
昨日、福島市で第28回東日本女子駅伝が開催されました。自宅近くがコースになっているので毎年、沿道に出て声援を送っていますが、今年は留守番を妻より仰せつかったので仕方なく自宅観戦。神奈川県が連覇を果たしたのですが今年の駅伝は後味の悪いものとなりました。と言うのも、山形県チームの高校生ランナーが折り返し地点をショートカットしたとして失格になったからです。画像をみてもらえばわかりますが、最終パイロンと折り返し地点のスペースが異様に空いており選手が勘違いしたのが原因です。図に書くと、こんな感じでしょうか?
◯⬅パイロン
◯⬅最終パイロン
(無駄に広い
スペース)
⚫⬅折り返し地点のポール(赤色)
【赤色で同化してランナーには紛らわしい】
=====⬅協賛スポンサーの看板(赤色)
そばにいた運営スタッフがひと声かければ、失格にはならなかった訳で、選手には気の毒な感じがしました。折り返し地点のポールの向こう側を通過するのは常識だそうですが、紛らわしいレイアウトだったのも事実であったと思います。聞けば、慌てて運営スタッフがパイロンをレース中に追加して再発防止に努めたそうで、現在進行中のレースのコースレイアウトを変更するというのは前代未聞ではないでしょうか?
この選手は、「失格」という重荷を背負って郷里に帰ったはずです。失敗しても怯まず、陸上競技を続けてほしいと思います。そして来年、スケールアップした走りを見せてほしいと思いました。
Posted at 2012/11/12 12:53:18 | |
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