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2015年03月21日 イイね!

軽スポーツ復権の先鞭となるか?新型アルトターボRS試乗記

さて、久々の試乗記です(汗)

今回試乗したのは、昨年12月末に登場した新型アルトから遅れること約3か月、ようやく登場したアルトターボRSです。

アルトとしては15年ぶりのターボ車となりますが、昔我が家にアルトワークスがあった事と、そして今現在私がアルトに乗っていることもあり、ようやく地元にも試乗車が来たので試乗に向かいました。


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【エクステリア】




昨年末に発売された新型の標準車と同じ、先代型から大きく変貌したデザインを、よりアグレッシブに演出するエアロパーツが目を惹く。









ブラックのボディに、レッドの加飾とメッキパーツがアクセントとなり引き締めている。

個人的にリアスポイラーは標準のアルトにも流用したいパーツである。


Xグレードと同じ15インチアルミホイールが備わる。


そしてタイヤの奥にはKYBのショックが覗く。


【インテリア】

室内に乗り込むと、標準車と異なる、赤のアクセントを加えた黒基調の内装が目に飛び込んでくる。




メーターはタコメーターを備えた3眼タイプとなる。



【走り】


そしてここから気になる走りについて。

新型アルトには、スズキの新開発した次世代型の新型プラットフォームを採用している。

このプラットフォームのメリットは、従来のプラットフォームより軽量に、なおかつ高い剛性を確保することができるというものなのだが、その効果は標準車だけでなく、スポーツ色を強めたこのモデルに対しても有利に働いたようで、KYB製ショックをはじめとした専用の足回りチューンもあって、ノーマルのアルトよりも更にしっかりと地を捉えるような、踏ん張り感のある走りをするのが特徴的だった。

また、R06Aターボエンジンは、低回転域からも力強く、高回転域まで回すとより元気になり、それでいた従来のK6Aのような高回転型エンジンよりも遥かに扱いやすく感じた。

しかし、少し気になったのが、AGSのことである。

ターボRSは、スズキが新開発して、既に国内向けではアルトの「VP」やエブリィバンに採用しているオートギアシフト(AGS)のみの設定とされている。

今回は、スポーツモデルという事もあって、MTモードに放り込んで積極的にシフトアップ/ダウンを試みてみた。

だが、今回は平坦な路面がメインであったせいもあってか、今一つAGSのメリットを感じ切れないという印象に終わった。

一般的なCVT車のシーケンシャルと違い、アクセルとシフト操作をある程度合わせないと、加速がギクするのはMTと同じで、それでいながらクラッチ操作を要しないという操作に違和感しか感じなかった。

しかしながら、回転数が単調に推移するCVTと異なり、踏み込んだだけ音もフィールも変化し、ローギアからアクセルを踏み込むと、グッと沈み込むように勇ましく加速し、それが実に心地よく感じる。
今回は短時間の試乗だったが、もう少し長い時間運転することができれば、よりAGSのメリットを体感できたかもしれない。

【結論】


今回試乗してみての感想だが、やはりMTが欲しくなるという感想が湧いた。

アルトターボRSのコンセプト的には、かつてのアルトワークスのような「本気のモデル」というより、

日常使いからスポーツ走行までこなせる「GT」というべき位置づけで開発したのかもしれないが、このターボRSにかつてのワークスのような「アツさ」を求める層はいるはずであり、そうした層にとってAGSでは物足りなく感じるのではないだろうか。

久々に登場した「本格的軽スポーツ」であるだけに、ただ登場させたっきりで終わってしまうことなく、先述のMTモデルの追加や、Keiワークスのようなレースベースモデルの設定など、さらなる発展を望みたいところである。



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以上アルトターボRS試乗記でした。
個人的にはやっぱりMT欲しいところですね…。
Posted at 2015/03/21 19:33:44 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗記の様な何か | 日記
2015年01月09日 イイね!

これぞ軽のあるべき姿?新型アルト試乗記

これぞ軽のあるべき姿?新型アルト試乗記さて、前回のフルモデルチェンジから5年が経過した2014年末にデビューした、8代目に当たる新型アルト。
発売前からTwitter等にデザインが流出し、その先代と大きく異なるデザインに話題になりましたが、このたびディーラーに配備されたようなので早速試乗に向かってきました。


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今回試乗したグレードは、上から2番目に当たるSである。


発売前に賛否両論を生んだフロントマスク。みんカラや各SNS内ではやれダサいだの終わっただのなんだのと叩く心無い輩もいましたが、旧車のような雰囲気を持たせつつ、先代の女性らしい雰囲気から一転して、性別を選ばず誰が乗っても似合うようなデザインになっているように感じます。




リアバンパーにバックランプが埋め込まれ、リアビューは個性的となっており、なおかつ開口部を大きく取ることに成功しています。


内装はダッシュの一部にカラード成型のパネルを配し、シンプルな中にもアクセントとして実に映えるデザインになっています。(画像はXグレードのもの)


