
先々週の土曜日、別途アップした「秋葉山本宮 秋葉神社」へのドライブ。
当ブログは、その参拝“後”の事象ついて備忘録的に追記するものである…。(←まだやるの!?)
山道を抜け、ようやく人里らしき集落に辿り着いた。
目的の「道の駅 くんまの里」はこの集落にあった。
目的地に到着したのは午後4時半少し前だった。
30分程度で着くだろうと思っていたのだが、何と倍の一時間近く掛かってしまった事になる。
あ~、疲れたし、腹減った〜!(~o~;)
早く道の駅に行って、何か食ーべよっと!(♡ε♡ )

※やっと着いたぁ〜!

無事にハイドラバッジも獲得出来て、超!満足\(^o^)/
後から分かったのだが、ココが、ココこそが、あの「熊」と言う地名の場所だったのだ。
地元の人々は、「熊」とは言わず親しみを込めて「くんま」と呼ぶんだそうである。
だから「くんまの里」なのだった。
さーて、何を食べるとしようか?
まさかココも、名産は椎茸ではあるなまいな!?(笑)
それにしても、やっぱり山奥で来にくい場所だからなのだろう、駐車場にはマイプリ以外、クルマとバイクが各1台づつしか停まっていない…。
ん?あらっ?
何かがおかしい…。
明らかに変だ!
妙に胸が騒いだ私は、クルマを降りて足早に店の方に向かった(@_@;)
胸騒ぎは、見事に的中した!!(TдT)
そ、そんなぁ…。(TдT)
かあさんの店は閉まっていたが、奥にある食堂と思しき建物の方はどーだ!?
そりゃそ~だ!
同じ敷地内だもの、同時に閉まるに決まっているではないか!( ´Д`)=3
文字は細いが、入口の真っ赤な文字で書かれた「本日終了」の文字が、
『このタワケが!本日は終了と言っちょろーが!おミャァに喰わせるメシはニャーだぎゃ!字が読めんのか?誰が何つうたって、絶対に入れてやらんがね!オ・ワ・リ(尾張)なんだがやっ!(# ゚Д゚)』
と、無情にも何故だか強烈な名古屋弁で立ちはだかっている様に思えた…。
気付けば、駐車場にはマイプリしか停まっていない…。

嘘つけ!( `д´) ケッ!
歓迎されていないのは明らかだった…。
冬場の営業時間は、午後4時までなんだだそーだ。
それにしても、随分と早く閉めちゃうのね!?(@_@;)
腹がヨジレル程の山道を、1時間もの時間と高いガソリン代を掛けて“男の浪漫”を求めてわざわざやって来たと言うのに、何と言う冷酷な仕打ち!(TдT)
悔しかったので、駐車場にクルマを置いたまま 道の駅周辺を見て回る事にした。

入り口に掲げられた熊のイラストの、この何とも人を馬鹿にしくさった顔に腹が立った。(๑`^´๑)テメェ、ブットヴァスゾ!!
そしてまた、この「厶🈷ハヒヒハ」と言う、これまた人を馬鹿にした“暗号の様な言葉”の出現に暫し考え込んでしまったが、いったい何を意味するのか!?
もはや日本語では無い様な気もするが…。
もしかして、静岡弁なのか?!(@_@;)
くっそぉ!腹減ったぁ( ´Д`)=3
残念ながら、近くにファミレスやコンビニは見当たら無かった。

郵便局じゃメシは喰えない…。
その前に閉まってるし。(-_-;)
しかし、非常に興味深い郵便局だった。
昔々、上野動物園には猿が運転手を務めるミニ電車が有った事を、突然思い出した。
通称「お猿の電車」だ。
ココの局長は、プーさんだったりするんだろうか?(笑)
って事は、他にもまだありそうだぞ!(^o^)v
道の駅に入れずに、大いに不貞腐れていた筈なのに、そんな事は忘れて何だかワクワクしている自分がいた(笑)
有った!(^_-)-☆
奥飛騨には、「熊牧場」なる動物園?があるが、その類なのであろう…。
小熊ばっかりいるに違いない!?
まぁ、ここでいつまでも悪態をついていても仕方が無い、私に残された道はただひとつ!
とっとと帰る!
それしか無かった…。( ´Д`)=3
秋の陽は、ツルベの落語は聞いた事がない…。
既に陽は傾き始め、哀愁漂うその道の駅は更にその寂しさを増し、近隣住民の皆さんも熊の出没を恐れてなのか人っ子一人見掛ける事は無かった…。
クルマに戻った私は、早速カーナビの目的地を自宅に定め、そのルートを確認したのだった。
とにかく一刻も早く家に帰りたい!との思いで、ナビのルート設定を「距離優先」にセットした。
ナビお奨めの「推奨ルート」に比べ、10km近く短かかった。
ひっそりと眠る様に静まり返ったその集落は、目を閉じたまま手だけを振って私を見送る、赴任前のうちの奥さんの様だったが、流石に「帰りにマーガリン買って来て!」とは言わなかった(-_-;)
この時点ではまだ、この「距離優先」のルートを選ぶ事によってこの身に降り掛かる、更なる災難を予測するスベは無かった…。
この日は曇っている事もあってか、まだ午後5時を少し回っただけであるのに、四方を山に囲まれたこの地域は、日暮が早かった。
ヘッドライトを点灯し、ナビの指し示す我が家に向う。
ここに来る時に通った、激しい山道とはルートが違いホッと胸を撫で下ろしたのもつかの間…。
やはり、同じ様な細い曲がりくねった道に突入してしまう…。
いや、来る時に通った道よりも一層曲がりくねり、左右に立ちはだかる鬱蒼とした木々はより一層その高さと密度を増し、さっきは頭上は開いていた為、陽の光が少しは入ったが、今回は頭上をも木々が覆い一面の闇と化していた。
その上、あろう事か所々舗装されていない所もあるではないか!?(@_@;)ウッソ!!

