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先週の金曜の話です。
午後から展示会行ってみたけど、思った通りイマイチだったので、早く出てきたらとっても良い天気。

せっかくいい天気だから、ウエスト乗るか、って明るいうちに帰ってきたけど、家の辺はなんか苦も行き怪しい。

プレミアムフライデイだし、降られてもいいか、とカッパ持って出発。

目的としては、二つ。
　・高速道路を走って、クーラントの流量が多い状態でゆすって、エア抜き促進
　・登りで踏めるところで、アイドルジェットの様子見
一つ目は、どこでもいいんだけど、二つ目はR1の箱根峠の静岡側かなということで、沼津方面へ。
そっちの方、結構空が黒かったんだけど。

いつもは、新湘南BP－西湘BP－箱根新道なんだけど、少し連続して高速走らせたかったというより、渋滞はムリなんで、新湘南BP－圏央道－東名－小田厚－箱根新道の変則ルート。

ただ、結局藤沢BPに乗る前に渋滞で、アイドルだと楽勝で水温120℃超えて行く状態でけっこうビビる。
2000rpmくらいまで回すとなんとか水温120℃キープ。CVHはアルミヘッドだから、水温120℃もどうかな？って感じだけど。

で、高速でしばらく走ってると、水温100℃割ってきて、最終的にファン回ってれば水温92℃まで下がるんで、サーモ替える前より冷えてるみたい。サーモ以外は換えてないから、サーモ全開でのクーラント流量が増えたのでしょう。ちなみに、サーモ替える前は、早朝の高速で103℃くらいだったかな？

おいらのウエストの場合、サーモの開閉で安定する水温は82℃サーモだと92℃、88℃サーモで98℃くらい。この範囲は、発熱量の増減に対して、サーモが開閉して、クーラントの循環水量が変化して、収支が間に合えばこの水温となる範囲。

これより発熱量が増えると、水温は上がってくるけど、ラジエターのところで、空気との温度差Δｔが大きくなるから、結果として放熱量が多くなって、熱収支がつりあえばその水温で安定するってわけです。
ラジエターは、ラジエターキャップとかで大気圧に対して、１気圧分くらい加圧してるから、沸点が120℃くらいなんで、その辺までは、上記のサイクルでがんばるわけ。

あと、ラジエターの材質による熱伝導率を気にしてる人も多いと思うけど、燃焼室から空気までの間で、熱抵抗が大きいのは、ヘッドの水路壁からクーラントへの熱伝達と、ラジエターの表面から空気への熱伝達なので、ラジエター材質による熱伝導率の違いはあんまし効きません、質量は違うけどね。ラジエターの表面積はもちろん、放熱に効きますよ。
それから、クーラントがＬＬＣ50％と真水だと、たしか、計算上、抜熱量が倍くらい違ったと思うけど、ＬＬＣ入れないで使ってると、水路壁が錆びて熱伝達が悪くなるから、毎回水を抜くレーサー以外はＬＬＣ入れましょう。
それからそれから、空気とか水とかの流体側は、層流域から乱流域（簡単に言うと、流速が早くて表面がざらざらしてる）と、計算上10倍くらい抜熱量が増えるはずなんだけど、この違いを実測できたことはありません。

10年位前に仕事ですっごく悩んでた、水冷ネタでした。

あ、そうそう、アイドルジェットは少し良くなりました。

φ52のトヨタたぶん５Mとか用と、φ44のスズキF6A用、ミツビシ４A-30用を買ってみました。
全部、多摩興業。Made in Japanと書いてあります。

φ52のトヨタ用



φ44のスズキ用


φ44のミツビシ用


もともとのは、ツバの外径が48なので、φ48も探したのですが、インラインで寸法のわかるのがなくて、上記のような感じ。
φ52トヨタ用は流路の径が大きかったりしないかなと思ったのですが、まったく同じでした。バネ含めてバルブ周りは、φ48スズキ用と同じに見えます。リフト量は確認してません。