メーターはヘッドライトをモチーフとしたデザインになっており、大型単眼メーターは見やすいですが、インフォメーションを右のメーターに収めているためか少々見づらく感じますね…。



さて、運転してみての感想ですが、(標準モデルとしては)新しくR06Aエンジンに変更されたこともあり、軽量化によって全体的にボディ自体は薄くなっているにもかかわらずエンジン音は回してもうるさく感じず、高速で走行している状態であっても従来のK6Aエンジンよりストレスを感じません。

また、最も軽いモデルならば先代型より約-100kgも軽量化した610kgという超軽量ボディのおかげもあり、滑り出しも鈍重さを感じず、スムーズに発進し、加速もより滑らかに感じます。

一見デザイン優先と思われるリアウィンドー周りも、必要にして十分な視界がしっかりと確保されており、視認性は悪くありません。

しかし、ヘッドレストが一体化したハイバックタイプのシートは、正直運転していて違和感を感じます。


しかし気になったこともあります。それはタイヤとホイールです。


まず試乗した車両はスタッドレスに換装されていますが、Xを除くグレードには13インチのスチールホイールが装備されており、これ自体の乗り心地には何の支障もありません。


しかし、Xに備わる15インチになると、元々サスペンションチューンが固めに設定されているからか(新車だから?)タイヤハイトが薄くなる分段差等での突き上げが強く感じます。

15インチホイールは見た目的にも優れますが、実用での乗り心地を重視するなら13インチの方が良いですね…。

全体的な感想としては、ボトムエンドを担うモデルらしく、内装の一部がボディ剥き出しであったりする事からも感じられるように、随所に「必要最低限」としての割り切った設計を感じ取ることができます。(バンモデルのVPはリアウィンドーの開閉不可としたレベル)
しかしながら、決して「安っぽく」感じさせず、むしろ「お洒落」に感じさせる演出の仕方は、初代ワゴンR同様の「道具としての美しさを持つ車」に感じます。
近年の軽自動車が高級化路線に傾向している中で、この潔ささえ感じる割り切った設計の新型アルトは、これからの軽自動車の有るべき姿の指標となるのではないでしょうか。


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以上新型アルト試乗れぽでした。

5AGS搭載車、気になるんですが下級グレードとバンにしか備わらないので運転の機会があればしてみたいものです…
Posted at 2015/01/09 21:07:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗記の様な何か | 日記
2014年07月05日 イイね!

REAL SPOATS TOURER スバル レヴォーグ試乗記

さて、昨年10月の東京モーターショーで公開されて以来、久々に「国内専売車」を謳うモデルとして話題を集めたレヴォーグが、遂に先月末正式発売され、試乗車が各地のディーラーに配属されたと聞いて、早速試乗に向かった。

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今回試乗したのは、最下級グレードである1.6GT。話題のeyesight Ver.3は非装着である。


対米輸出を考慮した結果大型化したBR系レガシィと比較すると、車幅を除くとほぼ先代BP系レガシィクラスまでダウンサイジングを実現したことにより、よりワイド&ローなフォルムになっており、結果サイドフェンダーに豊かな起伏を与え、非常にグラマラスなボディフォルムとすることを実現している。


1.6GT専用のホイールは空力性向上の為のキャップ&ブラック塗装&切削加工のホイールの組み合わせとなる。




シートは非常にサイドサポートが深く、ガングリップ状のステアリングも手に馴染むため、安心して運転に集中することができる。


メーターはレガシィ等同様、車内に乗り込むとウェルカムアニメーションがセンターモニターに表示されるようになっている。



そして走行フィールだが、最初の時点では1・8トンを超える車重を1600ccのエンジンで動かすのはパワー不足感が否めないのではないかというのが正直な感想であった。

しかし、アクセルを軽く踏み込むだけで車体はスルスルと加速し、少し強くアクセルを踏み込むと、背中を強く押されるようにグングンと速度が増すである。

以前、2000ccで300psを発揮するDIT(レヴォーグの2.0と同じ)搭載モデルのBR系に試乗したことがあったが、車重こそ違えど、その時感じた加速とほぼ同等、あるいはそれ以上の加速を体感することができた。

また、シャシーの基本部分を上級車種である次期WRX STIと共有している為か、車体がふらつくこともなく、切れば切るだけ曲がっていく、オンザレールと呼べるハンドリングが実に印象的であった。

また、不整地でも段差を超える時の突き上げをあまり感じることはなかったが、レビューなどを見ると18インチ仕様車は若干突き上げが強いという。

また、このブログ用の写真を撮影した後に、転回の為にバックする機会があったのだが、車体が大きく不安を感じたレガシィの時と異なり、レヴォーグではそうした恐怖感を感じなかった。


スバルが「25年ぶりのフルモデルチェンジ」と称していただけに、まさにポスト・レガシイとしての気合を感じることができる非常に意欲的なモデルであると感じた。
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以上レヴォーグ市場れぽでした。

久々に「国内専売車」として発売しておきながら、中身はWRX STI等と同等のハイスペック…

個人的には次期型WRX STIのコンポーネントを移植して、EJ20+5MT、足回りもSTIチューンの限定車とか出たら最高に面白そうなんですけどね…
Posted at 2014/07/05 23:36:58 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗記の様な何か | 日記
2014年02月22日 イイね!