※左側の岩肌が崩れ、岩の破片がゴロゴロと行く手を阻む…。
参った…。
来る時に通った道よりも、細く暗い道だった。
こんな事なら、10km程度遠回りしてもナビの推奨ルートを選べば良かったと、激しく後悔したのだった。(TдT)
この先、どんな悪路になるのか想像もつかない。
今来た道を戻ろうにも、方向転換するスペースなど無いし、こんなに真っ暗で曲がりくねった道を数100m、バックで戻る事も困難だった。
前進するのみしか選択肢は無かった。
全てはAFTER THE FESTIVAL的、後の祭り…。
すっかり日も落ちて、辺り一面は闇と化す。
ルームミラーには何も映らない。
いや、映ったら非常に困る!!Σ(゚Д゚)
「魑魅魍魎」が
ウヨウョ居そうな雰囲気だ!
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はーい!正解は「魑魅魍魎」でした。(笑)
皆んな、書けたかな?(笑)
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これ程心細い思いでクルマを走らせた事があっただろうか!?(TдT)
ドキドキしながら、延々と続く漆黒の山道をアップライトでノロノロと走る。
こんなに薄気味悪い道は、猛ダッシュで切り抜けたかったのだが、カーブの連続がそれを許さなかった。
とある合流地点で突然、カーナビが喋ったので飛び上がる程ブッたまげた(@_@;)
「5km以上、道なりです。」
┐(´д`)┌ヤレヤレ、あと何km走ったらこんな道から開放されるのか?皆目見当もつかないどころか、自分が今何処を走っているのかさえ分からなかった。
もう、どの位走ったのだろう!?
遙か前方に、ポツンと灯りが見えた。
おお、やっとこの細い道から開放されるんだろ!
いや、ちょっと待て!(@_@;)
こんな山奥に、人など住んでいる訳が無い…。
じゃあ、あの小さな灯りは何なんだ!?
全身が硬直し、息子もチヂミ上がる。
あの灯りが山中の一軒家の物なら、道を尋ねるのは辞めよう。
こんなシチュエーションの場合、そこには間違いなく、夜な夜な包丁を研ぐ白髪の老婆(ヤマンバ)が住んでいる事になっているのだ!
この老婆は、毎日夜な夜な忙しく動き回るらしい…。
休みの日なんて無いのだ!
休んだら「老婆の休日」だもんな!?(^m^)
などと、自分に対して余裕を見せるフリをしてみたが、笑える訳がない(-_-;)
そんなクダラぬ事を考えながら、2〜300m走っただろうか!?
さっき確かに見えた灯りの辺りに来ている筈なのに、何処にも灯りなど無いではないか!?(@_@;)
どうなっているのだ!
あの灯りは何だったの!?(◎o◎)
そうこうする内に、目の前に変則的な十字路が現れた!一本道の筈なのにの!?
どっちに行けば良いやら、ナビを見やると…。
十字路なんて…無いΣ(゚Д゚)、無いどころかナビの指し示す道以外を走っている事になっているではないか!?(@_@;)
マジかーっ!!?
本気でチビリそうになった(TдT)
(かと言って、車外に出て用を足す勇気など無い…。)
これは、きっと熊郵便局と熊幼稚園を馬鹿にした故に、罰が当たったのだと思う。
皆さんも浜松においでの際は、是非、「道の駅 魑魅魍魎の里」?においで下さい!(^o^)v
何のタメにもならないのに、最後までお読み頂き、ありがとうございました。m(_ _;)m
= 完 =