さとよんのブログ一覧

今日は年度末、何人もの先輩方が退職いたしました。

この時期に退職されるのは皆さん心苦しいようですが、こちらとしてもちゃんと見送ることができないということに申し訳なさを感じています。

本当に長い間お疲れ様でした。

そして、ご指導ありがとうございました。

私の職場からは、とある女性が中途退職しました。

彼女は以前から体調不良と家庭内の事情にかなり悩みを抱えていました。

それでも、いつも精一杯の笑顔とダジャレで周りを明るくしてくれる・・・。

昨年、私事で私がブログを休んでいたとき、実は仕事辞めようかかなり悩んでいました。

そんなとき、彼女からいただいたメールで気持ちが落ち着き、前に歩むことができ、今の自分があります。

自分自身が大変なのに、さりげなく見守ってくれるとても優しい人です。

感謝してもしきれない・・・。

本当にありがとうございました。

震災により送別会ができなかったので、その時に心ばかりのお礼をしたいと思います。

今度は自分自身の身体をいたわっていただき、また元気な笑顔と切れのあるダジャレを見せてください。

昨日書きましたブログへの反響にびっくりしています。

ＰＶが4,000を超え、800人を超えるかたにイイネを付けていただきました。

本当にありがとうございます！

現状は回復しつつありますが、まだ長い道のり一歩一歩歩んでいきたいと思います。


今日は、ここで出会った皆さんに感謝したいと思います。

昨日お友達の健ＭＡＸさんが、私に電話をくださいました。

「身体は大丈夫か・・・？」と。

実はガソリンが無くて、病院に行きたくても行けない・・・通勤は歩きなので問題ないんですけど、不眠症で・・・震災以降余震などでなかなか寝付けず・・・体調が思わしくない状況が続いていることをお話ししました。

「わかった、俺ができることやる。待ってろ！」

もうそれだけで泣いちゃいそうだったんですが、気がついたらおいらの為にブログをアップしてくださって、おいらのところにガソリンを届けられる人がいないか。と呼びかけてくださいました。

もうね・・・泣いちゃいますよ・・・それじゃなくても涙腺緩いのに・・・



花粉症で・・・



そんな中、ゆちやんさんが「カート用の携行缶に5リッター入ってる。それからあと10リッター携行缶に入れた。今からそっちに行く！」

というご連絡をいただきました。

まだ、勤務中だったのですがわざわざ職場に来てくださり、自宅まで移動し携行缶から無事に15リッター給油できました。

本当にありがとう・・・(･_･、)

ここでの出会いに感謝いたします。

他にもご心配をいただいた何人かのかたから直接電話やメールをいただきました。

ありがとうございました。

月曜日に病院に行ける分のガソリンは確保できたので、しばらくは様子をみて、落ち着いた頃に満タン給油したいと思います。

昨年流行語にもなったＮＨＫスペシャルの「無縁社会」特集において、「現実逃避のためネットを利用し、現実には人と触れ合いの少ない「無縁」な人」という主旨の放送がなされ、出演者から「ネットの繋がりはコミュニケーションの形態の一部。現実社会と変らない」と抗議がＮＨＫに対しされたことがありました。

その通りです。

むしろ、形骸化されたこれまでの人間関係より、つながりが深いのではないかと感じました。

皆さん、本当にありがとう！

もう少し前に進めそうです！

震災後ほぼ毎日避難所に居ます。

はじめの避難所で起きた出来事です。

私たちはどこの人であれ、避難してきた人へは平等に避難所に入っていただきました。福島からおいでになった方達にも、当然入っていただきました。

ある日、一人の上品なおばさまが私たち係員に近寄ってきて言った言葉に愕然としました。

「あの人たちは福島から来た人？服に放射能が付いてるんじゃ無いの。あのままじゃ私たちまで被曝しちゃうじゃない。服脱がせなくていいの？」

当然、その必要はないこと。避難所は平等に避難民を受け入れる旨説明しましたが、近所の人と思われる人たちに耳打ちをして、数人出て行きました。

そのいきさつを見ていた福島からのかたは気まずかったことでしょう。

こりゃ、まずいと思い、速攻上司に電話し、避難所で起きようとしている「差別」についての問題提起をしました。

上司も私と同じ考えを持ってくれ、「上と対策について検討する」と力強い言葉をいただきました。

その間もぞくぞくと福島からの避難民は増え、避難所の半分が福島の人になりました。中には双葉郡からの避難者も居ました。

私が担当する時間も終え、本部に戻り上司に「例の件どうなりました？」と聞いたところ・・・涙目で・・・

「うちは、福島県民の受け入れは行わない。福島県民が避難所に来た場合にはその旨説明することになった・・・」と。

上司はもう・・・激怒ですよ、おいらは脱力・・・何もできない組織、行政が行う「差別」という行為にもう、涙が出ました。
上司は私には本音を言ってくれましたが、他の部下には、そういうことになったからやらなきゃならないと強い口調で・・・そういうことを部下にさせさければならないことが切なかったことと思います。

代替え案もなく、ただ、ここから出て行けと・・・。

うちは、その状況が約１２時間続き・・・翌日にやっと福島の人用に避難所ができました。（福島の人用っていうのもどうかと思うけど）

ただ、避難所に入る前には保健所で所定の検査を受けなきゃならない。

その保健所もやってる時間が「８：３０～２０：００」まで。

２０時過ぎについた人は最初についた避難所の「駐車場」で夜を過ごせと。

もうね・・・こういうところに産まれたのをこれだけ後悔したことはありませんでした。

はじめに「福島からの住民の受け入れ」を県が打ち出していたにもかかわらず、何の手立てを打たず、市町村の避難所に被災者が入ってきてるにもかかわらず、彼らになんおフォローもできない・・・本当に申し訳ない気持ちになりました。

