
先週の土曜日の出来事なんです。
結構な雨が降る中での仕事帰り。
仕事でのイライラもあり、少々アグレッシブに走っていたんですが……
あれ、なんだ?
失火してるような症状が出てるぞ……
この雨で変なところに水でも入ったかな?
心配なので少しスローダウンしようとしたところ、症状が悪化!
あ、ヤバイ、これ止まるやつだ。
クラッチを踏んで空吹かしをしようとしたら、クラッチを切った瞬間エンスト!
とりあえず惰性で車を左に寄せてハザードを点灯。
車が完全に止まったところで、再始動を試みる!
キューキュキュキュ ボォーン ストン
キューキュキュキュ ボォーン ストン
……………………………
キューキュキュキュ ボォーン ストン
………………………これはマズい………!
キューキュキュキュキュキュキュキュ
………………………実にマズい!!
とりあえず邪魔にならないところまで移動するために、1速に入れてセルを強制駆動。
キューキュキュ…キュ……キュ………キュ
おいおい、バッテリーもダメか!?
どうすっかなぁ……
とりあえず現状を把握してみよう!
まずエンジンがかからない。
そしてバッテリーがヤバイので、ギヤを入れてセルを回して強制移動も無理。
とりあえずどうにもならないっぽいので、何がダメか考えてみる。
雨だったからウォーターハンマー? いや、セルは回るからおそらく違う。
じゃあ水でプラグコードか漏電? でも、かからないことはないだろうし……
なんかセンサーでもダメになったか?と思い、イグニッションオンにしてFCコマンダーを確認。
モニターをみていると、おかしいことに気付く!
エアフロの電圧が15mVってなんだ!?
イグニッションオンしてすぐに、今までこんな低い電圧値あったか?
試しにセルを回して、空気を吸わせて電圧値の変化を見てみると……
キューキュキュキュキュキュキュ
………………………
電圧値変化なし!!
はい、エアフロ死亡。
メーターのチェックエンジンランプが2秒に一回くらいのペースで点滅している。
これが例のセンサー壊れてる表示ですか……
おそらく、ここまで電圧が低いということを考えると、多分断線。
ってことは、待っても復活とかは望めないだろうなー……
ってなわけでで、自宅に電話。
親父にレスキューを依頼。予備のエアフロを持ってきてもらい、事なきを得ました。
翌日、とりあえず予備のエアフロだけっていうのはどうも心配なので、中古パーツシップに行き、中古のエアフロとなんとなくプラグコードを購入。
しかし!このエアフロ、コネクターは合うけど径が合わない……多分フォレスター用かな……?
ネットで中古のエアフロを探しても1万円ちょいするし、どうすっかなぁー
ってことで、壊れたエアフロを修理してみることに!
パッキンで埋めてあるカバーを外し、コネクタから基盤へのハンダの状態を確認。
うーん、これ多分クラックじゃねぇの?という部分がある……
で、この見えるところのハンダを修理。溶かして新たにハンダ付けします。
そして、バスボンドでカバーを戻して乾燥するまで数日放置。
で、本日の仕事帰りに修理したエアフロを付けてみる!
見た目は悪いが、動けばよしとします!
で、交換してイグニッションオン!
電圧値は低くない!通電してる!
エンジン始動!普通にかかる!
完全暖気まで暫く放置……
30分経ってもエンジンは止まらない!
で帰宅。エンジンは止まりませんでした。
今回の件で思い知ったことは、チューニングコンピューターのリスク。
ノーマルECUなら、フェールセーフモードに入るので、どっか壊れても壊れた部分をカバーして制御してくれます。
しかし、チューニングコンピューターだと、そんな素敵な機能はついていないので、どっか壊れたらその壊れた部分の出力をそのまま反映してしまうようです。
なので、恐らく今回の件はエアフロ断線、吸入空気ほぼ0、燃料極薄。っていう結果なのかな?
とりあえずなんか壊れたら、動かなくなる可能性大ですね。
これからはノーマルECUと予備のエアフロを常に持ち歩くようになりそうですね……
まぁ、これも良い勉強ですね!
チューニングするってことは、ハイリスク、ハイリターン、ハイテンション!ってことで!
Posted at 2015/07/10 00:14:30 | |
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