
昨日の日曜日、嫁さんの実家に行った時の事。
うちの嫁さんと、義母と義姉は買い物に出掛けてしまい、私と義父と甥っ子が残された訳だが…。
男3人で、煎餅を食べながらお茶をススル。
特に話題がある訳でもなく、沈黙が続く…。
つけっぱなしのテレビは、2時間もののサスペンスドラマの再放送を流しているが、3人とも目で画面を追うだけで内容なんか理解しちゃいない。
チャンネルを変えても同じ事なので、誰もリモコンに手を伸ばさない。
こんな時、嫁さんや義母が居てくれれば、こんな事にはならないし、ほんの少しだけ酒でも入れば、ちょっとは饒舌になれるのになぁ…。
ったく、この甥っ子も気が利かねぇなぁ!(-_-;)
しかし、
それはいたしかた無い事だった。
昨年の夏、嫌がる甥っ子を羽交い締めにして、無理矢理呑ませて以降、いまだに私の事を怨んでいる(と思う)から、酒の在処を知っていても持ってくる訳はない。
ましてや、厳格な義理の親父に至っては、盆・暮れ・正月以外に昼間から酒を呑むとは何事だ!ってな体裁を取っているが、本当は下戸(ゲコ)で、ナメる程度しか呑めない事はお見通しなんである。
<( ̄З ̄)>~♪
唯一の部外者としては、この事態を打破すべく、奥の手を使わざるを得なかった。
恒例の『甥っ子イジリ~!』d=(^o^)=b
流石に義理の親父はイジレねっての!(笑)
ココ千葉の山奥で育ち、昨年の春社会人になった甥っ子は、現在はこの家を離れ東京都内で寮暮らしをしているが、久し振りに連休が取れたと言って、昨日はたまたま実家に居た次第で…。
・彼女は出来たか?、
・酒は呑める様になったか?
・東京は沢山人が居るから、ここより空気が薄いだろ?
・階段が動いててビックリしたろ?あれはエスカレーターって言うんだぞ!
・コーヒーは黒いけど、泥水じゃないからな!
毎度の事だが、私の言う戯れ言にほとんど変わりは無く、甥っ子はその都度ヘラヘラと笑いながら反論して来るが、親父は呆れているのか、全く乗って来ない。
ホント、これだから嫁さんの実家に行くと疲れちゃうのよ(´д`|||)
すると、突然甥っ子がこう切り出した。
甥:おいちゃん、スタバって美味いな!
私:そうかなぁ?大して旨いとは思わないけどな。
シャレオツだけどな
甥:あそこの(ロゴ)マーク、エビみたいのが2本あるけど何なの?良く見ると気持ち悪いよな?
私:けっ!田舎もん!そんな事も知らないのか?(笑)
あれはだな…、
と、甥っ子に向かって話し始めた時に、義理の親父が、突然思い出した様に会話に参加し、こうノタマッタ!!
父:あぁ、あっこは昔っから、うめぇんだ。
(訳:そうです、あそこは昔から、美味しいのですよ。)
(゜〇゜;)????? はぃ??
今、何てオッシャイましたか?
(゜Д゜≡゜Д゜)?
親父ったらスタバ知ってんのか??
それも、昔からだとぉ?
(@_@;)ジェジェ!!(←パクるなっ!!)
この辺にスタバなんてねぇべよ?!
俺の知る限り、ここから最寄りの『スタバ』は、高速を使っても1時間は掛かる。
そんな所まで、親父がわざわざコーヒーを飲みに行くとは非常に考え難い。
ま、まさか!Σ( ̄ロ ̄lll)
シャレオツな『スタバ』で、ジョノカとヒーコーでもしていると言うのか!?
「あんな黒れぇもん、薄気味悪くて飲めね!俺らぁ、てーげぇのもんは飲むけんども、ありゃぁ、おいねぇなぁ、」
(あんなに黒い色をしている飲み物は、気持ちが悪くて飲めません。私は大概の物は飲みますが、あれはダメです。)
以前は上記の様に言ってたクセに、スタバで何してんのさ?( ゜o゜)
おかしな妄想は、親父の千葉(市原)弁で打ち消された。(;^_^A
父:あーに、あんでおめぇもアン店知ってる?連れてったっけか?
(訳:何だ、どうしてあなたもアノお店を知っているのですか?以前、一緒に連れて行ったことがありましたか?)
私:いえいえ、連れて行って貰ってません。
父:あのぉ、ほれ、エビが2本のな!?
(あの、ほら、エビが2本のやつね!?)
私:いやいや、お父さん、あれは尾ひれが2本ある人魚で、昔船乗り達を誘惑…。
父:あーにぃ?W(゜○゜) 人魚ぉ?(・・;)?
話が完璧に噛み合っていない。
甥:爺ちゃんが言ってんのは、○○○の所か?
スーパー山田屋の前の?
父:お~よ!それいげぇにねっぺ?。はっ、あにいってんだが!
(訳:そうですよ、それ以外に無いでしょ?あぁ、何を言っているのだろう!)
甥:あーにそれ!?、蕎麦屋だっぺよ!
(何それ!?お蕎麦屋さんでしょうよ!)
父:んだ、蕎麦屋だ。違うんけ?
(そうです。蕎麦屋です。違うんですか?)
甥:爺ちゃんボケてっぺ?あらぁ蕎麦の二葉(フタバ)だゎ!
(お爺さん、貴方は認知症ではないですか?あれはお蕎麦屋の二葉さんですよ!)
((((;゜Д゜))) そーゆー落ち??!!
┐('~`;)┌ ヤレヤレ
メデタシ、メデタシ。
ご清聴、有り難う御座いました(核爆)
ほんの少々脚色していますが、実話です。(滝汗)
『そば処 二葉』は、実在するお蕎麦屋さんで、美味しいと評判のお店との事。
千葉県にお越しの際には『そば処 二葉』に是非お立ち寄り下さい。(爆)