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タツゥのブログ一覧

2014年09月06日 イイね!

ラジアルタイヤ

今日は雑誌の記事にケチをつけるコーナーです。

今週のオートスポーツはもう読まれましたでしょうか?
52ページに「メーカー別ラジアルタイヤ直球評価」という特集があり、こんな記述があります。

「タイヤを1周する縦溝を有しているタイヤでなければならないという規定が明記されているため、事実上Sタイヤは使用できない。結果、スポーツラジアルタイヤを使用することになる。
ラジアルタイヤはSタイヤに比べライフが長いという利点があり・・・」

しつこいようですが、僕は声を大にして言いたい

ラジアルタイヤのラジアルは何を意味しているのか?

この記述を読む限り、オートスポーツではSタイヤとラジアルタイヤは別のものという扱いです。
でも、Sタイヤもラジアルタイヤです。

どう考えても乗用車用の普通タイヤという意味でラジアルという言葉を使っているのですが、ラジアルには乗用車用とか普通という意味は一切ありません。

タイヤメーカのホームページを見ても、各社ともにラジアルタイヤという呼び方はせず、乗用車用タイヤもしくは乗用車用ラジアルタイヤと書いています。

細かいこと言うなよ!と思う人もいるかと思いますが、僕としては見過ごすことはできません。

僕らはすでにラジアルタイヤのラジアルがカーカスの配列方向を示していること知っていて、かつ社会通念上、スポーツラジアルタイヤとはZⅡやRE-11A、ネオバのことを指していることを知っているので、ラジアルの意味を間違うことはありません。

でも、最近クルマに興味を持ち始めて雑誌を読み始めた中学生などは、”Sタイヤはラジアルタイヤではない”と間違った認識をしてしまいます。

昨今はネットでヤフればラジアルの意味くらい瞬間的にわかりますが、事情を知らない人達は、”なぜSタイヤもラジアル構造なのに、ラジアルタイヤと区別されているのだろう?”と疑問に思うはずです。

かろうじてヤフー知恵袋に質問すると正しい解答が得られるのですが、みんながみんなヤフー知恵袋を見るとも限らないので、ラジアルタイヤのラジアルがカーカスの配列方向を意味していることを知っている我々は、ラジアルという言葉を乗用車用の代わりに使うのはやめたいものです。

ちなみに僕の知り合いにも、事ある度に”ラジアルの場合は○○だから”という人がいるのですが、性格の悪い僕は、”じゃあ、バイアスの場合はどうなのですか?”と揚げ足を取ってあげるようにしています。
Posted at 2014/09/06 23:48:03 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2014年09月05日 イイね!

セッティング

最近、日本エレキテル連合というお笑いコンビの「ダメよ~、ダメ、ダメ」が頭から離れません。

さて、今日の話題はセッティングなのですが、クルマのセッティングとはまるで無関係で、英語ネタです。

今日、一緒に仕事をしているT氏から質問がありました。

「”ボルトの軸力が低下した原因は主にボルトのセッティングが原因だ”って○○からメールが来たんだけど、これってどういう意味ですか?」

○○というのは、ヨーロッパの部品メーカです。
なので、実際は英語でメールが送られてきているのですが、日本営業の人が日本語訳を追記してくれていました。
原文ではセッティングはsettingです。

今回のメールの発端は、その○○社勢の部品に組み込まれているボルトの緩みトルクがテスト後に大幅に低下していたという問題です。

緩みトルクなので、実際は回り戻りによるものなのか、ねじ面の摩擦係数低下なのか、ボルトの軸力低下が原因なのかはわかっていません。
しかし、状況的には軸力の低下が原因のようでした。

そこで、○○社に考えられる原因を問い合わせた回答がメールの内容です。

セッティングが原因とはどういうことか!とT氏はややお怒りです。

しかし、さすがにヨーロッパの人もそんな訳のわからんちんなことを言うとは思えません。
そしてふと思い出しました。
以前、コイルバネの作り方をYOUTUBEで調べたときに、バネの製造工程に”セッチング”という工程があり、セッチング行うことで、バネのへたりが無くなると言っていました。

コイルバネがへたるとは、バネが塑性変形するということです。
セッチングは、許容荷重以上にバネを縮ませることによって、予め塑性変形しやすいところを塑性変形させることにより、通常の使用状態では塑性変形しない(へたらない)ようにするという工程です。

すなわち、セッチングとは予めへたらせる工程とも言えます。

そうです!
日本語ではセッチング。
英語ではセッティングです。

意味は”へたり”

ということで、ボルトの軸力が低下した原因はボルトのへたり(塑性変形)が原因というのが○○社の見解ということのようでした。

”setting”を辞書で調べても”へたり”という意味は出てきませんでしたが、逆に”へたり”で調べると”setting”という訳が出てきました。

思わぬところでバネの作り方に関する知識が役立ちました。
最近、しみじみ英語を勉強しなくてはと思うのですが、どうにもやる気がおきません。
なんかいい方法ないかなぁ~?
Posted at 2014/09/06 00:46:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2014年08月31日 イイね!