最後発の強みはあるか? ニッサンデイズルークス試乗

先週発生した大雪の影響で現車到着が遅れていたデイズルークスですが、今週になってようやく現車が配備され、ナンバーが付いたようなので、早速試乗に行ってきました。

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今回試乗したのはハイウェイスターの4WD、NA仕様である。
先に登場したデイズのハイウェイスターと同じようなデザイン意匠を採用している。



ボディパネルの構成自体は直線的ながら、ベルトラインがリアドア後端で跳ね上げられていることで、サイドのプレスラインと相まってスタイリッシュ感を演出し、サイドフォルムをのっぺりと感じさせないようになっている。



メーター周りはデイズと共通のようである。


試乗してみて少し気になったのは、エンジンである。
同じボディ形式を採用している車種と比べると車重が重いため(最も軽いモデルでも920kg。ちなみにスペーシアで一番軽いモデルは840kg)、NAだと加速が若干もたつくところがある。
また、今回は始動直後という事もありアイドリングストップが作動しなかったが、アイドリング中はエンジン音が比較的大きく、カタカタカタ…という振動が感じ取れたことも気になった。(始動直後なことが影響しているのかもしれないが)


ここからは装備面の話。

後部座席は最長の260mmスライドという事もあり、最大まで後ろに下げた状態だと足を投げ出して座ることができ、またリアシートの背もたれはレバーにより段階調節が可能となっていたり、リアドア内部にロールサンシェードが格納されていたりと、ライバル車を徹底研究しつつ新たな強みを投入しているのが好印象であった。また、同クラスでは初採用となるリアサーキュレーターも、何気ないように見えて実にありがたい装備であると感じた。



デイズにも装備されているお馴染みアラウンドビューモニター。
ミラー下部の「CAMERA」ボタンを押すと視点の切り替えができ、死角の確認をしやすいが良かったが、やはり慣れるまでは直接視認した方が個人的には具合がよかった。


最後発だけにライバル車と比較を徹底した上で開発されていることが感じられたが、いかんせん価格が少々割高なのと車両重量が重めなことで燃費が今一つなのが気になった。
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以上試乗れぽでした。
果たしてデイズルークスはライバル車達の牙城を崩せるのか今から気になりますね。
Posted at 2014/02/22 19:16:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記の様な何か | 日記
2014年01月09日 イイね!

遊べる軽、スズキハスラー試乗

遊べる軽、スズキハスラー試乗さて、昨年末デビューし話題となっている新型ハスラーですが、市内のディーラーを覗いたところ、早速ナンバーの付いた個体がいたので、早速試乗してきました。



ナンバーが付く前の写真しかなかったという…
今回試乗してきたのは最上級グレードのXターボ。ボディーカラーはアーバンブラウンパールメタリックである。
ラパンのハイリフト版のようなルックスだがプラットフォームはワゴンRの物である。



ホワイトのカラーパネルがブラックの内装にアクセントとなっている。




メーターは大型単眼タイプのものが備わる。
ちなみにメーター上部はアイドリングストップ中の為グリーンに発光しており、エネチャージ作動中はホワイトに発光するようになっており、一目で作動状況や走行状況を判別することができる。
また、アイドリングストップ中は、エンジン停止時間をタイマーで表示したり、砂時計のアニメーションを表示したりと、クルマのキャラに合わせた表示方法となっているのが印象的である。


ちなみに乗ってみての感想だが、乾燥状態の平たん路での短時間での試乗だったため、ハスラーのポイントであるヒルディセントコントロールやグリップコントロールは試すことはできなかった。

しかし、ワゴンRと共通の新型プラットフォームを採用していることで、車内はワゴンRよりも若干車内高は低くなるものの、アイポイントは高く非常に運転しやすくなっている。

ロングホイールベースであることに加え、大径タイヤの採用と前後オーバーハングを短く取っているため、全高こそ高いが安定性もあり、それでいて小回りも効くため運転しやすくも感じた。


ちなみにこのハスラー、新車効果に加え増税前の駆け込み需要も相まって、初売りセールの3日間だけで全国で1万台の受注を受けるという幸先良い滑り出しの模様である。

生産ラインの関係で登録は4月以降になってしまうが、増税による支払額の増加分は、今月に限りディーラー側で立て替えを行っているという。これはどこのメーカーも同じだが…

クルマとしては面白そうだけに、これから先も堅調に売れ続ければいいのだが…


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以上試乗れぽでした。

このクルマに関しては、今回の試乗だけでは魅力をつかみきれませんでした…
多分実際に所有してみて、あちこちに連れ出して様々な使い方をして初めてこのクルマの魅力が分かるのかなーと…
Posted at 2014/01/09 21:02:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗記の様な何か | 日記

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