約50年の大役を終える

タイトル画像の写真は我が家でした。
「東京オリンピックの年に建てた。」と義父さんが言っていたので、築50年近くになります。

昨年後半からハウスメーカーと打ち合わせを重ねて、家を建て替える事になりました。

見たまんまですが、だいぶガタついてます。
私が婿養子としてこの家に来たのが7年前で、当時は私以外(嫁と嫁方の両親)はこの家の再生はリフォーム派でした。
義父と義母が2人の住処として建てて、2人の娘(嫁と義姉)が育った家だから愛着があって当然です。

しかし、大きい台風でトタンの屋根がめくれたり歩く度に床が沈むところがあったりとダメージと劣化がひどくなってきました。
その間に娘が産まれ、震災が起こり、少しずつ気持ちが「建て替え」に変わってきたのです。

契約後、仕様打ち合わせや仮住まいの確保、引っ越し等でバタバタしていましたが、私は解体前にどうしてもやりたい事がありました。
家の前での家族の集合写真です。
この家族がこの家で過ごしていたという証をどうしても残したかったのです。
解体前日の夕方に撮ったのですが、スマホで撮れなかったのでこちらにアップできませんでした。
義姉さんも休日に呼べず、一緒に撮れなかったのが心残りです。
(ﾉД`)

解体は足場作り含めて3日で終わりました。
何ともあっけないものです・・・。
家族は形が無くなった我が家を見てどう思ったか・・・。



昨日の土曜日に地鎮祭を行い、安全祈願をしました。



地盤調査もOKで、来週以降に着工します。

跡形も無くなった我が家へ。
50年近くのお勤めご苦労様。そして、ありがとう。