
浜松に単身赴任で約2年半を過ごし、やっと遠州弁のイントネーションにも慣れた先月末、訳あって地元千葉に戻った自分...。
一昨年の暮れには貰い事故により、初車検を待たずに全損廃車、自身も肋骨3本の骨折...。
昨年夏には社内のトラブルに見舞われる...と言った、波乱に満ちた生活ではあったが、浜松と言う立地条件の下、戦国好き・ドライブ好きの私にとっては天国の様な土地だった。
家康が若い頃居城とした浜松城はもとより、駿府城跡、久能山東照宮、長篠・設楽原古戦場跡、桶狭間古戦場跡、名古屋城、犬山城、岐阜城、小牧山城、清洲城、彦根城、関ヶ原古戦場、佐和山城跡、長浜城、姉川古戦場、小谷城跡、賤ヶ岳古戦場、安土城、本能寺跡、比叡山延暦寺...。
遠くは、福井の北ノ庄城跡、大阪城、真田丸跡...等々、パッと思い付くだけでもこれだけの戦国縁の地を巡り歩いた。
そして、赴任先のアパートからは車で30分程度の距離にある、元々は庭園で有名な「龍潭寺(りょうたんじ)」が、来年のNHK大河ドラマの主人公「女城主、直虎」縁の寺として脚光を浴び始めたと言うのに...、
泣く泣く地元千葉に戻った次第なのだ。(>︿<。)

・龍潭寺駐車場

・山門

・本堂

・井伊家 歴代墓所
小さな石塔の右から2番目が“直虎の墓石”で、仲良く並ぶスグ隣の3番目が許嫁(いいなづけ)井伊直親(なおちか)の墓石。

・龍潭寺の御朱印帳と御朱印。
大河放映が決定した昨年の秋頃から、浜松は全市をあげて「直虎ブーム」で、上を下への大騒ぎ。(°д°)(°д°)(°д°)

・境内にはこんな幟(のぼり)。
浜松市内のアチコチで見掛ける(笑)
浜松駅前は大きな垂れ幕、市内の本屋に行けば店頭に数種の「井伊直虎 関連書籍」が、“これでもか!”と言う位 数多く平積みされ、市内を走る私鉄もラッピング列車の運行を始めた。
土産物屋でも“饅頭”や、“どら焼” 等々の関連商品が売られ、
寺にほど近いホテルでは、こんなメニューも登場している。
聞くところによると、どうやら近々に彼女の記念館も完成するらしい。

・背景は龍潭寺の庭園。
同じ浜松の英雄「徳川家康」に比べれば知名度は低いが、
戦国の世に生まれ、数奇な運命によって“女性にも関わらず”家督を継ぎ領主となって、隣国の敵に舐められぬ様【直虎】と言う屈強な名を名のり、生き別れた許嫁(いいなづけ)の子供を育てあげた と言う、如何にも日本人好みの人生なのだ(←その子が後の徳川四天王の1人、“井伊直政”)
主役の「井伊直虎」役には、柴咲コウ。
先日「真田→直虎」へのバトンタッチの様子も報道されていたばかり...。
こりゃ真田丸に続いて、来年の大河ドラマも盛り上がるに違いない!*\(^o^)/*
私にとって、浜松は縁もゆかりも無い土地だったが、地元民の様に喜び大いに期待をしていただけに、浜松を離れるのは後髪を引かれる思いだった...。
ところが...。(´°д°`)
今朝の朝刊(読売)にこんな記事を見つけてしまったのだ!("⊙Д⊙")えっ!!
マジかぁ〜‼Σ( Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
何でこのタイミングで発表したんだろ?っと思わずにはいられない(>︿<。)
戦国に生きた「女性」だからこそ、ワクワクするのだし応援もしたくなるのに...。(主演が柴咲コウだしね❤(^_^;)
主人公が男なら、なーんにも珍しくないし...、こりゃ、視聴率に影響が出そうだねぇ(^_^;
ま、現在我々が認識している歴史なんて、果たして本当なのかどうかも調べようが無いのだが、大河ドラマのストーリーってのは、多少の“脚色”はされても自分の認識している「歴史」...、言い換えれば、一応“ノンフィクション”との認識があるから、関心も湧き、感心もし、安心して観ていられる訳で...。
この新聞記事が本当なら、来年の大河ドラマは、タダの長くて地味な「時代劇」になってしまう(^_^;
新聞記事の最後に、こんなNHKのコメントが載っていた。

完全に開き直ったね(笑)

・直虎が別人で男なら、ゆかりの寺である事は間違い無いが「女城主」ってのはフィクションになるんだなぁ!?(^_^;
どうせフィクションなら、【仁】の様にタイムスリップとかのSF的要素も取り入れればどーだぃ!?(爆)
折角の直虎ブーム...。
本屋に山積みされた関連書籍、直虎饅頭、直虎膳...等々。
その売上げはどうなる事やら...(^ω^;);););)
ドラマ放映直前に発表された「新発見」によって、街をあげての直虎フィーバーに水を挿す結果にならぬと良いのだが…(^_^;
遠い関東の地よりお祈り申し上げます(  ̄▽ ̄)v❤
Posted at 2016/12/16 02:08:11 | |
トラックバック(0)