リムヒット　それは夜道におこる

田舎の家は、山の中腹を切り開いて建てた家だ。

　行く途中、自然豊な場所を通る。
　昼間は色々な生き物に挨拶ができるし当然視界も広い。しかし、夜になると急変する。外灯など無いに等しい。
　そこを気持ちよく走っていると、前方路面上に黒い物体。

　舗装がはがれた穴だった。

リアホイールのリムが逝った。

　また、ある日の夜同じ県道名の道を気持ちよく走っていると、前方路面上に黒い物体。

　落石群だった。

　減速間に合わず、フロントのリムが逝った。

　神が私に告げている。

「扁平率50%以下ははくな」

神よりかみさんの目が怖い、今日この頃。