
久しぶりに連休が取れたので、念願の「東国三社参り」に行ってきた。
休日に神社仏閣を訪ね歩くなど、ハッキリ言ってジジ臭い趣味であると思う...。
若い頃には神社仏閣巡りなど何が面白いんだろ?などと考えていたのだが、この歳になると楽しくなるから不思議である。
ま、ぶっちゃけた話、昨今ブームになっている「御朱印」集めが目的であるから、実は“ミーハー根性丸出し”な訳で、何より他のレジャーに比べて「一番金が掛からない!」ってぇ所が最大の魅力なんだけどね(^_^;
ミーハー根性丸出しの貧乏オヤジは考えた!
1.まず近場で手軽で、金が掛からない事。
2.他人に多少なりとも自慢出来る事。
3.「ほぉ〜っ( ゜o゜)」っと少なからず感心する要素がある事。
4.インスタ映えして、ブログネタになる写真が撮れる事。
って訳で、東関東に位置する「東国三社」御朱印巡り を決行する事としたのね!(  ̄▽ ̄)v
・鹿島神宮(茨城県)
・息栖神社(茨城県)
・香取神宮(千葉県)
だけど、どーでもいーけど
「東国三社って何よ!?」(゚д゚)??
って言う、(特に関東以外にお住まいの)方々は多いのではないだろうか?
ま、そう言う私も千葉県に住んでいながら詳しく知らなかったのだからwww
簡単に言ってしまえば…。
江戸時代、庶民の間で「お伊勢詣で」が夢であり、一生に一度はお参りしたい!っと言う、一種のステータス的な行事だった訳だが、関東以北の庶民は「お伊勢詣で」の後に「東国三社」も巡っていたと言うから、この「東国三社」巡りは結構歴史のある定番の旅だったんらしいのね。(  ̄▽ ̄)v
この三社はいずれも歴史のある神社なんだが、特に「鹿島神宮」「香取神宮」は2000年以上の歴史を誇り、また平安時代の創建の頃に「神宮」と呼ばれていたのは、日本全国で「伊勢神宮」の他、この「鹿島神宮」「香取神宮」の三社だけ!って事だから、その格式の高さは凄いでしょ!?(  ̄▽ ̄)v
って訳で、先ずは鹿島神宮へGO‼
我が家からは高速を使えば、僅か一時間半程度の距離。
貧乏オヤジは、片道約¥2,000の高速代を出し渋りたかったが、一般道だと更に一時間以上余計に掛かるし、これからやって来ると言う「台風5号」の事があったので、やむ無く高速を使いましたとさ...(^_^;
美しい😍
炎天下、大鳥居の前で角度を変えて何枚も、汗だくで写真を撮っているオヤジ...。
怪しい😒!?www
長い参道を行くと朱塗りの立派な楼門...。
なんでも、この楼門(重要文化財)は“日本三代楼門”の一つに数えられているとか...。
誰がいつ数えたのかは明記されて無いんだけどね(笑)
楼門を潜り、いよいよ本殿へ
w( ̄△ ̄;)wおおっ!
美しい...😍
現在の本殿は、二代将軍 徳川秀忠 の奉納によるもので、現在「奥宮」として残っているのが、徳川家康が奉納した初代本殿だそうな。
昨年完成した「祈祷殿・庁舎」で、お目当ての御朱印も頂いた。
受付の横に、こんな気になる案内が...。
相川七瀬デザイン御朱印帳 1,700円
相川七瀬デザイン御朱印カバ- 2,500円
( ゜o゜)("⊙Д⊙")えっ!!
相川七瀬って、あの相川七瀬?
ま、確かにデビュー当時「ロックの女神」とか言われてたけど...。
「ロックの女神」と「鹿島神宮」は、随分と隔たりがある様な...(^ω^;);););)
不思議に思って、受付の巫女さんに聞いてみたら、何と彼女は鹿嶋市の親善大使なんだそうで...(^_^;
ちょっと調べてみたら、彼女は大阪生まれで、当地に何の縁も無い?のに、何で親善大使なんだろーか...?
色々、あちこちの親善大使もやってるみたいだし、こんな本も出してるみたいですな!
