久々の投稿です。皆様お元気でしたか?
さて、愛車のステルヴィオですが、ジュリアの含めてあるあるらしいですが、バッテリーが2年持たずにお亡くなり(正確には1週間放置で上がる)になりました。
一回目は充電して復活したのですが、その一週間後にまた上がってしまったので、これはダメだろうということで交換することに。
ディーラーに聞くと、バッテリー交換は4万円くらいとのこと。
ネットで調べてみると、7万円以上支払ったという例もあったので、うちのディーラーは良心的ではありますが、バッテリー交換作業は、以前の車でも自分でやったので、今回も自分で交換することにしました。
純正はVARTAというブランドで、50532675(95Ah 800CCA EFB)というものでした。
ステルヴィオ、ジュリアは、純正バッテリーが弱いということで、日本では対策品としてAGMに換装されているという情報もあったのですが、私のステルヴィオはその対象ではなかったようです。残念。
であれば、交換するならEFBではなくて、AGMでしょう。
ちなみに、EFBは、Enhanced Flooded Batteryの頭文字を取ったもので、液体強化型といったバッテリーの種類で、AGMは、Absorbed Glass Matの頭文字を取ったもので、日本語ではガラスマット吸着型とでも言うのかな。
EFBとAGMの比較で、AGMの欠点は高価ということらしいので、払えるのであればAGMの選択が間違いないようです。
50532675互換のAGMは595901085でした。
色々調べてみたところ、楽天のNORAUTOというお店が送料込みでお安い。
このお店は、595901085は互換含めて3種類扱ってました。
・NORAUTO No.53
いわゆるプライベートブランド(PB)品です。
PBは品質同じで安価なのがメリットでして、売価が21,964円(税・送料込)と記載があるのですが、買おうとすると23,800円(税・送料込)となります。
それでも、安いほうなのですが、なんだかなぁって感じでした。
・VARTA 595901085
純正の上位互換ですね。価格は24,689円(税・送料込)
PBとはそんなに変わらないので、これかなと思ったのですが、2年持たないメーカーの製品を買うのもどうかなと。
・BOSCH BLA-95-L5
天下のボッシュです。幾つかこの会社の工具を持ってますが、今のところ外れはないですね。価格は29,300円(税・送料込)と5千円近く高いです。
で、製品詳細を見ていると、別の場所では価格が29,300円(税・送料込)とあったのに、ポチるところでは、27,015円 (税・送料込)と2千円以上お安い価格になってました。
で、結局

をお買い上げとなりました。
では、早速交換です。
トランクルームの蓋をあげると、

こんな感じなので、中央のウレタンを外すとバッテリーが見えます。
プラス側のコネクターカバーを外すとこんな感じ
バッテリーはマイナスに始まりマイナスで終わる。
この言葉を覚えてから、バッテリー交換で悩むことはなくなりました。
まずは、マイナスのコネクタを外します。

赤矢印のノッチを押すとケーブルが外れるので、その後に、マイナス端子を止めているナットを緩めてコネクタを抜きます。
プラス側は、こちらも赤矢印の4個所のナットとネジを外します。
これらを外した後に、プラス端子を止めているナットを緩めてコネクタを抜きます。
バッテリーは下部にボルトと金具で固定されているので、プラス側中央の床面にバッテリーを固定しているボルトと金具を外します。
最後にマイナス側の真ん中についているパイプ?を引っ張って外します。
これでバッテリーを取り出せると思いますので、腰に気を付けて(マジで重い)バッテリーを交換してください。
交換した後は、外したのと逆の順で取り付けていくだけです。
プラス側側面の金具を取り付けてバッテリーを固定し、プラス側の端子を止めて、外したケーブルやネジを同じ場所に固定し、次にマイナス側も同じように固定して、後はプラス側の赤いカバーをはめ込み、バッテリーの上にウレタンケースを戻しトランクの床板を置いて作業終了です。
そうそう、ひとつ大切なことを忘れてました。
先ほど外したマイナス側のパイプの反対側、プラス側にもパイプを取り付ける穴が空いていますので、新品バッテリーのプラス側の蓋についている穴塞ぎ用のプラスチックを外して、プラス側の穴を塞いでください。
これは、交換作業前に先にやっておいた方が良いですね。
ステルヴィオは、バッテリー交換した後(バッテリーが上がって充電した後も同じ)に、エンジンを掛けると、これでもかというくらい派手にワーニングが出まくります。
で、いつものおまじないをした後、エンジン再始動で全てのワーニングが綺麗に消えれば全て完了です。
交換に使った工具は、こんな感じです。

バッテリーを固定しているボルトを外すのには、結構長めのエクステンションバーが必要ですし、ソケットも数種類必要でしたので、交換前に必要な工具が揃っているかは確認されたほうが良いと思います。
さて、バッテリーを変えた効果ですが、
・エンジンの掛かりが明らかに早く強くなりました。
これまでが、「クンクンクンッブオーン!」だとしたら、「ククッブオーン!」って感じでしょうか?
まぁ、末期のバッテリーと比較しても意味ないですね。
加えて800CCAから850CCAに低温時の始動性能がアップしているのも効いているのかもしれません。
・アイドリングストップします。
当たり前のように思われるかもしれませんが、以前のバッテリーは新品のときからほとんどアイドリングストップしませんでした。
感覚的には停車数百回に1回止まるかなというくらい。(笑)
まぁイタ車なので、こんなものなのかなと思っていたのですが、バッテリー交換して数日後から、信号で止まるたびに、100%アイドリングストップします。
もしかすると、VARTAの純正品は最初からちょっと欠陥品だったのかも。(T_T)
と、最後までご覧頂いた方に情報です。
個人的にはとてもムカつく情報ですが、このバッテリーを買ったNORAUTO楽天店を見てみると、期間限定(2022年03月04日20時00分~2022年03月11日01時59分)ではありますが、BOSCH BLA-95-L5が、なんと、21,612円 (税込)だそうです。
私の買った価格より5千円以上も安いです。(T_T)
もし、バッテリーが不調かもと感じているのであれば、予測交換も良いかもしれません。