今回は車の損害額についてです。
金額はのせるかどうかは迷いましたが、少しでもみなさんの参考になることを期待してのせることにしました。
車の事故以外でもこういった問題が起きると損害をどこまで補償すれば良いかという問題がでてきます。これは法律でもしっかり明記されている時価額賠償という考え方に基づいて行われます。今現在その車の価値がどのくらいあるか?ということです。知っている方は知っているのでしょうが、レッドブックというものが出回っているらしく、この車のこの型式、何年式など全ての車の評価額がのっているもので、僕のH16年式HS、約3万キロの条件だと286万という金額がでました。アフターパーツの数が数ですからこの金額で当然納得できる訳ではなく、全て認めてもらう方向で話を進めていきました。
僕自身も何がいくらでどこに何がついているのか、完全に把握できる状態ではなく、全てを一つ一つ出していると時間がかかりすぎる+有利にことを運ばせるためにまずは壊れたパーツのみピックアップしてその定価、取り付け工賃を全て計上しました。
これは僕が真剣に思うことですが、特にみなさんのようなみんカラ登録者はもしものときのために定価と工賃、何がどこについているかはまとめておいた方が良いです^^;
レッドブックの評価額については客観性が十分にあるのでそのままの条件を呑みました。ただこれにはMOPが全く含まれていません。僕のMOPは購入時で37万あったのですが、これに減価償却(一般的には1年10%減らしいです)した金額を二年として29万の条件で呑みました。普通はここにMOPは入ってこないらしいのですがここは絶対譲れないところとして交渉しました。
僕のような状態だと完全に保険屋は代理の鑑定人を立ててきます。鑑定人といっても僕のような車だとまるっきりさじを投げるしかないような状態です。Dラーも含めて全く手のつけようがない状態でした^^;パーツのつけ過ぎも考えものですね^^;
アフターパーツの損害分はみんカラのアップ状況をDラー、相手の保険会社に見せながら壊れているもの、壊れている可能性がかなり高いもの、MC後に乗り換えるにあたって使用できないパーツを全て拾い、部品代と取り付け工賃(車は買い替えることに初めからしていたのでのせ買え工賃)をリストアップし保険屋と交渉した結果、全てが定価で買っている訳ではないし、取り付けてから0~2年の幅があること、工賃が予測の工賃であること等から、部品代は減価償却率90%、工賃は70%で話がまとまりました。そして乗せ買えの時壊れていることが新たにわかった分に関しても同様の補償をしてもらうことにし、一応の賠償認定額が決定しました。トータルで約200万程度となりました。
ここでの自分で思うポイントは乗り換える車をMC後に決めたこと、MOPを認めさせたこと、アフターパーツは絶対に譲らないこと、のせ買えにあたって使用できないものまで認めさせたこと減価償却率を納得のいく幅で決めたことなどでしょうか。
ここに記してあるのはまだ途中段階の話です。最終的には交通事故紛争処理センターに話を持っていき、条件等かなり変わってきましたが、センターに持っていくためにも一応の評価額がないと話が進まないので急いでここまで話をまとめました。続編はまた時間があるときに^^
事故回想録 その一
Posted at 2006/09/04 23:00:38 | |
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