2013年08月11日
ヴァルハラ・ライジング(映画)観たよ。
こりゃあ駄作だわ。
見事に駄作だったからネタバレしちゃってもイイヨネ?ってことでネタバレさせまくりで感想を…。
原題:VALHALLA RISING
2009/デンマーク・イギリス合作 上映時間93分
監督・原案・脚本:ニコラス・ウィンディング・レフン
脚本:ロイ・ヤコブセン
撮影:モーテン・ソーボー
編集:マシュー・ニューマン
出演:マッツ・ミケルセン、マールテン・スティーヴンソン、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・シーヴェス
ニコラス・ウィンディング・レフン監督が撮ったこの作品。
彼の「ドライヴ」って作品が個人的にとても面白かったので期待していたが、こりゃ滑り過ぎもいいとこ、ダダ滑りでしたねorz
主演のマッツ・ミケルセンは「タイタンの戦い」でのドラコ隊長役など、その演技力も素晴らしく、そりゃ序盤は期待しまくりで観てたのね?
説明が面倒臭いので、少々Wikipediaより情報を拝借…。
第一章 憤怒(Wrath)
■キリスト教徒による迫害を逃れて旅を続ける異教徒の集団に、彼らの娯楽として殺し合いをさせられている片目の奴隷戦士(マッツ・ミケルセン)と、彼の世話をする奴隷の少年アー(マールテン・スティーヴンソン)がいる。奴隷戦士は近い未来を予知する力を持っており、その力によって手に入れた矢じりで束縛を解き、自分を奴隷にしていた者たちをことごとく殺して自由の身となる。そして、これまで自分を「所有」していた首領バルデ(アレクサンダー・モートン)の首を槍に突き刺し、晒し者にする。
まず、奴隷の少年の名前がアーっての、いつ出たし?作中で名乗ってたっけ?
そもそも、片目の奴隷戦士と世話役奴隷少年が、なぜ奴隷になったのか?って背景が全く分からない。後半になれば解明されて来るのかと思って観てたが、結局その背景は分からないままだった。
つーか、奴隷戦士の予知能力…アレが予知能力なのかって描写は1個も出て来なかった(何か変な切り貼りが挿入されてんな~とは思ったが…)から、ここら辺もマイナスポイントかな。
第二章 沈黙の戦士(Silent Warrior)
■自由の身となった片目の奴隷戦士はアーとともに旅立つ。しばらくして、2人はキリスト教徒のバイキングの集団に出会う。言葉を発しない戦士の代わりにアーは戦士が「ワン・アイ」という名で海の向こうの地獄からやって来たと答える。バイキングたちはワン・アイとアーを聖地エルサレムへの旅に同行させる。
ここでも謎が増える。まず、何でワン・アイは喋らない(喋れない?)のか、その描写もなかったから謎が謎を呼ぶ迷宮のドツボに嵌っていくことに。
そもそも「海の向こう=地獄」って何?w
第三章 神の民(Men of God)
■船で旅に出た一行だったが、深い霧に行く手をはばまれる。飢えと渇きに耐えかねて海水を飲んだ男が死に、霧を「少年の呪い」と思い込んだ男がアーを殺そうとして逆にワン・アイに殺される。それからしばらくして、ワン・アイが海水をすくって飲んでみるとそれは真水だった。
船での長旅になることが予見されていたにもかかわらず食料を積んでないってどゆこと?ねぇねぇ教えてエロイ人!
第四章 聖地(The Holy Land)
■一行が乗っていた船は海から川に入っていた。突然に霧が晴れ、一行の目の前に現れた土地を聖地と思った一行は上陸し、その土地を探索する。しかし、そこには食に出来るような動物もいなければ、果実もなく、しかもバイキングの1人が行方をくらましてしまう。この事態にようやくここが聖地でないと分かった一行は再び船に乗って、その地を後にするが、そこに矢が飛んで来て、バイキングの1人が死ぬ。
船旅での「呪い」からやっとの思いで解放された一行、陸地を見つけて歓喜するどころか、全くの無反応。
最初は聖地エルサレムだと思い込んでたくらいなんだから、もっとこう「感極まる」演出があっても良かったのでは?
第五章 地獄(Hell)
■陸に上がって難を逃れた一行の前に、行方不明になっていた男が全身に橙褐色の泥を塗りたくった状態で現れる。そして取り憑かれた様子で、「ワン・アイが『ここは地獄だ』と言っている声が聞こえる」と言う。バイキングらは仲違いを始め、神の存在を否定する者まで現れる。そして1人の男がワン・アイに襲いかかったことをきっかけに、3人の男が死ぬ。
まず、ワン・アイに襲いかかった男が返り討ちに遭い殺されるのは理解できる。残りの2人は何もしてないし武器を取って臨戦態勢になってた訳でもない=完全にとばっちり。
そしてバイキングのリーダーが放った「駄目だ(殺すんじゃない)!」の制止を聞かずに襲いかかった男にトドメを刺す。ここで一波乱あるんじゃねぇの?…と思ったが、何も起こらなかったw
その後、シュールに森の方へと歩き出すワン・アイとアー。何これww
バイキングのリーダー・エイリク(ユアン・スチュワート)とその親友カレ(ゲイリー・ルイス)の2人が残される。カレがワン・アイに付いて行こうとすると、エイリクは裏切り者としてカレを刺す。
またもや「名乗ってないのに」名前が出たwww
第六章 犠牲(The Sacrifice)
■カレは傷ついた身体でワン・アイの後を追う。そこにエイリクの息子ゴーム(ジェイミー・シーヴェス)も加わる。一方、残されたエイリクはここを新しいエルサレムにすると意気込むが、矢を射られて絶命する。
丘の上で休憩を取っている中、ワン・アイはアーを通じてゴームがもうじき死ぬことを告げる。ゴームは既に殺されている父エイリクのもとに戻る。一方、カレはエイリクに刺された傷のために瀕死の状態にあり、死んだ息子たちのもとに行くとしてワン・アイらを見送り、そこで息絶える。
ワン・アイとアーは海岸に着く。そこに全身を橙褐色の泥で覆った先住民の集団が現れる。ワン・アイは武器を捨てて彼らに近づくと、無抵抗のまま先住民たちに撲殺される。ワン・アイを殺した先住民たちは、一部始終を見ていたアーを一瞥すると、そのまま姿を消す。
またまた「名乗ってない(ry
ゴームとエイリクが親子だったことも「Wikipediaの概要を読んでから」知ることになる俺www
ゴームが歩いて行ったのはエイリクのとこに戻ったってことだったのか!←そんな描写も会話もなかったから知らなかった^^;
そして、最後の最後、本当ワンシーンのみのカットで、やっと先住民(エンドロールでインディアンだと分かった)が「敵」として初登場☆
ワン・アイが無抵抗のまま撲殺される意味が分からんorz
アーは結局どうなったのかも分からんまま、ワン・アイが撲殺されて、なんとな~く霧が立ち込めて、アーとワン・アイのイメージ映像っぽいのがちょろっと流れて、そのまま唐突に映画は終了、エンディングに。
ちなみに、予告編だと↓こんなに面白そう!
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Posted at
2013/08/11 02:25:58
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