最近、熱病のように取り付かれたグライダーのプラモデル。
ある目的でヤフオクを検索していたら、偶然見つけたグライダーのプラモデル。
子供の頃から飛行機は好きだったのですが、グライダーには特に興味ありませんでした。
でもよく考えると、大空を風に乗って翔るためだけの原点にして究極的な存在。
ポーランド製グライダー、1/72スケールという事と、製造時期がかなり古いということ以外、
全く素性が分からないのですが、スラリとしたスマートな機体、そしてこの牧歌的な箱絵に完全にやられてしまいました!4種類全て落札。

そして届いた東欧の翼たち。
写真は完成後のSZD-16型”GIL”のものです。
実機のプロフィールが知りたいので、ネットで検索。ここで気がついたのですが、グライダー
に関する記述って、本当に少ないのですね。
ポーランドをはじめ東欧諸国は、軍用機のパイロットを育成する目的で、グライダーを広く
一般に提供していたようで、グライダーの滑走場が数多く存在するそうです。
それに伴い、グライダーの生産数も、ドイツのほか、東欧諸国が多いようです。
さて、製作のために各部のディティールが知りたいのですが、外観以外の画像はほぼ皆無。
当時の雰囲気を想像して、好みで製作することにしました。
ポーランド製キットということもあり、パーツのスリ合わせとか心配していたのですが、
結構精度が高く、修正するところはあまりありませんでした。

ランナー1枚!(写真は別のキットのものです)

キャノピーと機体のスリ合わせも良好。修正不要。 (写真は別のキットのものです)
キャノピーの厚みも良い感じに薄く成型されていて、コンパウンドで磨くと、とてもキレイに
なります。
異国情緒、レトロ感漂うデカール。 (写真は別のキットのものです)

水に漬けた瞬間、粉々になってしまうかと心配したのですが、大丈夫でした。
面積が小さいからかも知れません。台紙は変色していましたが、デカール自体は色あせ・
変色はありませんでした。ただ、糊成分は弱いかな?マークフィッターで定着させました。
カラーリングは、白に黄色を微量に混ぜ、レトロっぽい白に。赤いアクセントをつけてみました。

スタンドはキット付属品。青空をイメージして塗りました。
グライダーを作ると、やはり曳航用の飛行機が欲しくなりますね。当時はロシア製の軽飛行機や
ドイツ製のシュトルヒあたりが使用されていたのかな?
構想は膨らみます。。
Posted at 2012/12/09 19:56:29 | |
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