


先月手に入れたアルファ916スパイダーのタイベル、バランスシャフトベルトの交換をしました。
このスパイダーは97年式のツインスパークエンジン(前期型140PS)です。走行は74,000キロだがタイベル交換履歴が不明なのでW/Pやテンショナー、アイドルプーリーなどお決まりの初期化のための交換を行った。場所は佐賀市の師匠の工場。難易度の高い部分を師匠にお願いする予定だったが、SST無し、マニュアル無しでの作業はかなり難易度が高く、結局重要なところは殆ど師匠の手によって作業が行われた。本来は1番シリンダーの上死点をダイヤルゲージで測定し、その位置で双方のカムシャフトを固定(SSTによる)する方法が専門店では行われるようだ。おまけにこのエンジンはバランスシャフト付のためこのベルトも交換する必要があった。師匠はほかの作業でもワークショップマニュアルは全く見る気もなく、全て自分の知識の応用問題として作業してしまうから凄い!以前のアルファ164ー24Vのタイベルもプジョー206もSVXは3台・・・・私の車だけでもこれだけお世話になっている。今回の作業のキーポイントは“合マーク”作戦だ。ベルトを外す前にカムシャフトやクランクシャフト、バランスシャフトなどのタイミングをつかさどる重要ポイントに合マークを付けコマずれが無いように慎重に調整してゆくのだ。結果は問題なし!大満足。これで安心してエンジン高回転まで回せるようになった。交換部品はネットで全部で3万円と少し。師匠のご指導料はいつも格安。
ディーラーにお願いすれば部品入れて10万円くらいはするだろう!私の場合は全部でいくら掛かったか?は内緒です。
追記)外したタイベル、バランスベルトやW/P、その他のダメージは特に見つかりませんでした。ディーラーや専門店では5万キロ位で交換が必要と言われているが、もしこの個体が7.4万キロまで交換されてなかったのなら、ひょっとして国産車並みに10万キロ位まで行けるのかもしれない・・・・履歴がわからないので????でした。
Posted at 2014/04/06 19:51:19 | |
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alfa 916 | クルマ