状でした。
しっかし、どれだけマイナーなんだモトグッチ!(笑)
(それじゃ、高いけど九州の実績ある店に頼むか・・・)と思い始めたとき、「じゃ、あるもの使って加工するか」と店主が言うではないですか。
イモビが必要ならお手上げだけど、パニアに使うならイモビは不要なので、形状だけなら何とかなるとのこと。
当然お願いすることに。
待つこと数十分・・・
じゃ~~~~~ん!
出来ましたよ。
念のため、持って行ったパニアケースは一発で開きました。(当たり前?)
ちなみに、この鍵は元々はホンダ用の合鍵をベースに左右を削って同じ幅にしたもののようです。
金額はそこそこ掛かりましたが、九州にお願いすることを考えたら激安価格で済みました。
ちなみに、店主が一生懸命加工しているときに、別の合鍵作成のお客様が来られて、奥様が対応されていたのですが、その鍵を作るのに要した時間はものの1,2分で500円(税別)。
それを考えると、手間賃的には合わなかったんじゃないかな。
店主も「安過ぎた・・・」って言ってたし。(^^;
もし、札幌市内・近郊で特殊な鍵の複製をお願いしたいなら、ここは一番のおすすめですね。
何故か、初めて記念にキーホルダ貰っちゃいました。(笑)
イマナリさん、ありがとうございました。
Posted at 2020/11/18 14:33:27 | |
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モトグッチ | 日記