ふ〜ん...。
きっと、いつまでも「夢見る少女じゃいられない」って思って、色んな事に手を出してるんですな!?www
で、
ミーハーオヤジはこの手の御朱印帳に興味を持ったかと言うと...。
もーしわけねぇ〜っ‼m(_ _)m
全く興味無し(爆)
ってか、オイラみたいなオッサンが「ピンクの鹿さん」の御朱印帳持ってたら気持ち悪りぃっての‼(爆)
話を戻す。(^_^;
無事参拝を終え、御朱印も頂いく事ができたので、更に境内の散策を続けた。
鬱蒼とした参道を更に奥に進むと...。
左手に鹿がいた。
どの鹿も、暑さの為か覇気が無く全くヤル気の無さげな顔をしてダレていた。(笑)
木陰の一箇所に固まって涼を取り、意味も無く口をモグモグさせる様は、愚鈍な牛を思い起こさせる。┐(´~`;)┌
超無愛想と言うか、チョコボールの様な糞をそこら中にバラ撒いても平気な顔をしていて、ハッキリ言って元来私はあまり好きでは無い(-_-)
フェンスは二重になっており、餌を買うと第一の柵を越えて餌付け出来る仕組みwww.
もちろん、興味が無いのでスルー。(^_^;
でも、何で境内に鹿がいるの!?
って思いませんか?
そう言えば、東大寺前の奈良公園?春日山?にも鹿が居たっけ…。
っと思いながら、近くの案内板を見て驚いた‼...("⊙Д⊙")えっ!!
相川七瀬が...?
って、うそうそ(爆)
彼女は何の関係も無い(笑)
鹿は鹿島神宮の神様の御遣いなんですな!
しかも、あの奈良の春日大社の神様は、ココ鹿島神宮の神様が分霊されて創建されたとは‼
だから、春日大社近くの奈良公園には鹿がいるんだ!?
w( ̄△ ̄;)wおおっ!スゲェ
どことなく気品が漂う“凛”とした顔立ち、真っ黒でつぶらな可愛い瞳...。
やっぱり、神様の御遣いでしたか!*\(^o^)/*🦌
更に奥に進むと、徳川家康が奉納したと言う「奥宮」がある。
質素なイメージだが、イニシエ感が半端ない。*\(^o^)/*
この奥宮の裏手奥に、「要石」(かなめいし)と呼ばれる小さな石が祀られているのだが…。
なんでも、ここに見えているのはホンの一部分で、水戸黄門が七日七晩掘っても掘っても、掘り切れなかったと伝えられ、古来度々起こった地震は地中にいる“大鯰”(オオナマズ)が暴れるからであると考えられており、その鯰の頭を押さえていると言う伝説がある。www.
因みに、この後訪れた「鹿島神宮」にも同様の「要石」があり、鹿島神宮のソレは、大鯰の尾っぽを押さえているんだそーなwww.
そして最後に訪れたのは、境内の一番奥まった所にある【御手洗】と呼ばれる場所。
御手洗と言っても“トイレ”では無く、「みたらし」と読む神聖なる湧き水で、参拝者がこの池で身を清めてから参拝したので、その名が残っている。
池のほとりには茶店的な店もあり、食事や喫茶等、参拝者の休憩場所となっていてなかなかの繁盛ぶりだ。
ふと、店先に目をやると...。
この聖なる湧き水をペットボトルに詰めて売っている!?
価格はボトルの大きさによって異なるが、100〜200円。
いくら神聖だと言っても、水だもんな!
でもよく見ると...。
違った違った‼
水は入っていなかった...。
空のペットボトルのみが売られていて、勝手に神聖な水を汲んで帰れ!って事らしい(^_^;
スゲェ商売するもんだな!?(笑)
さ、東国三社のあと二社も巡らねば!って訳で駐車場に向かった。
途中脱線したお陰で、思いの外長文になってしまったので、残り二社分は改めてアップします。
最後までお読み頂き
┏○)) アザ━━━━━━━━ス!
つづく
P.S.
駐車場に向かう帰路、鹿苑の横を通ったら、餌を貰っている元気な鹿様達に遭遇。(笑)
よっぽど腹が減っているとみえて群がっていた。(笑)
神聖な神様の御遣いなんだから、もっと待遇が良くてもイイ筈なのにな!?(爆)