『
トカゲの女 警視庁特殊犯罪バイク班』は、2014年にテレビ東京で放送された2時間ドラマです。
警察関係のドラマは、刑事さんはもちろんの事、鑑識さんや交渉人(という部署が実際にあるのかは知りませんけれど)等色々な角度から取り上げられていますが、「ついに“トカゲ”が来たか~」と驚きました(笑)
“トカゲ”というのは、私の中では、刑事さんが乗る覆面捜査車両(「あぶない刑事」で言うところの日産・レパード)のオートバイ版という認識でしたが、実際は、もう少し重大事件に対応する部署の所属のようです。車よりも機動性があり、覆面パトカーよりも一般に知られていないし、車種もビッグスクーターからツアラー系やネイキッド、トレール系と多種なので、秘匿性は高いと思います。ただね…普通の刑事さんが乗る捜査用オートバイもあるような気がします…
そんな「特殊事件捜査係」の遊撃部隊(と言っていいのかな)の“トカゲ”を主役にもってきたこの作品。「“トカゲ”なんて、どうやってドラマにするんだろう。」と興味を持って見てみました。まあ、結論から言うと、“トカゲ”(=オートバイ)はストーリーにはあまり関係なく、普通に刑事物のドラマでした。ドラマの途中でオートバイが観られて良かった…という程度です。カーアクションもありませんでしたし (^_^;)
登場するオートバイは、主役の黒谷友香さんが乗るのがカワサキ・ニンジャ400Rスペシャルエディション、準主役の大地康雄さんが乗るのはカワサキ・750RS(たぶん)、渡部豪太さんが乗るのは車種はわかりませでしたがホンダと思われる少し古いトレール(オフロード)。この3台が単独だったり編隊を組んだりして走っています。当然、主役の黒谷さんが乗るニンジャが一番よく映るのですが、地上波のオートバイとは全く関係の無いドラマのワリには、格好良く撮れていたと思います。
ドラマの内容は…重い (-。-;) 2時間ドラマは、一話完結で内容も単純明快なのでたまに見るのですが…重い。こんな重い2時間ドラマは、あまり無いような気がします。
ただ、出演者は豪華でしたけれどね。前述の3名の外に、柴俊夫、永井大、滝沢沙織、酒井美紀、宇梶剛士と、2時間ドラマで主役をできるような人が沢山出演されていて、そういった面でもお得感はありました(笑) ま、“重い”ですけれどね。
シリーズ物のようでしたが、
2作だけで終わったようです。 3作目がありました。まあ、“トカゲ”自体が職種的にわかりにくいですし、普通の刑事物との差別化は難しかったんでしょうね。
ブログ一覧 |
映画/テレビ | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2016/11/29 23:07:43