で、最初はc寸法の近いミツビシ用ですが、実はフレームは短いけど、ワックス部が出っ張ってます。


なので、深い理由はないですが、φ44スズキ用に決定。しいて言えば、ミツビシ用は値段が高かったので、次のときを考えて。。。
4つならべると、こんな感じ。


ガスケットは流用するつもりだっんですが、もとのはジグル弁がなくて、そこが干渉するので、作ることに。厚紙でいくつか作ってみて、これに決定。


写真撮るの忘れたけど、この形状でエラストマー　t=3mmで製作。
エラストマー、耐熱はともかく、温水中で使って大丈夫かどうかわからないのですが、シリコンゴムがえらく高かったので、エラストマーにしました。

エンジン側はこんな感じで。
ブロックの流路は、買った時にクーラントが錆びだらけだったので、かなり錆びてます。



ブロック側にサーモが入ってる気がしてて、c寸法を気にしてたんだけど、このかんじなら、あまり気にしなくてもよかったかも。


最近は、クーラントに錆は混ざらなくなりました。


で、エア抜きしてながら水温を見てると、開弁温度は下がってるみたい。
でも、エア抜き後試走したら、あんまし水温下がらない。リフト不足な気がしたけど、サーモはそんなに効いてないみたい。
あとはブロックかな？　ラジエターはコア交換してるし、配管ホースは全部作り変えてるんで。

あんまし関係けど、サーモスタットと一緒に買ったジムニー用のプラグ。
ネジがM12ｘ25Lで、7番です。

BURTON POWERのカタログだと、違うらしいです。


赤線がCVHと、COSWORTH YBと、PINT。
そんなの、日本にあるかい、ってなエンジン。
ちなみにYBの2WDはGr.BマシンのRS200のエンジンらしい？です。4WDはシエラRS500のエンジンらしい？です。ホントかどうか知ってる人いたら教えてくださいな。

で、黄色線はケント、BD系。こっちはよくあるエンジンな気がするけど、たぶんそれは勘違い。

線引いてないけど、ZETECも違います。

あんまし関係ないけど、ようつべでエスコート見てると、PINT良さそうだよな、って思うけど、日本に住んでると、CVHと面倒くささは変わらないでしょうね。

ついでに、BURTON POWERのカタログで気になるのが、EBP。
アイドルで水が回らないのを解消できるかな？、と思って。


メカニカルのポンプと併用できるよ、って書いてあるけど、どこか割り込ませればいいのか？まぁ、どこでも好きなところに、なんだろうけど。
ググっても、海外含め、付けたよ、てのが見つからなくて。

ウォーターポンプの後ろに入れるのがかんたんかなと、思うけど、定格15L/minで、ホース径15mmなんで、たぶんダメ。サーモハウジングの出口で引っ張ればいいかな？でも引くと、キャビテーションしそうだしい。

まぁ、買ってから悩むか。

先日のサーモスタットの件、国内モノの流用を検討中。
FirstLineとか、HQのとか、すぐダメになる感じなので、前から、国内モノは流用したかったのだけど。

多摩興業の寸法表記です。



元々、というかFirstLineの82℃のは、上の書き方だと、
a=48, b=37, c=20

例えば、トヨタの90916-03083相当のW52TA-82A
a=52, b=36, c=26
で、ツバの外径を追い込めば使えそう、とか。

面倒なんで、多摩興業のカタログというか、適合表ないかなと思って、スーパーオートバックス行ってみたけど、サーモスタットは部販から取り寄せです、だって。

しばらく、頑張って見ます。

IJ買ったので、試そうと思って午前中にうちの周りで少し走ったんだけど、水温高すぎ。サーモ替えないとダメだね。
CVHの82℃サーモ、Burtonかe-Bayでしか売ってないんだよね。でも、メンドくさがってないで買わないといよいよ走れない感じ。
というわけで、ウエストしばらくお休みです。

それは置いといて、さっきTVでREBECCAの番組やってたけど、NOKKOのVoいいね。新しいアルバム作るみたいだから、出たら買おうと思う。