いち早く茨城は復興して、福島の皆さんの復興のお手伝いをしたい。

原子力政策の転換は余儀なくされると思いますが、原子力発電所がある以上放射能に対する正しい理解が必要なことを認識しなければいけませんね。

あまり、過剰反応することは、風評被害につながるので冷静に対応しましょう！

この記事は、私たち被災者・避難民は、病原菌じゃないぞ！＠私だけ「いわき市」に戻ったについて書いています。

茨城は被災地です。

災害救助法の適用を受けている被災地です。


にも関わらず、テレビのニュースでは東北地方の地図のみしか映し出されない。

あげく、東北地方に行き渡るべき物資、食糧が茨城で消費されていると言われる。

今日いわき市長への電話取材の記事を読んだ。

「風評被害で機能まひ＝進まぬ復旧「安全と伝えて」―屋内退避圏、いわき市長が訴え」

以下抜粋

いわき市の放射線量は健康に影響がないレベルだが、対象地域と報じられて以来、物資が届かなくなった。水道はほとんど回復せず、食料やガス、医療資材などが不足する厳しい状況だ。「運転手が嫌がって日立や郡山で物資が止まってしまう。物流だけでなく行政機能もまひしてしまった。復旧にまったく手が出せない」

抜粋終了


事実として１００キロ以上離れている茨城近辺にとどまっている車はあるかもしれない。しかし、そこで荷を下ろし茨城で消費されていることはないと思っている。

というか、あってはならない。

茨城県内でも、TB先でかかれているようなことが行われている。

トップ画の写真は日立市内のとある海岸の画像である。

津波からの避難時に、ロックをしないで避難した人が多かったためか、ほとんどの車の給油口が開けられている。

それに、ホイールの盗難もある。

悲しいがこれが現実である。

ここに居る人たちは車を愛する人たちだからそんなことしていないと思うけど、絶対にやめて欲しい！

この記事は、タブーだろうけど書くよ。もの凄くショック．．．人ってここまで残虐になれるの？について書いています。

あれから4日が過ぎました。

映画のキャストになったような気分です。

というのも、今起こっていることが本当なのかわからないんです。

今までに経験したことのない「震度６強」という揺れ。

最初は何が起きたのか・・・全くわかりませんでした。

先日宮城県沖で起きた地震と揺れ方が似ていたので、その余震かな・・・などと思っていましたら、徐々に揺れ幅が大きくなり、気がついたら職場のパソコンが落ちないように手で押さえていましたが・・・動けなくなりました。


以前こんな報道がされ、それが頭をよぎり・・・怖くて・・・

以下、引用・・・

「日立市全庁舎「耐震補強が必要」と診断結果」

日立市は2月17日、構造耐震指標(Is値)に基づく第1・第3市庁舎の耐震診断結果(追加分)を公表した。

Is値は0・6を下回る場合、震度6強～7程度の規模の地震発生時に建物が大きな被害を受ける可能性があるとされている。

診断結果は、第1庁舎(地階を除く1、2階)は0・31～0・48、第3庁舎(1-4階)は0・20～1・69。既に公表されている第2、第4、第5庁舎については、それぞれ0・18～0・67、0・29～1・36、0・13～0・72で、追加分を含めた全庁舎の判定結果はすべて「耐震補強が必要」となった。

市は「当面、現庁舎の耐震改修を想定した場合や新築を想定した場合などの具体的な調査研究に取り組む。所要データ算出のための調査費を新年度予算に計上したい」としている。

引用、終わり

幸い倒壊は免れましたが・・・・被害が大きい・・・

それに、余震が起きる度に立ち上がり、いつでも逃げることができる体制にしなければいけない・・・命がけです。

次は倒壊するんじゃないか・・・・って思うと、ものすごく・・・怖い・・・。

徐々に地震のことを書いていこうと思いますが、今はまだ水道が復旧していないため、避難所運営に携わっています。

みんな、がんばっています。

今日市内で「中部電力」の車とすれ違いました。

こんなに遠くまで来てくださっていることに感謝！

特にライフラインの復旧に全力を注いでいる皆さんにはエールを送りたい。
現場でのいらいらは我々が引き受けるから、早期復旧のため全力でがんばってください！

茨城県も被害が甚大です。でも、そのことがあまり知られていません。

電気はやっと県内のほとんどが通電したと思われますが、所々停電しているところもあるようです。

それから、水と、都市ガス・・・これの復旧のめどが立たない・・・、給水所には朝から長蛇の列・・・・

水がほしい・・・すごく・・・風呂も入りたい・・・

でもね現場はがんばっています・・・でも予想を遙かに上回る現状では、作業が追いついていないのが現状です・

だから、決して作業員を責めないでくださいね！

彼らは必死にがんばってる。

意見があるなら行政に言わないと。

私・・・4日間風呂には入れません・・・他の住民の方も同じだと思いますけど、けっこうこれって・・・・ストレス・・・(･_･、)

自衛隊の簡易風呂って・・・来ないかな・・・。

なんだか、まだ気持ちが整理できていないのでよくわからないブログになっていますが、みんなでがんばって乗り切りましょうね！


追伸・・・

微食倶楽部はこういう状況なので、延期します。