
納車時の気持ちを振り返ってみる為に、昔書いたブログ記事を引っ張り出して見ました。
なんだかんだ言って今はカスタムしてしまっているので、よくまとまってたノーマルのチューニングが懐かしく思えます。
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半年待つ事になりましたが無事納車されました!!
その乗り味を自分なりの言葉で現すならば「シングルスポーツ」です。シングルスポーツと言うのは単気筒エンジンを搭載したバイクを注す言葉なのですが、何故そんな言葉が出て来たかと言うと、以前乗っていたSR400と言うバイクにかなり雰囲気が似ているからです。
単気筒エンジンを搭載したバイクと言うのは、並列エンジンと比べて横方面への張り出しが無いのでバンク特製が軽快で安定感があり、トルクの立ち上がりが鋭いので後輪でグイグイ押し出して曲がって行くイメージですが、その軽快感と鼓動感を四輪車で再現して更に限界を上げて行った感覚です。
街中でもその感覚を味わう事が出来るのですが、真に特筆すべきは峠道です。水平対向エンジンをボディ中央の低い位置に設置している為に回頭性は軽快かつシャープで、普通だったら限界に近いようなコーナーでもストロークに余裕があり、更にアクセルを踏み込んだり路面が荒れていたとしても、タイヤのグリップが急に失われる事が無いので、結果的にAWDに近いトラクションをかける事が出来ます。スバルがBRZを2WDのAWDと言う意味不明の売り文句をしているのも理解出来ました。しかも、AWDに比べてパーシャル域でアンダーが出にくい為にコーナリング最中の自由度が高く、Rが途中で変わるようなコーナーを今まで以上に軽快にクリアする事が出来ます。
ちなみに峠を走っている最中に大雨に降られましたが、コーナー出口で外側のリアタイヤが多少空転する場面があっても、サスペンションに余裕があるし電子制御のおかげもあって、全く挙動に全く乱れはありのせんでした。
エンジン特性もまた単気筒を思わせるようなレスポンスで低速からトルクが発生し、アクセルを足に乗せた瞬間に後ろ足で路面を蹴って駆け出すような「馬乗り」感覚を味わう事が出来、峠道ではギア比とのマッチングが良くターボ車以上に鋭い立ち上がりを見せます。低速で「くるっぱ、くるっぱ」と連続するような峠道ではブーストと回転数を満足に上げる事が出来ないので、ターボ車よりNAの方が感覚的な速さを味わう事が出来ます。
そして、そんなシャーシ・エンジン特性に合わせて気分を演出するのが、サウンドクリエイターと言うアクセルを踏み込んだ時のみ吸気音を室内に響かせる装置で、かなり上手く音質をチューニングしているので吸気音と言うよりも鼓動と言った方が正解なぐらいの気持ちよさです。音質は違うのですが鼓動を感じさせるサウンドを楽しめると言う所もシングルエンジンに共通していると思います。
…ただ、この水平対向NAエンジンにも単気筒エンジンに近い弱点があります。それは、高速域でのトルクがスカスカな事です。ターボ車の場合は高速走行時はブーストが掛かりやすい状態な為、坂道や追い越し等でシフトダウンせずともアクセルに足を乗せただけで軽々車が加速して行きますが、NAエンジンの場合はスピードが乗っている状態からアクセル操作だけで加速する事は出来ません。まぁ、今まで乗って来た車が高速走行に適したエンジン特性だったってだけで、一般的なエンジンはこんなものかも知れませんが。そのせいもあってBRZに乗るようになってから、高速道路と言うよりも一般道が楽しいと思うようになりました。
Posted at 2014/03/12 13:19:10 | |
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