最初に誤解がないように言っておきますがカーボンの板材を無理やり屋根に貼ったわけではありません。
ドイツのCDCというメーカーの製品です。
http://www.carbon-dach.de/
購入したのは約1年前。丸1年放置してました。スタコンをきっかけに組みましたが、スタコンがなかったらおそらく後2年くらい放置してたはずです。
ここ数年で最悪と思える体調の時期に荷物は届きました。血圧が急低下してフラフラの状態の折に180cmX220cmの巨大な箱が届いたのです。倒れそうになりながらガレージ奥に立てかけました。
体調が回復しないので1か月放置の後開梱したら。でかい木枠が.....

しかも屋根は木枠にボルトで固定されてました。

木枠ばらして屋根を取り出して木枠を分解したら1時間半ほどかかりました。
出てきた屋根を触るとガサガサの魚の鱗みたいな触感でした。
マットカーボンは好みではないのでクリア塗装を検討する必要がありました。
後先考えずに物買うとえらい目見ますね。

とりあえずどうするかすぐに思いつかなかったので木枠を捨てて屋根は箱に戻しました。
そうこうしてると家族が怪我をしてこれに構っている時間が無くなり、それがひと段落したら夏がきて今度はガレージが人がこもって作業できないような気温になってました。
クリア塗装もDIYと塗装屋さんに頼む両方を考え、塗装屋さんに試験的に切れ端を塗装しましたがドライカーボンにクリア塗装はほとんど例がないので塗装面に気泡ができるという問題が発生し塗装計画はペンディングになりました。
その後も屋根に構っている時間が取れず、気が付いたら年末になってました。
年末にマッキナさんに行くと件の塗装屋さんが屋根の塗装ができる目途が付いたとのこと。
そして3月末に塗装をお願いしました。
取り付け仮組の写真です。軽量化目的ではないのでカットして接着剤で張り合わせです。
クリア塗料を薄く吹いて5度塗り重ねてます。気泡は肉眼で見る限りはわからないです。
接着材も外周部分は固い物、屋根中心部分は車体のねじれに対応した柔軟性のあるもので貼ってくれました。気遣い感謝です。
ハッチ側はCDCがポカやらかしてサイズが合わなかったのでドライカーボンの板を2枚2層張り合わせて自作しました。こんなことやるから屋根まで自作品扱いされたりするんですね。屋根は3次局面なんで板材貼ってもうまくいかないですよ。
これほど撮影しにくいパーツは無い。映り込みはするし、台に乗らないと全景見渡すこともできない。
身長が2m位ないと無理。
今回はこれを取り付けるために尽力してくれたマッキナさんとプロとしてきっちり仕事をしてくれた塗装屋さんに感謝以外の言葉がありません。有難うございました。
Posted at 2014/04/07 23:55:08 | |
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