背筋が凍る話

あれは今から１５年程前の事になります。私はモテ期の真っ只中にいました。当時、都内や横浜にあったランジェリーパブ通いに精を出していた私は、そこで働いていたチャンネーと同伴やアフターを繰り返すようになりました。そのうち徐々に男女の間柄に（笑）
そのチャンネーの中でも一番印象的だったのが、渋谷のピンクスというランジェリーパブで働いていたマドカちゃん。普通、お客様の水割りを作る時って、アイストングで氷をグラスに入れて酒を注ぎミネラルウォーターを入れてマドラーで軽くステアしてグラスの周りをハンカチで拭いてから提供するでしょ？でも、マドカちゃんは違ったのよ！なんと素手で氷を掴んでグラスに入れてマドラーではなく指で軽くステアして、なんとハンカチではなく舌でグラスの汗を拭き取って提供していました。私ね、その行為に秒殺されてしまって（爆）
何回か指名する内に、向こうからデートに誘ってきました。マドカちゃんは、渋谷の某スポーツジムでエアロビクスのインストラクターをしているせいか健康的に日焼けしていてスタイルが抜群！沖縄出身らしく彫りの深い顔立ちでエキゾチックな雰囲気が魅力的でした。まぁ、やがて男女の仲になり、ドップリとはまってしまいました。
ある日、そんな彼女と一戦を交えた後のベッドでの会話です。

マドカ「ねぇ、今度いつ会える？」
ピンキ「会いたくなったら、連絡するから！」
マドカ「最近、冷たいよね。もっと束縛してやる！ねぇ、聞いてる？」
ピンキ「聞こえてるって」
マドカ「あっ、私、言い忘れてた」
ピンキ「なに？」
マドカ「私ねぇ、最近、ピル飲んでないんだぁ」
ピンキ「エッ、（絶句のち即死）」

幸い、彼女は妊娠しませんでしたが、この時以来、女性の「大丈夫だから」という言葉は一切、信用しなくなりました。

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