
痛車じゃなくてイタ車のAlfaの164の話です。イタ車の水温のヒートゲージは水温に応じて正しく表示されます。国産車は日本人の性格に配慮しH(高温)とC(低温)の間で正常ならば殆ど針は動かないようにしてあります。実際はエンジンルームの温度やエンジン負荷、外気温などで常に冷却水の温度は変化しています。Alfaの場合は水温は70°位から110°位まで状況に比例して変化しますがさすがに110°の表示になるといつオーバーヒートするかドキドキしてしまいます。実は我が164君は昨年5月に突然車内にあるヒータコアが破裂し室内が蒸気で瞬間全く見えなくなり恐ろしい思いをしました。3回目は今年の5月に起こりました。
原因はヒータコアが冷却水の温度上昇、圧力上昇に耐えきれなくサイドの樹脂部分が破裂したことによります。このヒータコアの交換はブロアモーターやエアコンシステム一式を外さないと交換できない構造で修理は大変です。コアへの水温が上がる原因は①ラジエータファンの回転不良②ラジエータについているファン回転用のセンサー不良③ファンモーターのリレー不良④サーモスタット不良⑤ファンの回転制御用レジスター不良⑥水温センサー不良、など考えられるので中古パーツと交換したもののその後、2回ヒータコアが破裂しもうオーバーヒートが怖くてAlfaには乗れなくなりました。しばらく放置していましたがやっとの思いで数日前にまたコア交換し(中古)エアコンガスも入れ直し試運転に至りました。今日も往復120キロほど走行しましたが渋滞にはまると水温計が110°を超えそうになるのでまだまだ怯えています。早くこの夏が終わってくれることをダダただ願うばかりです。今回はサーモスタットは新品にしました。こんな状態なので当分、国産車で信頼がおけるSVXが我が家の主力の地位を確保しています。
Posted at 2013/07/13 19:36:13 | |
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