
本日のお召し物
長着 紬(正絹) 緑色
羽織 紬(正絹) ねずみ色(光沢あり)
足袋 四枚小鉤(綿) 紺
雪駄 鼻緒(印伝 蜻蛉柄)
巾着 印伝(鹿革) 茶色(瓢箪柄)
ちょいと知り合いの落語家、古今亭志ん馬師匠の独演会に行ってまいりました。
アタクシのウチから都営大江戸線で3駅で便利が良いです。
外を歩く距離もたかが知れていて久しぶりに和装で出かけてみたのですが、浅草という土地柄なのか和装の女性と2度すれ違いました。
これがまた若い方で(飲み屋にいるタイプ)、ひょっとしたらお店に出かける途中だったかもしれません。
さて地下鉄で移動ですが、最近は和装も流行りのようで以前ほどジロジロ見られることも無くなって(こちらが気にしなくなったのかも)快適な空間でした。
白河清澄駅で降車後徒歩4分で会場に到着しました。
6時という時間は既に暗く和装をあまり気にせずに歩くことができました。
6時30分の開場のため待合スペースには人溜まりができはじめていましたが、師匠の奥方に挨拶をして一番奥の誰も座っていないベンチに腰掛けて時間を待っていました。
そこへ集団でこちらを見ながらニコニコして近づいてくる一団・・・・・・
目が会うなり『師匠!今日は出番はあるんですか?』と声をかけられてしまいました。
以前から和装の時に落語家・僧侶・引退した力士などと間違われていましたが、今日は強烈で落語家であるという確信の下でのよいしょでございます。
アタクシ『申し訳ありませんが芸人ではありません。客なのでご容赦ください。』
と丁重に会話をお断りしてほっとしたところまた他の一団から走り寄ってきました。
『写真撮らせていただいていいですか?』ともう有無を言わせずにカメラをこちらに向けてきます。
同じ様に芸人ではない旨を伝えたところ『なぁ~んだ』と引き下がって行きました。
嬉しいような悲しいような変な気分で時間を潰していました。

落語は
①開口一番 古今亭半輔
②大工調べ 古今亭志ん馬
仲入り
③紙切り 林家正楽
④牡丹灯籠~お札はがし~ 古今亭志ん馬
囃子 岡田まい社中
という内容です。
トリの牡丹灯籠はネタ下ろしで初めて演じる話でしたが、なかなかうまくまとめられて流石!という感想です。
データで名人の牡丹灯籠を聞きつけているのですが、どうしてどうして負けていません。
ただ、暑くないのに怪談話はちょっと間抜けな気もしました。
志ん馬師匠動画→ http://www.youtube.com/watch?v=kwVIQpMP7hU
Posted at 2012/10/21 09:00:16 | |
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