オレの好きなマンガシリーズ【１】

と、いうわけで『オレの好きなマンガシリーズ』記念すべき１作目は…

アクメツ　脚本・田畑由秋、作画・余湖裕輝

週刊少年チャンピオン（秋田書店）　2002-2006（全１８巻）








一部で「シャイニング娘。」を紹介するのでは？と思われていますが…
しねーよｗｗｗ

アクメツと名乗る謎の仮面の男が何人も出てきて、
自分の命と引き換えに、
悪徳政治家、官僚、民間金融機関天下り、道路族などの
悪党を成敗していくという非常に痛快なバイオレンス漫画です。

政治風刺に加え、このバイオレンスさを見ると、
この漫画はチャンピオンだからこそ連載できたものだと思います。
また、成敗されちゃう悪党どもは皆、どこかで見たコトある人ばかりｗ
政権交代する前からずっとあの党を支持している人が読んだら、
若干、不快になっちゃうかもしれませんｗ

上記の通り、風刺とバイオレンスさだけが突出した漫画に見えますが、
何故、何人も同じ仮面の男が出てくるのか？目的は？正体は？
と、いうＳＦミステリー的な要素も多々あり十分読み応えがあると思います☆

ここからはオレの独り言ですが、
いわゆる社会悪を成敗するという点では、
「DEATH NOTE」の「夜神月」君と共通しています。

殺害という手段が決して正義だとは思いませんが、
自らの手を汚さず、人を利用し、偽り、保身のためなら悪党じゃなくても殺害してしまう、
月くんに対して、
アクメツは、自らを犠牲にして痛み、苦痛を分かち合いながら悪党を殺害するわけですから、
どちらかと言えばアクメツの方が正義だとオレは思います。

連載終了から既に５年経っているので、
時事ネタとしては古いですが、それでも十分楽しめると思うんで、
興味ある人は是非読んでみてください♪

このワイン…血税の味がするじゃん！