輸出フルパワー化とその他いろいろ①

以前オーバーホールついでに輸出仕様に組み換えたキャブ。完成したら早く搭載したくなっちゃったので、必要な部品を手配して作業に着手。ついでに半年前から部品は用意していた、ZRXの持病であるヘッドカバー（プラグホール）ガスケットも交換する。

初めにキャブを外すがエアクリーナーボックスが邪魔でなかなか外れない。インシュレーターとか潰しながら、何とか引き抜いた。

キャブの作業は一旦中断してヘッドカバーを外すためにこの辺の部品を外す。冷却水配管とサーモスタット、2次エア配管、プラグコードとコイル、ケーブル類も交換なので外してしまう。

やっとヘッドカバーが外れた。GPZ系エンジンに良く見られると言う、カム山のカジリは無さそう。

ついでに念のためバルブクリアランスを測定したみた。INの下限が0.13、EXの下限が0.18に対して半分くらいが下限を下回っている。基準値内のものもほぼ下限値と言うなかなか悲しい状態。今回は見なかった事にして、そっ閉じしかないが、カムを外さなくてもロッカーアームをズラす事でシム交換が出来るらしいので試してみたが、上手く外れず…
今回はもうイイや…

水配管部品が超キタナイので外して塗装し直す。

耐熱ブラックでテキトーに塗った。写っていないけど、キャブヒーター用のフィルターも交換済み。キャブヒーターの配管は頼んでいるが遅れているので、交換はまたそのうちに…

ヘッドカバーガスケット、プラグホールガスケット、フランジボルト、ボルトガスケット全て交換。

②へ続く