
今日は京都訪問の二日目。京都府の北部を訪問です。
朝はこんな感じ。目の前が何やら工事をしてるので、殺伐としてます。天気は正に花曇り。咲き始めの桜に厳しい寒さです。(もしかしたら目覚めの寒さかも)
朝7時に母たちと合流し、朝食を済ませて即出発です。
市内を改めてクルマで流し、軽く市内観光の後、いよいよ北部へアプローチです。
本日最初の目的地は舞鶴にある「引揚記念公園にある記念館」です。

まずは舞鶴に着いたってことで案内看板を。

駐車場から海方面を。さいばすたー号のお尻をちらり。

祈念館正面です。
入口で入場券をゲット(ここからクルマで10分にある赤レンガ博物館との共通入場券)し、館内を見学です。
ここは戦後満州から引き揚げてきた邦人が帰国した地で、シベリア抑留者の記録も併せて展示されています。
中で暇そうにしている保存会のボランティアガイドをつかまえて展示物の説明と引揚者の解説などをしていただきました。
展示物の中にはシベリア抑留を経験した元日本兵の日記帖が一般の人にも読めるようにコピーされたものがあり、何気なく読んでみると、ロシア軍緊急参戦に対抗した日本軍兵士が戦闘に敗れロシア兵に捕虜として収容されたところから帰国するまでの生々しい記録がされており、過酷な強制労働の実態が赤裸々に語られています。そして帰国ができた時の喜びまでも。
読んでいて胸が詰まる思いでした。
見学を終え、公園内の桟橋が見える丘という場所に300mほど歩いて向かいます。

展望台が設えており、入り江の奥の方を見ると、写真下部の方にわずかながら桟橋が見えます。
そうです、ここに全ての引揚者が上陸した場所です。
現在は当時の3分の1の長さでの再現ですが、数えきれないドラマがそこにはあったのだろうと想像ができます。
第2の目的地は、共通入場券を利用できる「赤レンガ博物館」です。
ここは煉瓦の歴史を学ぶ施設で、紀元前からの天日干し煉瓦から現代の煉瓦(今も舞鶴の町中に散在する建造物など)まで、しっかりと学べる施設です。
また舞鶴港は、海上自衛隊の駐屯地でもあり、博物館の外には・・・

艦船が停泊していました。船舶、軍艦マニアにはときめく場所だったりします。
最後の目的地に行く前に、道の駅でもあるとれとれセンターにて昼食。3月末までの漁でとれるずわいがにの丼をいただきました。ちなみに¥1400なり。
そして本日のメインイベント。折角京都に来たのだから見ておかないとってことで、日本三景の一つ、「天橋立」に。
まずは砂州の末端から散策です。

石碑が私たちをお出迎えです。
奥に進むと

砂浜が。
およそ3キロぐらいの砂州が続き、渡りきるまで1時間は下らないということなので、一旦散策を始めたところまで戻り、高速ボートで一気に海を横断してしまおうということで、ボートに乗り込んでレッツゴー。
およそ4分で窓から見える橋立を尻目に、有名な見物スポット「股覗き」のある展望台の麓に到着、ケーブルカーで登った先にはあの風景が。

小雨に煙る中、天橋立の全貌を見ることができました。
展望台では「かわらけ」と言うものが手に入るらしいので、母たちが展望台の売店から3枚手に入れて持ってきた。一枚もらって、十数メートル先の崖っぽいところに立ってる輪っかに投げて通ればラッキーというゲーム?(宮崎の神社でやってる素焼きの球を眼下の岩の窪んだ穴に投げ入れると幸運が、みたいなもの)にチャレンジ。2組のカップルさんが見ている中、アンダースローで投げた私のかわらけさんは見事に輪っかにイン!祝福されちゃいました。
再びボートで戻ったら、何やら警笛の音が。
どうやら天橋立に渡る橋「旋回橋」が動いて船を外海から内海に通すらしい。

奥に見えるように橋がこちら岸と平行になるまで旋回し・・・

船が積み荷を運んできた!

通過!
とまあこんな風景まで見ることが出来まして、京都北部の旅は終わりました。
残るは明日のフリータイムです。何を見聞するかはお楽しみ・・・
Posted at 2013/03/25 20:25:14 | |
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デミオ | 日記