2014スーパーフォーミュラもてぎ

もはや1週間前のことになってしまいましたが、先週末はスパフォーもてぎを観戦に行ってきました。

結果の方は、スパフォー公式HP(予選決勝)を見ていただくとして、応援していたホンダ勢は、予選ではQ1で無限の山本選手がトップタイム、Q3ではdocomoの野尻選手が2位に入り、上位入賞が期待できる状態でした。

決勝では、ピットアウト時にエンジンがストールするという不具合が発生した結果、上位に入ることはできませんでしたが、レースペースは良かったので、次戦のオートポリスに期待したいと思います。

ところで、今回の予選はS字一つ目と二つ目の間で見ていたのですが、KONDOレーシングのロシター選手がブレーキングした瞬間に、なにやら白い塊がこちらに向かって飛んできました。

僕はてっきり、コース上にだれかがパーツを落として、それにぶつかって飛んできたのだろうと思っていました。

しかし、2周目も量は少ないものの、飛んできます。
しかもクルマから飛びだしてきているようでした。

場所を変えて近寄ってみると、サイドポンツーンから飛びだしていました。
そして、落下物をカメラで拡大して見てみると、その謎の物体からは煙が出ていてドライアイスと推定されました。

結果的には、ドライアイスでインタークーラを冷却したとしてKONDOレーシングと無限が予選結果抹消となりました。

チーム無限のリリースを読むとかなり苦しい言い訳が書いてあるのですが、そもそもJAF国内競技車輌規則第13章第4条の4.3.1と4.4.1(230ページ見てね)には、「ラジエータやエンジンを空気以外で冷やしちゃアカン」って書いてあるので、ドライアイスによる冷却は違反ですな。

こんなインチキしなくても十分優勝を狙えるはずなので、次戦のオートポリスで優勝できるように家で公式ホームページのレースコメンタリーライブを見ながら応援したいと思います。








後ろに転がってる白い塊がドライアイスです。



Posted at 2014/09/01 00:45:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2014年08月22日 イイね!

明日はもてぎでスパフォーです

スーパーGTでは、ついに優勝を果たしたホンダNSX。
しかし、これはウエイトハンデ軽減のゴリ押しと、ポイント上位勢のウエイト増、そしてミシュランタイヤ、ドライバーのがんばりの結果であって、マシンの戦闘力が向上したかどうかについては、大いに疑問でありました。

とくに、スーパーGTとスパフォーで兼用されているNRE(4気筒直噴ターボ)の戦闘力(ドライバビリティと最高出力)が低いことがどちらでも苦戦を強いられていた原因と考えられていたため、エンジン戦闘力向上が果たされたのかどうかが気になるわけです。

そして明日、明後日開催のもてぎスパフォー。
スパフォーではスーパーGTのような意味不明な性能調整はないのでまさにガチンコ勝負となるわけです。
今までの3戦では全くお話にならず、明らかにホンダエンジンがク○だということが明白だったので、その改善具合が非常に気になります。

今日は、テスト走行があったということで、その結果が掲載されていました。
http://superformula.net/sf/apf/ap/NList02.dll/?No=NS019350

トップはトヨタエンジンの石浦選手ですが、2~4位はホンダ製が占めました。

ということで、十分戦える状態まで戦闘力が向上したようです!
実際のところは明日の予選が終わるまでわかりませんが、明日は現地で応援しながらSF14の走りを見てきたいと思います。

Posted at 2014/08/22 23:45:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2014年08月17日 イイね!

茶碗蒸しの食べ方

長かった夏休みも今日で終わり、明日からはまた仕事です。
でも、9月になったら有休たくさん取ろうと企んでいます。

さて、今日のお題はクルマとはまるで無縁の茶碗蒸しの食べ方です。

盆や正月に実家に帰ると、親と一緒に日本食レストランみたいなところで昼食をとることが多いのですが、ほとんどのメニューに茶碗蒸しがセットになっています。

茶碗蒸しがついてくるセットを頼むと、箸とスプーンが用意されます。
そして、茶碗蒸しを食べながらいつも思うことがありました。

「昔の日本には金属製のスプーンはなかったはずだから、昔の人はどうやって茶碗蒸しを食べていたのだろう?」

親に聞いてもわかりません。
うちの親が生まれたときにはすでに金属製のスプーンは一般家庭にもあり、茶碗蒸しはスプーンで食べていたそうです。

昔は木の匙(さじ)を使っていたのではないか?という推測もできたのですが、これは解せません。
なぜなら、日本の食卓にある食器類で昔からあるものは西洋のものに置き換えられていないのです。
箸、茶碗、味噌汁の器などなど、昔から日本で使われていたと考えられる食器類は昔ながらの材質、形状を保っているのに、スプーンだけが金属製に置き換えられてしまう理由が見当たりません。

そこでヤフー先生に聞いてみました。

ななななんと!
昔は茶碗蒸しは箸でグルグルかき回してから飲んでいたそうです。
茶碗蒸しは汁物の扱いだそうです。

これなら納得であります。

さらに親とスプーンを使う食べ物にについて考えてみました。
親が子供のころ(昭和20年代)からあったスプーンを使う食べ物
1、カレーライス
2、かき氷
3、アイスクリーム

ちなみに親が子供のころはシチューは食べたことはなかったそうです。

1~3のいずれもそれらが日本で一般的になるのと一緒に金属製のスプーンが普及したと考えると、いずれも明治時代に普及したようなので、昭和20年には金属製スプーンが普及していたのも納得が行きました。

ということで、茶碗蒸しの食べ方の謎が解け、安心して夏休みを終えることができました。
Posted at 2014/08/17 22:28:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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