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並盛りジョニーのブログ一覧

2016年04月09日 イイね!

春の小湊・いすみ鉄道

今日は泊まり勤務ですが、その最中にTV見たら、ローカル線特集で、ここしばらくカメラ持って追いかけまわしていた小湊鐡道がまさに取り上げられていました。
そういや、写真撮りまくってるわりに、きちんと日記にしたことなかったかも・・・。
そんなわけで、今日はこの時期の千葉南地方の鉄道の話題をば。
千葉の南地方(南房総、さらに縮めて”南房”と呼びますが)は、関東でも冬は多少は暖かく、春が来るのもやや早いのです。
3月下旬くらいになると、菜の花があちこちで咲きはじめるので、この時期の南房は過ごしやすくて、風景もいいのです。
数年前から、この時期になるとカメラ抱えて南房方面へ繰り出すのが恒例行事になっておりまして、ここ最近は休日の度に南房方面へ出かけております。

ピークは過ぎつつありますが、桜も咲き始めるといよいよ春本番という様相ですが、こうなると平日であってもカメラ持った観光客をあちこちで見かけることになります。

その南房には鉄道路線がいくつかありますが、五井(市原市)から上総中野(大多喜町)を結ぶ小湊鐡道と、その上総中野で接続して、太平洋側の大原(大原市)へと抜けるいすみ鉄道と言う路線があります。
この路線は、電化されていないため、ディーゼルエンジンで動く列車で運行されておりますが、田園地帯や緑の中をディーゼルカーがトコトコと走っていく素朴な風景と、車両や駅の作りが昭和の趣を強く残している、そんな風景がアクアラインなどの道路を使えば、都心からでも1時間ちょっとと言う好立地とも相まって、ドラマのロケで使われたり、原風景を求めてやまない人々が後を絶たない場所なのであります。(人のこた言えませんが)

そんなわけで、ここしばらくの間で撮った写真を貼りましょう。


小湊鐡道







車両は昭和に作られたものが未だに現役で使われています。


いすみ鉄道







こちらも昭和の車両、それもわざわざJRから国鉄時代の車両を購入して使っています。
最後の一枚の黄色い車両は、導入数年の新車ですが、外見をわざわざ旧型に合わせたレトロ風なのですが、言われないと気付かないですよねえ。

桜もまだ間に合いますし、明日の天気も快晴とのことなので、この週末は南房へ出掛けてみませんか?
Posted at 2016/04/09 21:40:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 旅行/地域
2015年08月24日 イイね!

さらばブルートレイン

さらばブルートレイン昨日のことになりますが、上野~札幌を結ぶ寝台特急「北斗星」が最後の運行を終えました。
鉄道にあまりくわしくない方でも、ある程度歳いった方なら「ブルートレイン」という単語を聞いたことがあるのではないでしょうか?



読んで字のごとく、車体が青く塗られてますが、今ほど高速道路は発達しておらず、航空路は遥かに高価で庶民には手が出なかった頃は、長距離移動の主役は鉄道でして、青く塗られた客車を引いた列車が、全国のあちこちへ走り回っていた時代があったのです。

高速道路が発達し、夜行の高速バスがあちこちへ運行されるようになり、航空機も規制緩和によるLCCの台頭で以前ほど高価な移動手段ではなくなりましたが、一方で運賃は旧態依然のままだった夜行列車は時代の変化に取り残され、全国各地で見られた青い車体は、年を追う毎に姿を消していきました。



列車の場合、いち列車を運行させるのに、多額の人件費がかかる上、昔と違って長距離列車を走らせると、同じJRでも別会社へ乗り入れることになったり、また新幹線開業と引き換えにJRとは別の会社になってしまった路線もあり、乗り入れ先の通行料金の支払いや運行筋の確保など、長距離列車を運行させづらくなった面もあります。(写真は機関車の付け替え中)

また、こうした寝台列車に使われる車両が、国鉄の頃に作られたものを改造や補修を加えつつ運行されていることで、車両そのものもかなり老朽化が進んでいます。

北斗星、実のところ4~5回は乗っていますが、乗り心地や静粛性は問題ないものの、車体表面のあちこちには錆が浮いていたりで、経年を感じずにはいられない状態でした。

また、車内の設備の一部にはJNL(国鉄)マークが残っている箇所があったりして、やはり長年の使用をあちこちから感じたものです。

かくいう私も、北海道は幾度か渡っておりますが、寝台列車よりも航空機の方が時間も費用も安いため、鉄道が好きな身でも、コストの高さから寝台乗るのは少し覚悟が要った…というのが本音。
いざ乗れば、寝台列車の味を存分に堪能しておりましたが…。

私のような鉄道好きでさえ、覚悟がいるほどだったので、ごく一般の方からすれば、乗るに当たってさらにハードル高かったのではないかと思われます。

数社に跨がって運行することで、必要人員が並みの列車よりも多いところに、ベッドメイクや食堂車、車内販売などでさらに多数のスタッフが必要になるため、運賃下げるには限度もあり、老朽化した車体を作り替えても、利益上げられるかが未知数、そして来年には新幹線が函館まで延びることで、筋の確保が難しくなることで、ついに北斗星は廃止となりました。

何度も利用した列車ですから、惜しいと言えば惜しいですが、かくいう自分自身、時間や予算に余裕がないときは他の手段を選んでたくらいなので「仕方ないかな」とも思います。



でも、何度も利用したことで、北斗星の味は知っているつもりですし、そういう意味では悔いはないですね。
実際、長距離移動で高速バスや飛行機を利用するケースが増えましたが、時間や費用を思えば、そちらにシフトしたくなる理由はわかります。

