プリンススカイライン・S54型。

何の変哲も無いオヤジクルマのように見えますが、現役時代は、生粋のレーシングカー、ポルシェ904を相手に活躍し(ポルシェには敵いませんでしたが)、スカG伝説の1ページ目を記録したクルマです。このクルマを駆ってポルシェ904に挑んだ生沢徹氏の言によれば、「まるで戦車のように頑丈なクルマだった」、たぶんポルシェと比較しての言葉でしょうが、この角ばったカタチ、確かに戦車っぽいかも。。
トヨタスポーツ800。

日東という模型メーカーが昔出していたキットです。作例は、とても丁寧に組まれていました。
ヨタハチは国民車パブリカの空冷二気筒エンジンを、空力的に優れ、かつ軽量なスポーツカーボディに搭載したもので、サーキットでは、その軽量を武器に、ライバルのホンダS600やS800と渡り合っていました。
一般的な使用としては、非力なエンジンを回して、コーナーを思い描いたラインでヒラリと楽しむスポーツカーだったのかな?と思われます。
余談ですが、トヨタ傘下に入る前のダイハツからも、「コンパーノ」という小型車が存在したのですが、ワゴンからスタートして、サルーン、最後にスパイダーが出ました。スパイダーは4座でした。イタリアンテイスト漂う格好良さだったのですが、あまり売れなかったのかな?実車も見かけないしプラモもありません。
同じく日東のヨタハチ。限定スケルトンモデルです。

メッキパーツが使用されている部分もあるのですが、製作者がメッキを剥離させてオールスケルトンを実現。カタログの透視図を見ているようで楽しい作品です。
ホンダS800。

モガ(モダン・ガール)?が添付されていました。クルマの雰囲気を良く引き立てています。
トヨタ2000GT。

フロント周りも魅力的ですが、リヤ周りの造形はフロント以上に魅力的です。
いすずベレット1600GTR

今は乗用車部門から撤退したいすず。昔はこんなスポーティなクルマを世に出していたのでした。
ベレッはその素性の良さで、レースで大活躍。ベレットのパワーユニットを使用したワークスのプロトタイプカー、ベレットR6というカッコ良いマシンも存在しました。
作例はベレットのイメージカラー、オレンジ・フラットブラックで仕上げられています。
いすず117クーペハンドメイド。

大卒初任給3万円程度の時代に、180万円弱で販売されたのこと。
117クーペは、当初手作りだったそうです。
こう見ていると、いすずは他のメーカーと一線を画すスタイリングをしていますね。
その4に続く
Posted at 2012/10/07 23:45:15 | |
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