2013年07月27日
写真なくてゴメンナサイm(_ _)m
今回は、某方のブログで興味を持ち、普段からディーゼルに触れている私の体験や考えと、ディーゼルについて調べた結果について書こうと思います。
さて、ディーゼルっていうと、イメージは黒煙モクモクのトラック、という方もまだいるかと思います。
でも、現実に道路で黒煙モクモクのトラックって、今はあまり見かけませんよね?
これは、排ガス規制の先駆けで、ディーゼル車への黒煙対策規制が行われた結果です。
『DPF』これの装着が義務化されたためです。
黒煙は、ディーゼルエンジンの燃えかす、つまり『すす』によるもので、この『すす』をキャッチするフィルターが『DPF』です。
すす専用の、エアクリフィルター、みたいなイメージです。
当然、すすは排ガスですから、走っているうちに溜まって行きますよね。
ディーゼルエンジンをかけている限り、出続けるのですから。
トラックの場合、この溜まったすすを浄化(燃焼)するための、DPDという装置が付いています。
アイドリング中(信号待ちなど)に、エンジンの回転を上げて、高温の排ガスにて、焼き払うのです。
このDPFにはセンサーが付いていて、やはり年数が経つとこのセンサーにもすすが溜まってしまい、自動浄化されなくなるため、手動操作(ボタンだけ)ですすの浄化をします。
この手動燃焼は、約20分程アイドリングし続ける事になります。
途中まで、って事は基本出来ません。
仕事車ですから、手動燃焼は忙しい時には出来ませんので、自分でタイミングを測るために、室内のモニターにすすの溜まり具合を示すレベルゲージが表示されるのです。
これを見て、時間が取れて停車出来る場所があれば、手動燃焼させる訳です。
さて、この『すす』と『浄化』についてですが・・・
乗用車でも、ディーゼルである以上、必ずすすは溜まります
このすすを浄化するには、エンジンをある程度回す必要があります。
放っておくと、ディーラー入庫決定です
では、DPD自動浄化装置の付いてない、手動浄化のボタンもない、乗用車はどうすればいいの?
はい。
エンジン回して下さい。
目安として、1000~1500回転くらいです。
これを、約15~20分『ノンストップで続けて下さい』
頻度は週に1度くらいです。
ある程度古くなった個体であれば、2日に1度くらいです。
フツー、無理ですよね(>_<)
アイドリングで、アクセル煽ってもいいですが・・・
てか、やってられないです
でも、ドイツとかでは、ディーゼル沢山売れてるし、そんな問題聞かないよ
向こうは、アウトバーンしかり、一般道でも郊外に出れば、ノンストップで走り続けられる環境にあるから、問題ないんです
DPD自動浄化装置とは、走り続けられない日本の交通事情に合わせて作られたものです。
では、乗用車に何か対策はないのか?
走り続ける事は難しくても、高温の排ガスがあればOKなんですから、普段から回し気味に走って下さい。
ある程度、すすが溜まるのを遅らせる事が出来ます。
間違っても低回転維持の『エコラン』をしてはいけません。
ちなみに、すすが溜まり過ぎて入庫すると、パイプラインの清掃、DPFの交換、センサーの交換、さらにはエンジン内部にダメージを与える事もあり、数十万円という結構な金額になるパターンもあります。
現在トラック業界でも、燃料高騰による会社からの指事でのエコランと、トラックメーカーの指事する、すすを溜めない程度の走行との葛藤が話題になって来ています。
無難なのは、定期的にディーラーでのパイプラインのクリーニングとフィルター交換でしょうかね?
ドイツでは、交通環境から問題はないため、対策なしは当然の事
トヨタは、ディーゼルのイメージと上記の理由とで、国内でのディーゼル販売はしていません
残るはマツダ
まったく対策なしとは思えないのですが、DPD自動浄化装置は付いているんですかね?
調べてないので、分かりませんが・・・
ハイブリッドの経年劣化による、バッテリー交換
ディーゼルのすす対策による燃費悪化、もしくは定期的なクリーニング
どんなに良い物でも、完璧なんてないんでしょうね
私は、ガソリンエンジンで、ある程度の燃費で楽しい車を希望します
メルセデス・ベンツ
CLA250・・・めっちゃ気になります(笑)
Posted at 2013/07/27 18:20:24 | |
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