午前10時
毎度の裏口脱出です
今回、農業用のコンテナでの出で立ちとなりました
荷物を積み込む直前までは、ジツは、青いコンテナをくくりつけていたのです
この一週間というもの・・・地元の小田川で、昼に夜にと、鮎取りに励んでおりまして(^^;
青いコンテナに投網や肩掛けクーラーボックスを放り込み、Tシャツに水泳パンツ姿で、その(^^; ラクダを駆っていました
ここんところ、ずーっとお天気続きで、小田川もだいぶん疲弊しています
水中めがねをかけて潜ってみても、枯れ藻?の粉かなにかわかりませんが、浮遊物で視界が曇っています
水のにおいも、なにか変(^^;
そういえば・・・
数年前にも、こんな夏があって・・・
神頼みに赴いたことを思い出したりしておりました
・・・4年たった今でも、あんまり変わってないなぁ・・・オレ(^^;
まあいいか(^^;笑うしかない・・・
青いコンテナには、横面に黒マジックで大きくしっかりと! 名字 が記されてあって
なんか、恥ずかしいので、無記名の黄色いやつに取り替えました
(いつもの、赤いバッグでもよかったのですが、今日はこれで行くのだ!妙に気合いが入っていたようです)
で
いったい、なにしに?!
って、強烈な理由とか目標なんぞはなかったのですが(^^;
なんとなく、きれいな水に浸りたくて
いや、見られりだけでもいい・・・
とりあえず、小田深山から久万高原方面へ行けば、なんとかなる!
あわよくば!綺麗な水辺で、優雅なキャンプなぞ出来る・・・かも
そんなささやかな期待を胸に、炎天下の中、出て行きました
家族にはナイショで(^^;
地元のスーパーで、最低限の昼飯と、出来合いものの晩飯、ビールを仕入れて
まあ、気分が乗らなければ、帰ってくればいいや的、緩いモードでラクダを走らせました
今回は、綺麗な川に浸る・・・
そう、自分に、ラクダに言い聞かせ(^^;
この作業道の誘惑を断ち切るのに、深呼吸も3回以上は必要でした
ドングリ拾いに行ってきまぁーす! なーんて
妙にしっくりきますね(*^_^*) さすが!カブです
そういえば
小学生の頃、ガッコの先生に勧められて、袋いっぱいドングリを集めると、¥何円?!もらえるってんで・・・血眼になって集めたキオクもあるのですが・・・
どんだけ集めてどんだけもらって(^^; 何に使ったまでは、まったくもって覚えていない
ジツに田舎くさくて元気な思い出・・・いつか・・・同窓会で話題に出してみよう
小田深山の大規模林道を越し
渓流沿いを少し下っていると、川底が青く光るのが目に入りました
雨が無いわりには水量があるな?!
もちろん、綺麗なのですが、少し透明度がないような・・・
たぶん、スコールがあるのでしょうね、山の上ですもん
よく知った道ですが
新鮮ですね
こんななんてことのないヘアピン(*^_^*) シアワセを感じる僕は、やっぱりヘンタイ性十分かもしれません
少し下ると
勾配も川幅も落ち着いてきて
お!
アマゴです
水面付近でじーっと、虫が流れてくるのを待ちかまえています
これが見られただけでも、とりあえず良かった(*^_^*)
しかし・・・
やっぱり、なんかシャキッとした透明感がないような
スルスルと川を下り
黒川本流へ出て、左へ右へと行ったり来たり
橋の上から、流れやサカナの動きを眺めたりしておりました
・・・が・・・(^^;
うーーん
西谷の2車線へ出て、いつもの水場で遅い昼飯としました
作戦タイムです
面河川方面へと向かってみるか
カルストを散歩して、温泉でも入って帰宅するか・・・
すぐ上の、カルストへの道には、バイクやら乗用車やらがひっきりなしに行き交っています
上天気の休日のこと、当然ですよね(*^_^*) みんな、考えることはいっしょです
しかし
こんなに皆が向かうカルスト・・・
そう思うだけで(^^; モチベーションがダラ下がりで
あえて、人の多いところへ行くこともなかろう
さて、どうするか
目標が定まらないときは、ろくなことが無い
とはわかっていながら(^^; ラクダを発進!