これは鉄道に限らず、車でも新型出ることなく消えていくモデルにも言えるのですが、運用・販売するのはいち企業ですから、企業に利益が出なくなればそれまで。
人気のあるコンテンツでも、きちんと利益出して続けられるように出来なかった企業のやり方にも問題はあるものの、慈善事業やイメージ優先で赤字が出ても構わない…というのでもなけれぱ、続けられなくなるのも仕方がないとも思うんです。

件の北斗星の最後を、駅で迎えた「自称鉄道ファン」のうち、実際に北斗星乗った人はどれだけいるのか。
無くなって惜しむ前に、四の五の言わず乗れ…と私は思います。

車にしても同じこと。
絶版になってから「惜しかった…」と言っても遅い。
EK9のシビックRなんて、新車で買わなかったのを正直悔やんでます。



…と辛辣に言いましたが、最後をこうして盛大に迎えてもらえるのも、そうされるだけの「華」があったのもまた事実。

結婚や葬式など、人生の節目で周りの人たちからどう迎えられるかで、その人の人生は現れる…とのことですが、北斗星のように、最後は別れを惜しんでいただけるような、そんな人生を歩みたいと思います…。
Posted at 2015/08/24 20:49:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2010年05月13日 イイね!

中古車維持にありがちなことは鉄道でも

中古車維持にありがちなことは鉄道でも会津鉄道の車両である、キハ8500系が、(2010年5月)今月いっぱいで引退するそうです。
この車両、元々は名鉄で使われておりまして、名古屋鉄道からJR高山本線へ乗り入れる特急車両として作られましたが、その特急列車が廃止となり、新車製造からわずか10年で用途がなくなってしまったのです。
その車両を、会津鉄道が引き取り、2002年から運行しておりましたが、そこからも、わずか8年で引退となってしまいました。
通常の鉄道車両は20~30年持つ(もちろん個体差はあります)ので、もてあますにしても早すぎですねぇ。

この車両、勾配の多い高山本線を高速で走行するため、かなりの高性能を売りにしていましたが、この高性能さが仇となり、地方ローカル線である会津鉄道では、メンテナンス費用がバカにならないらしく、泣く泣く手放すことになったようです。(引退後の動向は未定のようです)
中古のGTR買ったけど、メンテ代出せないから手放します・・・みたいな話に近いですな。
稼働率の高さと相まって、最低限度のメンテしかされていなかったそうで、ボディ表面には錆が浮いているとか、足回りや駆動系もなんかやばいとか、色んなうわさを耳にします。

実はこの車両、乗ったことあります。
元々、特急用として作られた車両ですが、会津鉄道内では「快速」としての扱いなので、特別料金はなし。
特別料金なしの列車としては、はっきり言ってオーバースペックでしたねぇ。
乗り心地は良いですし、窓もでかくて見晴らしもよく、乗っていて楽しいですが、あまりの良さに「これで良いのかなぁ」と一抹の不安も残りました。
不安を感じたのは、やはり維持のこと。
経営会社自体が、運営面で大変なのに、機関系でトラブルでも起こそうものなら、えらいことになるなぁ・・・と、他人事ながら不安を覚えたものです。
この車両、エンジンは海外カミンズ社製。
オーバーホール一つにしたって、当然カミンズは自社メンテを薦めてくるでしょうし、メンテ情報も公開しないでしょうから、カミンズ以外でメンテしてくれる工場を探すのも大変でしょう。
国内でも、コマツのように、こういう車両のエンジン手がけているメーカーはありますから、エンジンスワップも手でしょうが、エンジン交換代すら大変なようです・・・。
そこまでして運用しても、車両全体の経年劣化が進んでいるので、補修するよりも低コストの新車買っちゃったほうが早い、という決断に至ったのだとか。
仕様がほぼ同じの兄弟車をJR東海でも使っていますが、あっちは資金的にもゆとりがあるからなんとかなるわけでして、同じ環境を求めるのも酷というもの。
レースでたとえるなら、ワークスと、スポンサーなしのプライベーター位の違いがあります。
そういうわけで、この8500の代替は、内装を豪華なものにしつつも、メカニカル系は一般車両と同じ仕様にしてコストを抑えた新型車両になるそうです。

勿体無いなぁ、と思いつつも、維持費が出せなくなって、大型バイク手放した自分にとっても、対岸の火事とも言えないわけでして・・・(汗)

さてこの車両、今後はどうなるんでしょう?
関東の大手私鉄では、ほとんどが電車化されているので、ディーゼルカーをわざわざ購入するメリットはなく、ディーゼルカー運用している会社は、どこも経営の厳しい第三セクターばかり。
購入するにしても、補修することが前提となるので、車体安くても、多額の費用がかさむのは免れません。
だとすると、JR東日本くらいしか引き取り手はなさそうですねぇ。
でも、JR東日本とJR東海の仲の悪さは知られた話。
にっくき東海の兄弟車とも言える車両を、東日本が引き取るかどうか。

東海は引きとらないでしょう。
引き取るにしても、キハ85の部品とりになって、美濃太田にドンガラが放置されるのが関の山かなぁ?と。

不遇の名機、キハ8500の動向に注目したいと思います。

※その後、この車両は「那珂川清流鉄道保存会」という団体が購入し、静態保存されています。
関連情報URL : http://www.ns-tetsudo.com
Posted at 2014/09/09 04:32:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | その他

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