檮原方面へと楽な道を行こうと思った矢先のこと
左に林道らしきものが・・・
シゴトではもう何度も走っているこの道なのですが、ラクダでしか見えない道ってのがあるのですよね(^^;
もしや、これをたどって行けば・・・
天狗へつながる秘密の道なのかもしれない(*^_^*)
(上へ上がれば人はいるのですことはわかっているのですが)
入ってみました
ナビの山地図を確認すれば、なんとなくは推測できるのですけど
なんとなく、おもしろくなくて(^^;
無視して進んでみました
枝道もない一本道
なんのことはない(^^; 慣れっこの行き止まり
改めて、ナビの山地図を確認すると
まったく違う方向へ進んできておりました
戻って
長い長い地吉トンネルを抜け
もう、帰宅しよう・・・温泉に寄って
そう思いながら下っていたところ
ふと
天狗へと続く大規模林道へ直結の近道を思い出してしまって(^^;
左折
対向車ともほとんどすれ違うこともなく、天狗へ到着
いろいろ頭の中、迷って走りましたが
いつ来ても、良いですね(*^_^*)ここ
ちょっとおじゃまな構図のようですが(^^;
まあ、良いではないですか
僕的には、「勝った!」ってな、いま思い返すとジツに理解しにくい思考が働いていました
綺麗なトイレをお借りしてm(_ _)m
そそくさと姫鶴方面へ
出発するときには、川、川、川・・・だったのですが
もうすっかりと山頭に切り替わっていました
かなり(^^;単純
姫鶴平では、幕営をどうしようかと
なにげにまた迷ってしまって(^^;
そう思いつつも、なんとなく
キャラバンの横のスペースにテントを張ってしまいました
もうそろそろ帰宅しているであろう?! 嫁にTELを入れ
・・・あまりびっくりもしていない、嫁に
「なぜか、カルストへ来ているのですヨ、もう、テント張ったから帰れないもんネ」
そう宣言したのですが
「末っ子殿の明日早朝の、部活への送りはどうするのヨ!!、3男坊の送りもあるしで、私が2往復ってかぁ?!!!」
しっかり忘れていたぁ(^^; しまったぁ・・・
体力バカの末っ子、自転車で行けばええのよ
3男坊も汽車で行くのが当たり前でねぇけ
などと、独り言を漏らすも・・・オレは遊んでいるしなぁ(^^;
嫁を怒らすのもめんどくさいなぁ
帰るか?
めんどくさい
何とかしよう、なんとかなる!
よくわからない自信が沸いてきて、その場に踏みとどまりました
酒さえあれば、なんとかなる
シゴトでビジホ泊の時と同じような晩飯
まあ、これはこれで楽でいいもんですね
ぽつりぽつりと
左隣のキャラバンのオッサンと言葉を交わしたりしながらひとときを過ごしておりました
ちょっとうるさくするけど、すぐにやめるから・・・
キャラバンのオッサンが、クラシックギターを弾き初めて
おっと、これが、感動的な音色を奏で
声もオグラケイそっくりで、しっとりとジツに不思議な雰囲気を醸し出していて
ド・フォークオンパレードなのですが
椅子を持って、寄って聴かせてもらうこととしました
そのうち、どこからか、また一人、僕よりちょっと上げなヒトが寄ってきて
アベックも一組入ってきて
キャラバンは、気にせず弾き語りを続けており
まるで・・・
アウトドア誌の1ページのような光景となったのです(で・しょう・・・たぶん)
アベックのかわいい女性が、キャラバンの演奏で歌ったりもして
オッサン、知らない曲でも、楽譜を見ながら、しっかり演奏されていて・・・
キャラバン、単なる酒飲みの暇なヒト・・・と、勝手に位置づけていた僕、まじめに反省したのでしたm(_ _)m
曲知らなくても、ギター弾けるのか?! なんて、素朴に関心したりして
(自宅に帰って、嫁にそれを言うと、当たり前よ!っていなされましたけど)
よくわからんけど、スゴイ世界だ
ビールもなくなり
芋焼酎を分けてもらって
いつものごとく、いつどうやってテントに潜り込んだのか、まったくキオクも残っておらず、夜中に目が覚めてしまいました(^^;
時間を逆算し、飛び起きて静かに撤収
(昨夜、両隣の方には、超早朝からゴソゴソします、ゴメンナサイとお断りを入れておいたのですが、やっぱり迷惑かけたでしょうね)
薄暗い中
キャンプ場を後にしました
さあ、帰るゾ! すっ飛ばして
嫁に車を出させる訳にはいかん!!
っと、は思いつつ
また、停車して
写真なんぞ撮ってみたりして・・・
朝焼けや雲海には、てんで弱いのです
これがイケナかった(^^;
6時32分には帰宅するものの
ティーダ号は出発した後だった・・・
7分遅れだったみたいでした
この!バカが!!
待ちかまえていた、実母の怒りの鉄拳をくらい
(なれてますので屁でもないのですけど)
聞こえないふりをして
濡れたテントを干したのでした
綺麗な川に浸りたい
そう思って飛び出した今回ですが
それなりに
充実した休日となりました(*^_^*) ネ